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和書 507300 (38)



あなたの歌を歌わせて
販売元: 講談社

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あなたの知らない時間、知らない場所で
販売元: 銀貨社

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あなたの花を咲かせて (知的生きかた文庫)
販売元: 三笠書房

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あなたまにあ
販売元: 実業之日本社

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個人的にマスター・オブ・叙述トリック(ちなみにキングは折原一)と呼び、敬意を表してきたが、ミステリーやさんとしては、袋小路に入りかねないなあと、暖かく見積もりつつ、早幾年。最近、怪奇もののショートショートを連作しているとのこと、なによりと思いつつ、実はこちらにて読むのが初めて(小川勝巳ファンの風上にも置けないやつ)。相変わらず、文章は読ませる。このくらいの文量だと、視点が動かない単調さ・不自然さが感じさせられず、一気に読ませる。まんなかくらいの、最後1ページがなければ、ほんわか甘いラブ・ストーリーともなりえた一篇の果てしない悪意が私は好き。




あなたをつくります (創元SF文庫)
販売元: 東京創元社

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 「憂鬱な気分に浸りたい時はディックを読むことにしている」とは村上春樹の言葉だが、そんな言葉にぴったりのディックの名品。同時期の有名作「高い城の男」に似て、SF色は弱い。ちょうど主流文学への移行を図っていた時期の作品である。

 最初はいつものディックらしいストーリーである。落ち目の電子オルガンメーカーが起死回生の製品として製作した「シミュラクラ(模造人間)」。これを主人公(わたし)は反感を覚えながらもアメリカ一の実業家に売り込もうとするが・・・みたいな出だし。

 ディックにはめずらしく一人称の主人公、しかもこの「わたし」は少しナーバスで偏屈なところがあり、それを隠そうともしない。なんだかそう好かれそうにもないこの「わたし」を、ディックにしては非常に珍しく一人称で語り続けるその理由は、後半、「わたし」が同僚の娘で精神分裂病で入院歴を持つ黒髪の少女プリスに出会ったところから分かりはじめる。

 他人の心に共感できず、試したり利用してばかりのやっせっぽっちのプリスに、罵倒され、時には誘惑?され(それすらもどういう思いからのことか「わたし」には到底理解できない)、翻弄されつづける「わたし」。後半は遂にシミュラクラに心から共感し、ますます自分も人間もわからなくなっていく「わたし」。そしてプリスのあまりにも絶望的な拒絶と、激しい妄想に溺れていく「わたし」。その「わたし」の心がこわれていく様は、共感とか感情移入というより、自分も心を失ってしまいそうなくらいの素晴らしい描写だった。

 ある時期のディックらしく、プロットは混線し伏線は忘れられ、混迷を深めていくのだが、この破綻ぶりが、これは黒髪のヒロインに出会った「わたし」と、書き手であるディック、そして読んでいて涙を貯めたくなる読者、3者の混乱と悲しみそのものを表してしているかのようで、かえって情動的な作品になっている。ちょうど、人と話しているときに、悲しい思い出に触れてしまい、そっちに話がどんどん進んでいってしまったときのようだ。

 やるせない悲しい読後感は忘れられない。ぜひ買って、何度か読む愛読書の一つに加えて下さい。




あの場所に戻れ!
販売元: 文芸社

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あの頃ぼくらはアホでした (集英社文庫)
販売元: 集英社

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こんなにハチャメチャな青春時代を送ってきた人が、いまや当代きっての人気作家。
これを読むと、今いい学校に入ることを目標にして勉強にばかり浸かっている若者は、もったいない人生を送っているなぁ〜と感じます。
本当に好きなこと、やりたいことを見つけるのが青春時代。そんなことをさらりと教えてくれる本です。
怪獣のくだりの思い入れが強すぎ、ちょっとついていけないところで、星一つ減点とさせていただきました。




あの頃ぼくらはアホでした
販売元: 集英社

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 すごく楽しくて、何よりホッとする作品だ。
 同年代で同性の作家なので成長にしたがって登場する事物はすべてお馴染みだ。少年期から中高生、浪人を経た大学生活の中で誰しも覚えがあるようなきわどい話が、驚くほど赤裸々に綴られている。浪人して理系に進学した境遇まで同じだが、大学の数学の授業で自分を似非理系人間と悟る箇所には強い共感を覚えた。作家への親近感が一気に増した瞬間だ。
 家族とのやりとりや友人との会話は当然関西弁で、そのためか全体的に深刻さや悲壮感が漂わず、サービス精神に溢れたからっとした軽い感じに仕上がっている。
 白夜行から読み始めたこの作家の新たな姿、いや「真の姿」を見た気分だ。寝る前に数編づつ読んで楽しませて貰った。




あぶないウィークエンド (ハヤカワ文庫YR―スイート・ヴァレー・ハイ・シリーズ)
販売元: 早川書房

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あほう坊やの大冒険 (toppu)
販売元: 新風舎

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