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和書 507216 (59)



Pain of Love (クリスタルロマンス)
販売元: 桜桃書房

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PARTNER3 (中公新書)
販売元: 中央公論新社

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 事件と平行して、ヒロインの刑事ドロシーの誕生日パーティーで主人公コンビの一家が一堂に会するシーンもありますが、ドラマとしてはいまいち盛り上がりに欠ける気がしました。周囲はそれとなく、主人公カップルの誕生をほのめかし、当人たちも意識しているのかしまいとしているのか、微妙な雰囲気の中、ヒロインを理解している様子の相棒セシルの言動が、ヒロインの恋人よりも目立つようになると、仕事のパートナーが、人生のパートナーとしても理想なのか、という本書シリーズのテーマが、次第に表面化しつつあるように読めました。特に、刑事の場合、夫婦でコンビを組む道義的な難しさを言い訳にするセシルの気持ちと、年齢差を越えた恋愛や児童福祉の問題もからんだ今回の事件に対し、どこかやるせない感情を抱くドロシーとの対比が、さりげなく描かれており、今後の二人の展開に期待を持たせます。また、主人公コンビを、「お嬢ちゃんたち」と言ってはばからない、嫌味な同僚コンビもすっかり定番と化し、今回では、主人公たちの行く先々で表れるのも面白いと思いました。




PARTS(パーツ) (飛天文庫)
販売元: 飛天出版

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Pastiche シャーロック・ホームズと薔薇の封印
販売元: 新風舎

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 女王陛下の薔薇作り、薔薇園芸家アーサー・ウォーカー氏が農薬による中毒で死んだ三日後、その妹と名乗るミス・アリス・ウォーカーがベーカー街を訪れた日、事件が始まりました。
 女性にしては長身で、これで前が見えるのかと思えるほど色の濃いヴェールで上半身の半ばまでおおった娘は、ウォーカー氏の死は事故であろう、と言う推定に反し、そんなはずはない、といいます。

 裕福ではないと言うその娘は、せめてもの依頼料として、10ポンドの紙幣を取り出し、調査の上何かの解決を得ることができたら、新聞に広告を出して欲しいといいました。

 謎と秘密、風雅と退廃、富裕と清貧。ヤンガー・サンと呼ばれる貴族の次男、三男たち。わが薔薇。
 美しき薔薇、フェア・ヴィクトリア。

 For nothing this wide universe I call. Save thou, my rose...   in it thou art my all.
 あなたなくして、この広い世界には何もない、わたしの薔薇よ...  あなたが、私のすべてなのだ

 シェークスピアの美しいソネット。意外な展開。驚くべき結末。そして、プロローグへつながるフィナーレ。
 新しい文章、繊細な心、華麗な淑女。
 ああ、こういうパスティーシュを書く日本作家がいたんだ。 




風の陣 天命篇 (PHP文庫 た 20-6)
販売元: PHP研究所

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恵美押勝の乱からしばらくした後、再び朝廷を謀反の騒ぎが襲った。和気王の謀反である。だがそこに嶋足の許嫁の益女までもが巻き込まれていた。

かくして首謀者の和気王と上皇・道鏡の呪詛を行った益女は死罪を申し渡された。だが、益女はうれしかった。愛する嶋足の手に係り死んでいくのならば・・・。

益女の死後、腑抜けとなった嶋足の前にようやく天鈴と多麻呂が現れる。そして言う。益女の敵をとりたくはないのか!。そして嶋足は誓う、どんなことがあろうとも益女の敵は取ると。

だが、道鏡の権勢の前には容易に攻め込むポイントが見つからない。名案と思って実行した策も全て弾かれてしまう・・・。果たして、嶋足、天鈴、益人、多麻呂らに勝ち目はあるのであろうか。

本巻は、宇佐八幡からの託宣を受けて都に戻ってきた和気清麻呂が、天皇を始め全ての貴族たちの前で神からの宣託を述べるところがクライマックス。さて、一体どのような託宣が下されたのか・・・?

さすがに道鏡相手には天鈴・嶋足・益人・苅田麻呂の四名でも荷が勝ちすぎるのか。だが、ここで新たな仲間が。そう和気清麻呂。都で公正明大の判断ができる数少ない人物。この者を仲間に加えたことで、蝦夷たちの先に新たな光が差し込んできたような気分でもある。

なお第4巻のハードカバー版の発売は9月とのこと。できればハードカバーとしての出版よりも文庫版の発売を優先させて欲しいな。




七人の十兵衛 (PHP文庫 ま 37-1)
販売元: PHP研究所

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山本博文教授の江戸学講座 (PHP文庫 や 37-1)
販売元: PHP研究所

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PINK (双葉文庫)
販売元: 双葉社

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繊細な描写と複雑な過去。次々と現れては解けていく謎。それにつながる
本当の自分…。
この本は話の冒頭から読み手を惹きつける力を持っています。
ある日とつぜん感じはじめた違和感・謎。その全てが解けた時、私は泣いていました。
読み終わったあと、自分の身近な人への愛を今まで以上に感じます。




PINK
販売元: 双葉社

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夫は別人かもしれないという疑惑。謎のメール。殺人事件。被害者はメイの知り合い、そして驚くべきことに夫の愛人だった。やがて夫が被疑者として警察に・・・。
めまぐるしい展開。真実はどうなのか?一気に読者を引っ張っていく。作品全体を通してメイの心理状態も、よく描かれていた。彼女の苦悩する様子が、しっかりと読み手に伝わってくる。ただ、前半にくらべ後半はインパクトが弱い。ラストの謎解きもそんなものなのだろうかと思ったが、ちょっと不満が残った。




PLAY プレイ
販売元: 朝日新聞社

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『マニアックス』、『ミステリーズ』のシリーズともいえる、
テーマ別短編集といえるでしょう。

私としては残念ながら、
ミステリの可能性を探った『ミステリーズ』寄りではなく、
ホラーと言っていい『マニアックス』のバリエーションです。
ほとんど倉阪鬼一郎が書いたかと思わせるダークさ!

ホラーといってもミステリのエッセンスや構成トリックは
ピリッとした山椒のように効いているので、
そのあたりの仕掛けも楽しめます。


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