和書 507300 (46)
おしまいの日 (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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いつもどおりの新井氏の文体なのだが、なぜか文章のテンポが悪く読みづらい。日記の
部分と通常部分との混在もうまくいっていない。そして、肝心のストーリーが面白くない。
UFOの話が出てきた際にはもうバカらしくて読むのを止めようかと思ったほどだ。人格崩壊を
意図しているのはわかるし、それを描ききれる作者の頭の良さには感服するのだが、それが
小説の面白さにつながらないのが残念だ。P・K・ディックのような本物の破綻小説を
知っている私としては、理性でシミュレートした狂気には物足りなさを感じる。ラストに
至って、不幸の原因を社会のせいにしてしまっているが、それは違うだろう。
ホラー話なのか、社会批判の話なのかどちらともつかない中途半端なものになって
しまっている。
おしろい蝶々 (文芸シリーズ)
販売元: 角川書店
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おそろし 三島屋変調百物語事始
販売元: 角川グループパブリッシング
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●まず時代小説なんですがあまりその点で手を控えている人は誤らないでください。普遍性のあるテーマばかりですからあるあるという感じでドキュメンタリー感覚で読めると思います。時代小説の設定や風景に頼るところは全くありませんので純粋に登場人物の心の動きを探る楽しみ方ができます。●ただ異様に過激な暴力が多くときには死につながり後味が悪いです。経過までの心理描写は納得行くのになぜか暴発の引き金が不可解で非常に混沌とした印象です。刃傷ではなく大抵暴徒化素手なので執拗で凄惨です。ちょっと何とかならなかったのでしょうか。昔のような闊達さや人間の英知、動機・結果の納得感のようなことが最近の作品からはトンと失せてます。●特に気になったのは中盤終わりくらいのお福という女性のみにまつわる一件、有能で忠義深い使用人を非常に理不尽な形で失っています。それなのにお福はあまり苦悩していないし、その張本人であるお福の父親と犠牲者があるきっかけでまた出会いますがやはり詫びていません。江戸時代の奉公人に対するあるじの一般的な振る舞い考え方を冷淡に切り取っているのですがこれもやはり私には不可解で暗い影を落としました。●終盤は何とかならなかったのでしょうか。なんだか急にファンタジーですね。幻想的な雰囲気を伝えるために心理よりも風景描写が多くなんともいえない膠着状態になります。この前まではスイスイページをめくっていたのですが急に読みづらくなります。宮部さんはファンタジーになると結末の描写が異様に丁寧になるので非常に失速するんです。もうちょっと人間自体の描写に傾けたほうがいいと思いますけど。会話の応酬で補ったり。一応会話はあるのですが暗示的で分かりづらいです。
おどろき箱〈2〉
販売元: 幻冬舎
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おにごっこ (ハルキ・ホラー文庫)
販売元: 角川春樹事務所
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おもいでエマノン (徳間デュアル文庫)
販売元: 徳間書店
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生物誕生の歴史の記憶を運びつづける時間の旅人、エマノン。この膨大な情報をどのようなかたちで保存し、さらに受け渡してゆくのか。DNAでは無理ですね。塩基対は60億しかありませんし。女性にのみ、受け継がれてゆく能力といえば、母系遺伝ですから、ミトコンドリアがらみでしょうか?それなら、真核生物発生期からだし・・・。生命の伝承者、進化、人類、未来。ひさしぶりに楽しめるSF作品に出会えました。なのに、おもいでエマノン以外、手に入らない!徳間さん、ぜひエマノン文庫シリーズの再版をおねがいします。
おやじの値段―ベスト・エッセイ集〈’87年版〉 (ベスト・エッセイ集 (’87年版))
販売元: 文藝春秋
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およしになって、おねえさま (ハヤカワ文庫―スイート・ヴァレー・ハイ・シリーズ)
販売元: 早川書房
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おれは非情勤 (集英社文庫)
販売元: 集英社
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こんな作品も書いちゃうのね。
少年少女向けと侮るなかれ。結構面白い!
クールでどうぜ3ヶ月だけだし、子供なんて適当に扱っていればいいや。。ぐらいに思っているらしい、名無しの非常勤先生は、それでも最後にはいつも薀蓄のある言葉を放って、けっこう熱血先生じゃん。。みたいな。。
あっという間に読めて、退屈しのぎにはお手ごろ本でしょう。
お伽の森
販売元: 日本文学館
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