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和書 507300 (58)



すべてがEになる (I say essay everyday)
販売元: 幻冬舎

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この作品は、サブタイトルにEssayとあるが、基本構造は人気ミステリ作家森氏の日記であり、毎日の日付がきちんと記載されている。ただ、日によっては日記のなかでエッセイ的なことが書かれている部分もある。
見所は大きく4つ。
1.エッセイ部分。森氏自身が前書きなどで書いているとおり、およそテレビや雑誌で聞くことがないであろう、斬新な切り口で世の中の物事についての考え方を書いている。こういう考え方にふれると、日ごろ僕達が触れているメディアが、いかに偏ったものかを思い知らされる。意見に同意できるかどうかは別にして、普通でない考え方に触れられるだけで価値がある。
2.日々の日記。これは、森氏のファンでないと面白さ半減かもしれないが、人気作家にして大学助教授の生活がどんなものか、垣間見ることができる。あと、HPの日記らしく、ちょっと「壊れた」感じの文がよめるのもここだけだと思う。(日記シリーズ3作目以降ではあまり見ない)
3.人気漫画家山下和美氏による森氏と「柳沢教授」の競演マンガ(日記1ヶ月につき1話)実在の助教授森氏と、マンガのなかの教授柳沢氏の交流を描いた作品。森助教授と柳沢教授のキャラが対照的ですごく愉快。オリジナルのHPにはこのマンガはないので、本でしか読めない、しかも価値ある部分だと思う。




すべてがEになる―I Say Essay Everyday (幻冬舎文庫)
販売元: 幻冬舎

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この作品は、サブタイトルにEssayとあるが、基本構造は人気ミステリ作家森氏の日記であり、毎日の日付がきちんと記載されている。ただ、日によっては日記のなかでエッセイ的なことが書かれている部分もある。
見所は大きく4つ。
1.エッセイ部分。森氏自身が前書きなどで書いているとおり、およそテレビや雑誌で聞くことがないであろう、斬新な切り口で世の中の物事についての考え方を書いている。こういう考え方にふれると、日ごろ僕達が触れているメディアが、いかに偏ったものかを思い知らされる。意見に同意できるかどうかは別にして、普通でない考え方に触れられるだけで価値がある。
2.日々の日記。これは、森氏のファンでないと面白さ半減かもしれないが、人気作家にして大学助教授の生活がどんなものか、垣間見ることができる。あと、HPの日記らしく、ちょっと「壊れた」感じの文がよめるのもここだけだと思う。(日記シリーズ3作目以降ではあまり見ない)
3.人気漫画家山下和美氏による森氏と「柳沢教授」の競演マンガ(日記1ヶ月につき1話)実在の助教授森氏と、マンガのなかの教授柳沢氏の交流を描いた作品。森助教授と柳沢教授のキャラが対照的ですごく愉快。オリジナルのHPにはこのマンガはないので、本でしか読めない、しかも価値ある部分だと思う。




すべてがFになる (バーズコミックススペシャル)
販売元: 幻冬舎

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

有栖川有栖氏をして


 「あんなことがトリックに使えるとは。自分なら冗談にしかできなかった」


と、言わしめた森博嗣氏衝撃のデビュー作。


「数字の中で7だけが孤独」であるという謎めいた仄めかしから始まり、
「すべてがFになる」というメッセージに向けて収束していくスマートな構成、
そこに低体温で、ややシニカルな犀川創平のキャラの魅力が相まって、
多くの読者を獲得しました。


その一方で、森氏の作品はともすると〈理系〉というレッテルや
「キャラ小説」としての側面ばかりが語られがちなのですが、
決して従来のミステリの文法が無視されているわけではありません。

本作から始まる〈S&M〉シリーズでは、あくまでトリックを中心とした
本格ミステリの体裁がとられ、テーマとしては一貫して〈密室〉が扱われています。


〈密室〉とは、いわば近代的自我の内面の表象であり、
ミステリでは、その特権的で不可侵であるべき空間が
犯人と探偵によって解体されていく様が描かれます。

森氏は、そこにバーチャル・リアリティの概念を導入することで、
肉体と精神の関係性や人間にとって「内」と「外」とは何かについて、
あくまでミステリの方法論に則った思考実験を積み重ねていくのです。





すべてがFになる (幻冬舎コミックス漫画文庫 あ 1-1)
販売元: 幻冬舎コミックス

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

有栖川有栖氏をして


 「あんなことがトリックに使えるとは。自分なら冗談にしかできなかった」


と、言わしめた森博嗣氏衝撃のデビュー作のコミカライズ作品。


「数字の中で7だけが孤独」であるという謎めいた仄めかしから始まり、
「すべてがFになる」というメッセージに向けて収束していくスマートな構成、
そこに低体温で、ややシニカルな犀川創平のキャラの魅力が相まって、
多くの読者を獲得しました。


その一方で、森氏の作品はともすると〈理系〉というレッテルや
「キャラ小説」としての側面ばかりが語られがちなのですが、
決して従来のミステリの文法が無視されているわけではありません。

本作から始まる〈S&M〉シリーズでは、あくまでトリックを中心とした
本格ミステリの体裁がとられ、テーマとしては一貫して〈密室〉が扱われています。


〈密室〉とは、いわば近代的自我の内面の表象であり、
ミステリでは、その特権的で不可侵であるべき空間が
犯人と探偵によって解体されていく様が描かれます。

森氏は、そこにバーチャル・リアリティの概念を導入することで、
肉体と精神の関係性や人間にとって「内」と「外」とは何かについて、
あくまでミステリの方法論に則った思考実験を積み重ねていくのです。





すべてがFになる (講談社ノベルス)
販売元: 講談社

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S&Mシリーズの第1作めにして、シリーズの根幹となる作品です。大学の助教授や学生が主人公で親近感がわきました。密室殺人なんて所詮作り物というスタンスで、トリックも非現実的、いわばおはなしの添え物です。このシリーズはストーリーより、キャラクターの面白さを楽しむ作品群だと思います。なんといっても美人で天才のヒロイン、西ノ園萌絵のキャラクターが最高です。漫画を読む感覚で発行順に読まれることをお勧めします。




すべてがFになる―The perfect insider (Birz comics special)
販売元: ソニー・マガジンズ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

有栖川有栖氏をして


 「あんなことがトリックに使えるとは。自分なら冗談にしかできなかった」


と、言わしめた森博嗣氏衝撃のデビュー作。


「数字の中で7だけが孤独」であるという謎めいた仄めかしから始まり、
「すべてがFになる」というメッセージに向けて収束していくスマートな構成、
そこに低体温で、ややシニカルな犀川創平のキャラの魅力が相まって、
多くの読者を獲得しました。


その一方で、森氏の作品はともすると〈理系〉というレッテルや
「キャラ小説」としての側面ばかりが語られがちなのですが、
決して従来のミステリの文法が無視されているわけではありません。

本作から始まる〈S&M〉シリーズでは、あくまでトリックを中心とした
本格ミステリの体裁がとられ、テーマとしては一貫して〈密室〉が扱われています。


〈密室〉とは、いわば近代的自我の内面の表象であり、
ミステリでは、その特権的で不可侵であるべき空間が
犯人と探偵によって解体されていく様が描かれます。

森氏は、そこにバーチャル・リアリティの概念を導入することで、
肉体と精神の関係性や人間にとって「内」と「外」とは何かについて、
あくまでミステリの方法論に則った思考実験を積み重ねていくのです。





すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

私にはよく分からないと感じる事が多い作品でした。

主人公2人、四季ともに天才であるらしいがそれの描写があまりない。
登場人物に共感出来る部分や魅力を感じられ無かった。
所員にコンピュータにはエラーや手落ちが無いとあれだけ言わせたが、トリックはコンピュータの仕組みがらみ。そのトリックだと記録が残らないって言われても納得できません。
犀川が煙草を吸う描写の異常な多さ、そこまで必要だったのか。モエが妹へ嫉妬するのもいらなかった。
所員なら客を「ゲスト」として迎え入れられるシステムにしたのなら、イレギュラーな来訪者が訪れる事も予測するべき、天才であるなら。
タイトルの「すべて」は何を指していたのか。すべてって言うほど数が多かった気がしない。
理系ミステリらしいのだがどこが理系だったのか、16進数とコンピュータの話だから理系という訳では無いと思う。

謎解きもスリル感も哲学的っぽい会話も、どれを楽しもうとしても中途半端に感じた。




すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた (ハヤカワ文庫 FT)
販売元: 早川書房

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1970-80年頃に筆者が、メキシコのユカタン半島にあるキンタナ・ロー
州での体験をつづったエッセイです。

筆者が現地で聞いた、夢なのか現実なのか定かでない都市伝説のようの
ような幻想的な話を、自分自身を語り部としてつづっています。
海にまつわる不思議体験に満ちた本ですが、SFやFT的な要素はほとんど
ありません。面白い本ではあります。

この本の筆者は、海(自然)とマヤ文明をこよなく愛しています。開発
に伴い、海(自然)もマヤ文明も失われていくことに対しての悲しみとあ
きらめがない交ぜになった挽歌のようなこの本です。

ユカタン半島の原風景と、マヤ文化をかいま見ることもできます。
「キンタナ・ロー州民話(現代版)」といった趣もある内容です。




ずんが島漂流記
販売元: 文藝春秋

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1隻のカヌーで見知らぬ海に出た少年3人と少女1人の波乱万丈の漂流生活を
椎名誠独特の文体で綴っています。

嵐に遭遇したり、無人島に漂着したり、異人種が住む島に上陸したり、様々なアクシデントに見舞われますが、「争いのない世界」「自給自足の生活」「好奇心」「夢や希望」といった現代人がいつのまにか忘れてしまったものを呼び起こしてくれます。この本を読んでる間、心は少年時代に戻ります。中高生はもちろんですが、大人にこそ読んで欲しい青春冒険小説です。




そして、またひとり… (角川ホラー文庫)
販売元: 角川書店

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大学時代、同じサークルに所属した4人が10年ぶりの再会を機に、家族を連れてキャンプに出かけるが、そこで起こる悲劇を描く『そして、またひとり…』。美しい大学生をストーキングする男を描く『闇の下』。以上、二編の作品が収録されています。二編とも何度も読み返してしまいました。なぜなら、キャンプに参加した一人が「八木沢延明」。美しい大学生の恋人が「八木沢延昭」で、一字違いのこの二人に、何か関係があるのか探ろうとしたためです。いまだにその答えは見つかりません。


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