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和書 507216 (331)



悪女の微笑 (ハヤカワ文庫NV)
販売元: 早川書房

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悪女のFLAME―炎
販売元: 東洋出版

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悪女の舞踏会 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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悪女パズル (扶桑社ミステリー)
販売元: 扶桑社

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パトQのダルース夫妻シリーズ中の一作。「パズル」シリーズ第三作。「悪女パズル」という邦題は原題そのままだが、言い得て妙である。第二次世界大戦中を舞台にしており、実際、1945年に発表されている。

世界的な富豪女性ロレーヌのネヴァダ州の別荘に、三組の離婚寸前の夫妻、ロレーヌの従兄弟と婚約者、そしてロレーヌの婚約者が集まるという状況の中、女性連続殺人事件が起き、招待されたダルース夫妻が探偵役として活躍するというもの。女性六人vs男性六人の登場人物で、女性だけが次々と殺されるという趣向である。登場する女性達は「悪女」と言う程の強烈な個性は無いのだが、離婚寸前等の状況の作り方や、隠された事実から生まれる複雑な人間関係の設定が巧みで、物語を錯綜化するのに成功している。全体を六部構成にして、各部にその章で殺される女性の名前をタイトルに付けているという稚気も微笑ましい。題名及び連続殺人という設定に反して、戦時中に書かれたものとは思われない程、全編明るいムードが漂っている。作者が、緊迫したサスペンスを狙ったのなら成功とは言えないと思う。これは一人称の語り手ダルースが、妻以外の登場人物には本質的に無関心なため、描写に迫真性を欠く事による。作中に大きなトリックはなく、犯行計画の杜撰さには呆れるが、登場人物間の複雑な関係や愛憎の描写で、読む者の眼を逸らしてしまうのである。この辺が、作者の手腕か。

肩の凝らないパズラーとして楽しい読書タイムが過ごせる佳作。




悪女木曜日に死す (トクマ・ノベルズ)
販売元: 徳間書店

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悪女木曜日に死す (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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悪女狂騒曲―殺人事件を彩る女たち (コスモブックス)
販売元: コスミック出版

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悪女は午前二時に眠る (カッパ・ノベルス)
販売元: 光文社

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悪女は午前二時に眠る (光文社文庫)
販売元: 光文社

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悪女と呼ばれた女たち―阿部定から永田洋子・伊藤素子まで (1982年)
販売元: 主婦と生活社

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