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和書 507216 (226)



むほん物語 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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めぐり逢いは永遠に〈上〉 (小学館文庫)
販売元: 小学館

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めぐり逢いは永遠に〈下〉 (小学館文庫)
販売元: 小学館

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めざめ (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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両親の凄惨な死体を見て以来、心を閉ざした少女と、それを見守りつつ解きほぐそうとする母親の熱意が切なく描かれています。死んだはずの母親がこの世にとどまっていたことを知る場面では思わず涙がにじみました。
少女を支えようとする人たちとの交流から、人を思いやることは大切で、美しいことだと改めて気づかせてくれる作品です。その反面、自分を中心に物事を考え、何でも周囲のせいにする人、他人を利用することしか考えない人の醜悪さが際立ちます。こんな人たちにはなりたくないし、いてほしくないと思うのではないでしょうか。




めす (1965年)
販売元: 東京文芸社

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魅惑の仏像 阿弥陀如来―京都・平等院鳳凰堂 (めだかの本)
販売元: 毎日新聞社

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西村公朝さんが阿弥陀様の目の位置から実際に周囲を見て、壁板の絵画の仏様が大小に描き分けられている意味を発見したというくだりに、鳳凰堂の空間創作の見方が広がった。阿弥陀様を直接見ているが、掲載写真のように多角的にじっくりと見ることはできていなかった。小川光三さんの鳳凰堂撮影失敗談や撮影最適時の割り出し解説に、撮影の苦労が推し量られる。だけど、一般参観では見られない瞬間を体感できることはすばらしくてうらやましい。伽藍復元図にある小御所に起居し、冒頭見開きの池に映えた浮き上がる夢幻の鳳凰堂に対面すれば、正に浄土世界に生きながら迎え入れられている自分に感涙したんじゃなかろうか....「雅やかな阿弥陀如来像」(西川杏太郎)からは平安期の極楽浄土へのあこがれと阿弥陀仏信仰の広がりが理解でき、定朝作丈六阿弥陀如来座像他の鑑賞ポイントが参考になる。「寄木造の技法と工程」(山崎隆之)の一文は素人にはとっても分りやすい。木村恭道さんの沿革史から平等院の変遷の数奇さに興味が深まる。




魅惑の仏像 釈迦三尊―奈良・法隆寺金堂 (めだかの本)
販売元: 毎日新聞社

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魅惑の仏像 如意輪観音―大阪・観心寺 (めだかの本)
販売元: 毎日新聞社

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大阪観心寺の如意輪観音像の全体に彩色が残っていることに驚く。年に2日しか開扉されない秘仏として信仰・維持されてきたお陰なのだろう。続く15枚の観音さまのカラー写真のお顔は、一体の仏像の顔なのにすべて違った表情として感じられる。写真家小川光三という匠の腕なのか、悩み苦しむ様々な衆生に観音さまが対処されている現れなのか...2つめの少し左下ぎみから撮られた見開きページの幽艶なお顔に一番魅了されている。西村公朝さんによる如意輪観音の形姿の意味説明はわかりやすい。西川杏太郎さんの文から真言密教における仏像の位置づけを学べた。また造仏の技法解説から仏師の技術に感心するばかり。小川さんの神祀りと秘仏の関連性や蘇生の思想への言及は興味深くおもしろい。永島龍弘住職による簡潔な沿革史は、観心寺そのものの変遷に関心を誘うものでもある。台座連弁の図柄がすべて異なるというのも何だか謎めいている。




めまい
販売元: パロル舎

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 このコンビの作品は初めて読みましたが、良い意味で期待を裏切られました。フランスの作家ならではという感じの神秘的な、現実から遊離したような奇妙な雰囲気、主人公の見事と言うしかない心理描写と、著者の実力が存分に発揮されています。 
 とにかく雰囲気が高い作品で、映画ではサンフランシスコを舞台にしたそうですが、やはり小説での第二次世界大戦中のドイツに侵攻される寸前の、不安と興奮と虚勢が渦巻く、モノクロのように不自然なパリの街並みという、物語と同じく奇妙な舞台設定が印象的でした。 
 また、文章が絶妙ですぐに引き込まれてしまいます。この物語で、主人公は死んだ女性を生き返らそうとし、生きている女を死んだ女のイメージに重ね合わせて愛してしまいますが、物語の奇妙な雰囲気に影響され、こちらも生まれ変わりを信じたくなります。 
 ラストでこの雰囲気の魔法が解かれて尚、最後に主人公がつぶやいた言葉にまた魔法がかけられたような気分を味わいました。




めんどうみてあげるね―新宿職安前託老所 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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息子夫婦が働いている昼間、老人を預かる「私立新宿職安前託老所」。
そこに入所した中村きんが見たものは、不思議な連帯感に満ちた老人達と、彼らを仕切る幼いさやかとの、奇妙な人間関係だった。

人間の死は100%確実であるにも拘らず、年老いて痴呆になったり、寝たきりになると、やっかいもの扱いされる老人達。入所した老人達はいつも、ボケが始まる前にポックリ死んでしまいたいと思っています。しかし、ボケは自分では気がつかない内にやってくるのです。では、どうすればボケる前にポックリ死んでしまえるのか?同じ寝たきりでも、赤ちゃんは、周りから喜ばれ、親切にされるのに、老人だと身の回りのことなら自分でできても嫌われるのです。物語は、短編の連作で進んで行きます。表題の「めんどうみてあげるね」は、最初の短編で、平成六年度日本推理作家協会賞を受賞しています。
どちらかと言うとブラック・ユーモアと言える小説です。

日本は1970年に高齢化社会に入りましたが、高齢の両親の世話をする子供たちも高齢になっています。国はお金を持っていない老人は、早く死んでくれ!と言っています。家族の愛情だけでは解決しない老人問題。私たち庶民は一体どう対処したらいいのでしょうか。この小説のように対処したらいいのでしょうか?


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