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和書 507216 (89)



あなたの知らない私 (扶桑社ミステリー)
販売元: 扶桑社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

鮮烈なデビューを飾った第一作『狂気の愛』に続いて、ローラノはまたも面白く力強い。
スコペトーネ作品、特にこのローラノシリーズの力は、何と言っても主人公の一人称で語られる女性の心理描写が非常に繊細でうまく、説得力があること。夢中で読めてしまう。

ローラノは作者スコペトーネ同様にレズビアンであり、イタリア系であり、行った先々でバカにされてしまうほど、外国人にしては小柄な女性探偵。

NYの物騒な裏町で、レズビアンの女性探偵であるローラノが受ける理不尽な侮辱や危険もリアルに描かれているが、それもむしろローラノの、ただ男勝りなのではなく、潔く、筋の通った生き方の源泉として、物語に不可欠な要素になっている。ローラノの、様々な仕打ちを勇気や優しさに変えていく力か㡊??生まれる彼女の自信が、リアリティと共にさわやかさを生み出している。

あらすじは商品レビューに載っている通りで、この第2作では、長年の恋人・キップよりも古い幼馴染で大親友・メグが殺され、いきなりローラノは悲しみのどん底に。殺人事件が起これば、捜査の過程で故人の隠された面が次々と明らかになり周囲が思い悩むのはいつものことだが、そのあたりもおざなりではなく、悩み悲しみつつもどうしても自分の手で真相を明らかにし犯人を捕らえたいというローラノの心の動きが、非常に共感の持てる描き方をされている。メグの様々な面が明らかになり、周囲の余りにも多くの人間が秘密を抱え、あるいは嘘をついていたことに大きなショックを受け、自らの欠点にも向き合いながら、ローラノは粘り強く真相を突き止める。

最後に。シリーズを通じて翻訳を担当されている安藤由紀子氏の訳文が自然で非常に生き生きとしていることも、このシリーズの邦訳版の魅力を大いに増している。




あなたの運命はこうなる!―易占がズバリ予知!!
販売元: 日本文芸社

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私はこの本を10年以上使用している。易をはじめてやる人にとってもわかりやすい説明がなされている。作家である著者の説明は文学的でもあり、読み物としてもおもしろい。




あなたも人が殺せる (角川文庫 緑 1)
販売元: 角川書店

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あなたも殺人犯になれる! (カドカワ・エンタテインメント)
販売元: 角川書店

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あなたも殺人犯になれる! (角川文庫)
販売元: 角川書店

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殺人犯との共同生活!!
殺人犯が近くにいることを知りつつ、漫画家志望の人達が殺人犯を殺人犯とは知らずに生活を共にする。

これだけ、聞いたら、殺人犯がちょっと改心していいやつになるのかな?とも思ってしまったりするが、やはり赤川作品と言うところでしょうか。

いろいろあるんです。

相手は凶悪・凶暴・知的な殺人犯です。


そして、赤川作品といえば「ヒロインがいる!」というイメージは私だけでしょうか。

本作でも、います。
岡本聡美、高校2年生の17歳だ。

漫画家を志望する女の子であるが、探偵役として大健闘?


著者のスタイルはいつも変わらず、常に一定以上の面白味を加え、楽しく読ませる。
赤川次郎は、すばらしい作家さんです。

本作は、漫画家養成の専門学校による合宿企画によって集まった人達が、合宿所で偶然、いや必然?発生した事件に巻き込まれることで始まる。

合宿費は、2週間で99,980円という破格。
生活費、交通費込みだ。

この合宿に参加する様々な性格の様々な人達。

漫画家志望という共通な思いを持ってはいるがそれぞれ個性豊かな11名の漫画家卵達に加え、漫画家養成の講師である漫画家、そして、その漫画家担当である出版社の人間。。。合宿の宿舎での生活を世話してくれる人。


さて、
ヒロインは生き延びるとして、あなたと、そして私と、同じような性格の人達は生き延びることができるのでしょうか。





あなたも父親になれる
販売元: ガリバープロダクツ

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あの夏、風の街に消えた
販売元: 角川書店

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「あの夏、僕はまだ子供で、どこにむかってどんな一歩を踏み出せばいいのかさえわからずにいた。挫折を恐れ、傷つくのを恐れ、ぬるま湯の中に自分の居場所を探すような愚か者だった。人の愛し方を知らず、自分が大事に思うものを大事にしつづけて生きていくにはどうしたらいいのかもわからなかった。世界というものが、それまで自分が思っていたよりもずっと大きくて面白いことを教えてくれたのは、あの夏のあの街だった。」
本文から抜粋されたものだが、どんな内容の小説だったか短い言葉で表すなら、まさにこの文章だと自分は思う。そしてこの小説を読んで最も印象に残った文章である。

自分は主人公と年齢が近い、また状況が似ているので(小説的な要素は除く)、事件に遭遇し、しかしそれが直接的な原因ではなく、ほんのちょっとしたきっかけで自分の人生の一歩を踏み出せたのが少し羨ましく思えた。
ひさびさの読書だったが、長編にもかかわらず、次から次へと事件が起こりテンポよく楽しく読めた。ちょっと都合(タイミング)が良すぎるような場面もあり、また近くの人間が○にすぎて萎えそうになったが、そこは小説ということで納得することにした。またミステリ的要素もあるが、疑問に思うところが2,3あり、その説明がなされてないのが少し残念ではあった。
表紙とタイトルに惹かれて読んでみた一冊だが、満足する内容でとてもおもろかった。




あの夏の日に別れのキスを (ヴィレッジブックス)
販売元: ソニーマガジンズ

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あの夜が知っている (ミステリアス・プレス文庫)
販売元: ミステリアスプレス

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あの日、少女たちは赤ん坊を殺した (ハヤカワ・ミステリ文庫)
販売元: 早川書房

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最近のハヤカワ文庫に共通するミスですが、振り仮名の間違い、誤植が多すぎます。安い本ではないのに。
冒頭、二人の女の子がパーティー会場から追い出されて、とぼとぼ歩いている描写には引き込まれます。
しかし、語り手が次々に変わり、語り手が現在の状況に至るまでの回想を、一人ひとり繰り返す必要があるでしょうか。
又、無駄な会話も無駄な反復も多すぎます。
映画のような劇的な効果を狙いすぎて、むしろ効果が減殺されています。
一体誰が主人公なのか、理解に苦しみます。
二人の少女の感情の流れや、思いを言葉にできないもどかしさ、世間との距離感、期待と諦め等は良く書けています。
余りに多くのテーマを詰め込み過ぎている為、締りがなく散漫な印象です。
テーマも文章も、もっと絞ってやれば切れも出てくるでしょうに。
今のままでは、この値段で買う価値があるか、疑問です。


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