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和書 507216 (163)



そして誰かいなくなった
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 アガサ・クリスティーのパスティーシュとしては、恐らく最高レベルの作品だと思います。ほんのちょっとしたアイデアを最大限効果的に見せる著者のテクニックには、いつもながら感嘆の念を禁じ得ません。本書も単純なアイデアなのに、見事に騙されてしまいました。
『訃報は午後二時に届く』など、連載小説では冗漫な部分も出てくる著者ですが、本書はそのようなこともなく、引き締まったいい長編に仕上がっています。
 若干アンフェアな部分があるのが残念ですが、全体的によく計算されていて、騙される醍醐味を味わえる良作です。




そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
販売元: 早川書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

文句なし、クリスティの最高傑作。
「アクロイド」や「オリエント急行」は正直ズルイと思うが、本作は、とにかくわけわからないまま、圧倒的なサスペンスで最後まで引っ張ってゆく。動機の「いくらなんでも」ぶりに気がつくのは、読んでしばらくたってから。
何回も映画になってるし、パターンとしても「エイリアン」、「惑星からの物体X」他いろいろ使われてるのは、この小説の構造が、原初的なサスペンス構造を持っているからでしょう。
この作品が「読書の入り口」である若い人は、幸せな読書人生を送れると思いますよ。




そして誰もいなくなる (C・NOVELS)
販売元: 中央公論社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

有名な作品をベースにしているものはハズレが多いものなのに、心理描写がうまいので引き込まれるように一気に読めました。結末が意外なのもいいです。




そして誰もいなくなる (中公文庫)
販売元: 中央公論社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この作品の為と言っては大袈裟かもしれませんが、買ってはあったものの未読のまま本棚で眠っていたアガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」を改めて最初から読みました。
いわずもがなこの作品に登場する舞台劇の原作です。結論。
アガサ女史の原作を読んで本作品、の順番で正解でした。
よりいっそう今邑氏の当作品を楽しめること請け合いです。
ただ、今邑氏は今邑氏で(当然ながら)物語は独立していますので上記作品を読んでいなくても十分楽しめます。

内容は2転3転し、書き方に回りくどいヶ所も無いので引き込まれる様にして最後まで読みました。
各章の扉絵になっているインディアン達が物語の進行と共に一人ずついなくなっていく様子も良かったと思います。
ミステリー初心者の方にもオススメです。
もちろん本格派の方にも。一読されたし。




そして赤ん坊が落ちる (Hayakawa Novels)
販売元: 早川書房

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そして赤ん坊が落ちる (ハヤカワ・ミステリ文庫)
販売元: 早川書房

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私立探偵アルバート・サムスンの恋人
アデル・バフィントンが主役。アデルはソシアル・ワーカー。
ある晩、アデルが事務所で残業していると男が侵入し
アデルを殴って何件かのケースのファイルをコピーして出て行った。

一方、幼い娘2人を連れた母親が失踪したという知らせがきた。
知らせてきた男は隣人で、以前からその母子の暮らしに疑問を抱いていたという。
その母親は、部屋から一歩も出ず外部との関係を断ち切っていたようだ。
週に一回、男が来ていたらしい。
やがて、この奇妙な2つの事件が恐るべき展開に発展していく…

アデルが主役とはいえ、サムスンは全くと言っていいほど
活躍しませんでした。おぞましい事件です。
現実の世界では絶対に起きてほしくない。




そそっかしい小猫 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
販売元: 早川書房

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動物を扱ったメイスン物は「吠える犬」、「門番の飼猫」、「偽証するおうむ」と傑作が多い。本書は傑作とは言えないだろう。だが、特筆すべき点が多いので、メイスン・ファンにはぜひ読んでほしい作品。また、猫の特性を活かしているという点では「門番の飼猫」よりも上だと思うので、猫好きの方にもお薦め。

本書で最も特筆すべき点。宿敵の検事バーガーが、あろう事かメイスンの最愛の秘書デラを "血祭り" に上げようとする。メイスンはカンカンに怒って地方検事局に押しかけ、裁判前にバーガーと一戦交える。お互いの考え方の違い、特にバーガーがメイスンをどう思っているのかがわかって興味深い。裁判でのメイスンの "仕返し" も、思わずニヤリとさせられる。




そのケータイはXX(エクスクロス)で (宝島社文庫)
販売元: 宝島社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

しかし、これで賞の最終候補に残れるとは・・・
解説に、序破急ならぬ、序破破破破って書いてあったけど、それって破綻、破綻、破綻・・・のこと?
あまり細部をずらずら書き連ねて批判するのもなんだけど、だいたい女の子が冷蔵庫に閉じこめられて、蹴破って外に出れる? 警官からピストルを奪って発砲までした女の子を警察がすぐに釈放すると思う?
もっと根本的な疑問は、ケイタイデンワを持っていてネットにまでアクセスできるなら、警察だけではなくて、様々な助けを呼ぶことが可能でしょうが。
ファンタジーならいざ知らず、ミステリーからリアリティが抜け落ちていたら、なんでもありになってしまう。

でも、リアル鬼ごっこでもこの小説でもそうだけど、若い人には売れるんだろうね。
内容に疑問を持つことなく、すらすら読んでしまうから。
これは恐ろしいことでもあるよね。本になってしまったものなら、疑問を持たないんだから。
なんだかこの類の類似本で戦争賛美の内容でも、そういった若い人はこぞって読むんじゃないかって思えて薄ら寒くなった。




そのケータイはXX(エクスクロス)で
販売元: 宝島社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

こんなふうに書いてはいけないと思うけど、書かずにいられなかった。

いままで1000冊以上読んだ本の中で、群を抜いてひどかった。たぶんworst oneだと思う。
文章力が幼稚で中学校の生徒が書いた作文レベル。
生身の人間の感情や行動とは思えないリアリティのなさ。
これは作者の精神年齢の低さがそのまま表れていると思う。

できればほかの本を買って方がいいと思います。




そのドアの向こうで (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション) (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)
販売元: 二見書房

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ロマンティックというより、エロテッィクなのですが、あまりにもヒーローが不器用で、不器用でほほえましいです。それでいて、ヒロインはあくまでも恋愛(?)を重視して、ヒーローを振り回します。ストーリー展開のテンポもよくてあきません。お気に入りのヒーローです。


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