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和書 507216 (378)



月虹(ムーンボー) (アジア・ノワール)
販売元: 毎日新聞社

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アジアン怪綺 (光文社文庫)
販売元: 光文社

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小説のみならず、マンガやイラストなど、複数ジャンルの作家によるホラー短編作品集、異形シリーズの第28弾は「アジアン怪綺(ゴシック)」。その名の通り、アジアを舞台にした様々な怪異が語られます。

インパクトのあるカバーは、水木しげる氏所蔵の仮面で、今回は各作品の扉に氏がアジア各国で集めたという仮面や像が使われており、異国情緒を漂わせています。

さて、アジアというテーマはなかなかホラーと相性がいいのか、今回は中国を舞台とした怪奇話をはじめ、アヘン漂う魔都上海・香港の怪しくも魅惑的な話や、韓国の支配階級の家における怪異譚という珍しいものなど、地理的に比較的に近い場所を舞台としたものから、更に様々な呪術が未だに連綿と続いていそうなバリや、フィリピンや熱帯ジャングルでの戦争を描いた作品、イスタンブールを舞台としたものなどかなりワールドワイド。

静かに女性の「情念」を描いたゴシックなホラーである石神茉莉の「鳥の女」や、カフカの「変身」を思わせる内容ながらも、バリという舞台が非常に独特な効果を上げている友成純一「爛れ」といったところが良かったですが、中でも今回は朝松健の「ずい(字がないです)」が秀逸。これまでも室町時代を舞台に一休宗純が魔と対峙するという一連の作品を発表してきていますが、今回も唐人坂を舞台に、道教の恐るべき巫術が描かれており、豕偏に生まれると書くタイトルの「ずい」という字の意味が深いテイストとなっており、妖しさが引き立っています。

むせ返るような熱気の中、バイタリティ溢れながらもぞっとさせるアジアンなホラー短編が満載。通勤、通学時にちょっと読むのにもいいかと思います。オススメ。




アジアン・ラブ (広済堂ブルーブックス)
販売元: 廣済堂出版

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味子さん、殺人です! (トクマ・ノベルズ―キャピキャピ探偵事件メニュー)
販売元: 徳間書店

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味子さん、殺人です (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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紫陽花の花のごとくに
販売元: 読売新聞社

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紫陽花いろの朝に死す (カドカワノベルズ)
販売元: 角川書店

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紫陽花いろの朝に死す (角川文庫)
販売元: 角川書店

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紫陽花いろの朝に死す (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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アジャセの子孫
販売元: 碧天舎

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