和書 507216 (232)
もの静かな女たち
販売元： 実業之日本社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
この物語に出てくる女性たちは、気付かぬうちにとんでもないことを
しでかしていたり、自分の疑惑に雁字搦めになったり、命の危機に
陥ったりとさまざまな出来事に関わりあい、そして自分からそこを抜け出そうとする時、読者から見れば驚くような行動力で他人を滅ぼす。結果は出ていないものもあるが、作者の術中にはまって唖然とする作品集。
![]()
もみの木蔭で待ち伏せて (ハヤカワ ポケット ミステリ)
販売元： 早川書房
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
![]()
やがて冬が終れば (文春文庫)
販売元： 文藝春秋
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
![]()
やがて寂寞 (1965年)
販売元： 東方社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
![]()
やきものの里―土と炎の美 (MOOK・出会いの旅)
販売元： 講談社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
やくざの譜(うた) 激情篇 (双葉文庫)
販売元： 双葉社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
やくざの譜(うた) 風雲篇 (双葉文庫)
販売元： 双葉社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
やさいさんごめんね (よい子に読み聞かせ隊の絵本)
販売元： KIBA BOOK
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
「よい子に読み聞かせ隊絵本シリーズ」ということで、
興味深く思い、手にとって読みました。
暖かみを感じさせるイラストを担当された方は、
切り絵の手法をベースに独自の工夫をなさって
この絵を描かれた（作られた？）とのことで、
絵本にありがちな、可愛らしすぎる絵が苦手な方でも
受け入れられるのではと思います。
ただ、途中のあるページで文がびっしりページに詰まってしまっていて
読みにくくなっている点が気になりました。
また、本の中で
「お読みになる方へ ことばの意味を訊かれたら
なるべくやさしい表現で答えてあげましょう」と
いくつか例をあげているのですが、
あらかじめ易しくした文章で
作品を仕上げた方が良かったのではと思いました。
それでも、最近話題になっている
小学校での「食育」などの時間には充分生かせる絵本だと思います。
やさしいダンテ〈神曲〉
販売元： 角川書店
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
「ギリシア神話を知っていますか」から続く、阿刀田高氏のヨーロッパ古典シリーズ（「アラビアン・ナイト」「コーラン」の巻もありますがおおむねこれ）最新刊です。次は何かなぁ…と思っていたら、ついに来ました、イタリア編。ダンテの「神曲」です。
「神曲」はやはりヨーロッパの魂のひとつでもあると思うんですが、訳書をそのまま読んでも冗長で、なかなか面白みを感じるところまでいきません（私の不勉強もありますが）。このダンテの地獄めぐりを短編の名手、阿刀田氏がいつものとおりに軽やかに解説してくださいます。
このシリーズを通じて非常に気に入っているのは、原文にひそむ、ヨーロッパ（や中東）人なら当たり前でも日本人なら「それってどうよ？」と思う点が素直に示されつつ前に進んでいけるところです（その程度で地獄の業火に焼かれるのか、とか）。当時のイタリア貴族の勢力関係も分からなければ「神曲」は面倒な読み物なのですが、これもさらりと解説してダンテの俗物っぽさを浮かび上がらせます。至上の女性、ベアトリーチェも確かにきれいで清らかだろうけど、何となくウソっぽい？なぁ…とちょっと意地悪に思わせながら楽しく読み進められます。
「神曲」だけ研究していてもかなりの著作にできる業界もあると思うのですが、一般の文芸書としてこれだけコンパクトに美しく読ませていただけるありがたさにこの評価としたいと思います。気が早いですが、次回作も楽しみです。
![]()
やさしい夜の殺意 (中公文庫)
販売元： 中央公論社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
どの編も日常にありうる殺意やちょっとした人生の歯車のずれをうまいことサスペンス仕立てにしている。
携帯電話がまだ一般人には普及していない時代の話だから、時代の多少のズレは感じるものの、今読んでも存分に楽しめる作品ばかり。
やしさしい夜の殺意--犯人はおまえか！
それぞれの顛末---人間のエゴが死を招く！
チルチルの丘---ちょっと切ない不倫顛末のお話、誰にでも忘れられない人がいる？
青いドレス---にくらしいかみさんを処分しようなんて、あまい、あまい。
未亡人は二度生まれる----口は災いのもと。余計な事言わなきゃ完全犯罪成功。