和書 507300 (15)
GOD’s TRICK feel at ease―気まぐれな神サマと少年使徒12人の物語
販売元: 本の森
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Guiding Star
販売元: Digital information inc
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三千年前に滅びた文明世界に生きた戦士たちと彼らが守ろうとした皇女があのときの決着をつけようとふたたび生きる。それは「みんな、知らず知らずのうちに他の誰かを導き、導かれて生きている」というあとがきの一節にある不思議にからみあった世界。フォーチュンクッキーからでてきたひとつのメッセージからここまでファンタジーの世界がふくらんだことに驚く。
もうひとつの特色はバイリンガル本であるということ。対訳本はよくあるが、それだとつい訳を見てしまい物語の流れが途切れてしまう。だが本書は、日本語は表紙から、英語は裏表紙から読み始めるようになっているのでそんなことがない。英語はわかりやすく、どんどん読み進めていける。
秋あかり氏のイラストも素敵。ふだんは文字を読むと登場人物の姿を無意識に想像上に浮かべる。でもこのイラストは、頭の中の想像を適度に形にしてくれる。すべてが映像化される映画やテレビとは違って、そこがよい。
G線上の白雪姫―薔薇十字ファンタジー (スピリチュアルシリーズ)
販売元: 出帆新社
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)
販売元: 静山社
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まだ、5作目までしか読んでませんが、
内容は1番おもしろかったです。
読んでいて、ハリーの性格の悪さに対してはイライラしました・・・。
気になったのは、
1作目などは完全に“子供向け”といった感じだったのに、
今作では特に、文章の表現(翻訳が問題?)が、
子供向けではなくなっているような気がしました。
文章表現だけじゃなく、内容も子供向けとはいえないかな?
作者(翻訳者?)が、
読者の対象をどの辺りに定めているのかが全くわかりません。
文字を大きくしたり、文字の種類を変えたりしているのを見ると、
文章との違和感があるため、物語に入り込むことはできませんでした。
(1作目では「なかなかおもしろい書き方だな」と思えたんですが・・・。)
作品を通して見たとき、
全体的に“ブレ”が出てきてるといえるかも知れません。
評価としては星4つです。
ハリー・ポッターと炎のゴブレット 上下巻2冊セット (4)
販売元: 静山社
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4巻から上下巻なんですよね。
4巻は、楽しい中にも、ヒタヒタと迫る「あの人」の影がちらついて
だんだんストーリーに暗い部分が濃くなってきます。
リータ・スキーターの嫌味っぷりにはうんざりしました、
ハリーが可哀そうでなりませんでした。こういうとこ書かせても作者はうまいですね。
今までの(伏線をのぞいて)とりあえず完結している1〜3巻とちがって、
5巻以降の展開の扉を開ける4巻のラストはある意味、読後感の爽快感は
ないですが、強烈な印象は残ります。
ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)
販売元: 静山社
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
最終巻の一歩手前。
ヴォルデモート卿の復活が公にされ、世界の状況はますます暗くなりますが、
この巻では、ハリーの物語は学校内に戻り、たんたんと進んでいきます。
薬学の授業でハリーがハーマイオニーを押さえて一番になるなど、楽しみどころもあります。
ダンブルドアからの個人教授など、ダンブルドアと行動を共にすることが多くなり、
結末に向けて謎が解き明かされようとしていきますが、、、
6巻でも謎はすべて解かれることなく大事な人が命を失う事に。
7巻でどう決着がつくのか、最終巻への期待がとまりません。
鬼 (HARUKI BOOKS)
販売元: 角川春樹事務所
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アトランティスのこころ (上)
販売元: 新潮社
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キングっぽくなくて良かったです。例えるならティム オブライエンです。「カチアートを追跡して」よりも「ニュークリア エイジ」のキング版です。オカルト臭はほとんど抜きですから、青春モノに興味ある方で、地方生活経験者の男性にはお勧めします。
私は地方で大学生活と寮生活経験者なので(東京でも寮生活者で、大学にキャンパスがあった方は該当します)かなりはまりました。ある意味9.11後に読むコトにも意味がある気もします。ベトナム戦争ってやはり大きい教訓だったな、と。ただ、その経験が生かせてない感じもしますけど。
ただ、これを映画化するのってどうなんでしょうか?映画の方は見てないんですけど。
アトランティスのこころ (下)
販売元: 新潮社
Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)
キングっぽくなくて良かったです。例えるならティム オブライエンです。「カチアートを追跡して」よりも「ニュークリア エイジ」のキング版です。オカルト臭はほとんど抜きですから、青春モノに興味ある方で、地方生活経験者の男性にはお勧めします。
私は地方で大学生活と寮生活経験者なので(東京でも寮生活者で、大学にキャンパスがあった方は該当します)かなりはまりました。ある意味9.11後に読むコトにも意味がある気もします。ベトナム戦争ってやはり大きい教訓だったな、と。ただ、その経験が生かせてない感じもしますけど。
ただ、これを映画化するのってどうなんでしょうか?映画の方は見てないんですけど。
High and dry (はつ恋)
販売元: 文藝春秋
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女性はいくつになっても、心の中に「オンナノコ」がいる。
この小説は新旧の「オンナノコ」のためのもので
「オンナノコ」が共感しやすい感覚なのかもかな、と思った。
人を好きになると、その人のことが色々と知りたくなる。
彼の過去も家族も、家族に対するスタンスも。
それらを知ることで出逢う嫉妬や寂しさもある。
ヒロインは自分の嫉妬や寂しさときちんと向き合って、大人になる。
そして、少しだけ成長したヒロインは自分の中の「子どもの感覚」に気付く。
その場面がとても印象的だった。
何の疑問も持たず、当然のように家族から愛情を享受してきた子ども時代。
けれども、子どもはいずれ大きくなっていく。
ヒロインの父親と母親は、小さい頃に与えられるだけの愛情をたっぷりと与え、
ヒロインの成長を見届けた後、自分の人生を楽しみ始める。
そのことに寂しさを感じるヒロイン。
自分中心だった両親が、自分の成長によって対等の関係になってしまったことに、
なかなか慣れることができない。
そのことに彼女は人を好きになって、ようやく気付く。
愛情を与え、愛情を与えられることによって、
自分が寂しかったこと、まだまだ子どもだったことに気付くのだ。
このお話は初恋のお話。ほのぼのするような初恋の話。
そして、初恋によって成長する少女の話。
人は誰かを好きになることで、大人になるのだと、改めて気付かせてくれる話だ。
表紙も挿絵も色鮮やかでとてもキュート。
春の訪れのような色調とイラストが本当に「初恋」っぽくて、
本全体がばななさんの作品なんだな、と思った。