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和書 507300 (106)



アジア覇権戦争〈4〉二匹の昇龍 (C・NOVELS)
販売元: 中央公論社

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アジア覇権戦争〈4〉二匹の昇龍 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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アジア覇権戦争〈5〉覇権の果てに (C・NOVELS)
販売元: 中央公論社

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アジア覇権戦争〈5〉覇権の果てに (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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亜州魔鬼行(アジアン・ゴースト・ロード) (角川ホラー文庫)
販売元: 角川書店

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ストーリーに引き込まれ、あっという間に読んでしまった。
主人公は最後まで頼りなげだが、彼を依り代のようにして集まってくる一癖ある人々や鬼たちが紡ぎ出す、現実のアジアのシャーマニズムに裏打ちされたかのような物語は興味深く、目が離せない。
小説版「アジアもののけ島めぐり」というところだろうか。舞台となっているアジアの街々にでかけてみたくなってしまう。




明日への帰還―統一帝国軍物語〈3〉 (アスペクトノベルス)
販売元: アスキー

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明日への旅立ち―アーカトラス年代記 (フタバ・ファンタジー)
販売元: 双葉社

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明日への誓い―若き女船長カイの挑戦 (ハヤカワ文庫SF)
販売元: 早川書房

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 シリーズを通しての謎である「敵は誰か」そして「なぜヴァッタ一族を襲撃したのか」が徐々に明らかになっていく本作は、前作までの敵からの襲撃に対抗するという状況から一歩すすみ、ようやく反撃の狼煙を上げるところまでを描く。それ故に「えっ!ここで終りなの?」という感が強い。尻切れトンボという訳ではないが、前2作がそれぞれ単独でも物語として読めることに比べると、シリーズの大きな流れの途中という印象になってしまう。要するに、続きが気になるということ。

 今作では、主に主人公カイのほか、カイの従姉妹であるステラ、伯母であるグレーシーの視点で描かれる。第一巻では口うるさい偏屈な伯母としてしか登場しなかったグレーシー伯母さんが、自らの諜報部隊とネットワークを駆使し敵に加担したものたちを追い詰めて行く様子や武器を手に侵入者に立ち向かったりと大活躍をする。そして、カイと縁が深いあの人とのロマンスの予感まである。
 一方で、カイはオスマンを殺害した時に快感を感じたことで苦悩する。その苦悩にまだ結論は出ないが、その過程での自問自答やラフェとの会話からは、正義をなす殺人者というような矛盾をはらんだ道が見えてくる。穿った見方をすれば、軍歴のある作者のエクスキューズなのかもしれない。そう思えるほど、折々に苦悩を描くことで、単純なやられたらやりかえす活劇、復讐劇、破壊して殺しまくるという話とは一線を画している。
 そして前作では単なるメッセンジャーとも思えたステラも、今作では重要な役割を果たす。行く先々で次々とトラブルに巻き込まれる(巻き起こす?)カイとは別の解決方法を見せることで、カイとステラを好対照な位置に配置するだけでなく、それぞれの得意分野を活かすことで、これからもっと思い切った活躍ができるようになったはずだ。

 そしてクライマックスの艦隊戦。これまでも艦隊戦の描写がなかった訳ではないが、カイがイニシアティブを執る本格的な艦隊戦はシリーズ初であり、今後の戦闘を予感させるものだ。ちなみに、登場する宇宙船は松本零士氏の描く船がイメージされる。なんとなくだけど。




明日が見える街
販売元: 碧天舎

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黒猫の三角 (あすかコミックスDX)
販売元: 角川書店

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3年前から毎年、ゾロ目の日にゾロ目の
年齢の女性が殺される事件が起きていた。

過去の事件から導き出された法則に従うなら、
今年は六月六日に44歳の女性が殺されることになるのだが…。



本書ならではの「語り/騙り」の仕掛け
によって示される犯人は、意外性十分。

シリーズ1作目から「コレ」をやるのが、
森博嗣の森博嗣たる所以というところでしょうか。


〈ミッシング・リンク〉を繋げる数学的で
整然とした法則と曖昧で漠然とした動機―。


“理系ミステリ”という決まり文句で語られがちな森氏の作品ですが、
本作でテーマとなっているのは「人間心理の複雑さ、不可解さ」という
文系好みのものです。


我々は、現実で起きる陰惨な事件の犯人に眉をひそめつつも、どこかで
「こいつよりはマシ」という倒錯的な自己肯定をし、やり切れない日常
のなかで、かろうじて心理的均衡を保って生きています。

犯罪以外の犯人の人間性をすべて捨象し、彼を「モンスター」とすることで、
社会的・生活的矛盾を彼らに集約させ、自らもいつ同じ立場となるか
分からないのに、ストレスのはけ口として恬淡としています。


森氏は、そうした小市民の生態を理解しつつも、
違和感を感じずにはおれない人なのでしょう。



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