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和書 507300 (189)



エンディミオン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)
販売元: 早川書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

いやはやなんとも、すごいのだ。これはシリーズの三作目で、同量の活字で「ハイペリオン」「ハイペリオンの没落」の二作品が出ている。もちろんすでに読んでいる。もちろんすでに魂消(たまぎ)た。「ハイペリオン」で広げに広げたふろしきを「ハイペリオンの没落」の中に見事に収斂させた筆力ただ者ではない。切子面、シュライク、時間の墓標、テクノコアなどなどSF心をくすぐる仕掛けも盛りだくさん。詩に込められた秘密、タイムトラベル、冒険譚、恋愛物語、戦闘シーンとあらゆるものをちゃんぷるーしておきながらゴーヤーはちゃんと苦いという(変なたとえだけど)一本芯の通ったSFなのだなあ。主人公の個性がちょっと弱いかなと思うが、四作目に期待してダン・シモンズ、許してあげましょう。ま、ぼくが許さなくてもまったく影響ないけどね。




エンディミオンの覚醒 (海外SFノヴェルズ)
販売元: 早川書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

どうだ、と言いたい。SFオールドファンに対して。
俺たちの時代も「ハイペリオン・シリーズ」のような秀逸なSFを生んだのだと自慢したい。
「ハイペリオン」「ハイペリオンの没落」「エンディミオン」と続いてきたこのシリーズもこれが最終作(らしい)。ベルリンフィルのBGMが聴こえてくるような壮大な大団円だ。

テクノコアがいかにして生まれたか、虚空界とは何か、すべての疑問が明らかにされる。堪能して欲しい。




エンディミオンの覚醒〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)
販売元: 早川書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 4部作の最後を飾る「覚醒」は濃い密度。冒頭でパクスの政争と恐ろしい裏面が描かれ、財界の暗躍も描かれる。デ・ソヤが左遷先から復活し、軍部はアウスターの大討伐を開始する。ネメスも同型の仲間たちとともに独自の行動を開始する。主人公たちもやはり安寧の時を過ぎて行動を開始する。
 はっきり言って、こうした序盤の動きの全てが後半まで絡んでくるわけではない。マーカンティラスの暗躍は尻つぼみと言えるし、最初の巡礼たちが途中で登場したわりには本筋にあまりからんでは来ない。詰め込み過ぎたとも言えるだろう。
 だが、本作にある数々のアイデア、究極のメガストラクチャー、雲の惑星などの圧倒的な世界描写、共感の刻でクライマックスを迎える数々の苦痛の描写、前作までの謎の強引な解決と静かなハッピーエンド。脇役たる人物たちも一面的でなく、丁寧に描かれる。たとえアイネイアーの力と影響力が後半に行くにしたがって強くなり依存してしまっているにしても大変な力業だ。これは欠点もあるが傑作。




エンディミオンの覚醒〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)
販売元: 早川書房

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 4部作の最後を飾る「覚醒」は濃い密度。冒頭でパクスの政争と恐ろしい裏面が描かれ、財界の暗躍も描かれる。デ・ソヤが左遷先から復活し、軍部はアウスターの大討伐を開始する。ネメスも同型の仲間たちとともに独自の行動を開始する。主人公たちもやはり安寧の時を過ぎて行動を開始する。
 はっきり言って、こうした序盤の動きの全てが後半まで絡んでくるわけではない。マーカンティラスの暗躍は尻つぼみと言えるし、最初の巡礼たちが途中で登場したわりには本筋にあまりからんでは来ない。詰め込み過ぎたとも言えるだろう。
 だが、本作にある数々のアイデア、究極のメガストラクチャー、雲の惑星などの圧倒的な世界描写、共感の刻でクライマックスを迎える数々の苦痛の描写、前作までの謎の強引な解決と静かなハッピーエンド。脇役たる人物たちも一面的でなく、丁寧に描かれる。たとえアイネイアーの力と影響力が後半に行くにしたがって強くなり依存してしまっているにしても大変な力業だ。これは欠点もあるが傑作。




エンデュミオンエンデュミオン (ハルキ・ノベルス)
販売元: 角川春樹事務所

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エンデュミオン・スプリング
販売元: 新潮社

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 純粋無垢な子供だけに見ることを許されるものを主題にした、淡く甘くもほろ苦い、種々の
デジャヴュを伴うだろう、非常にオーソドックスなジュヴナイル小説。

 物語の舞台は現代のオックスフォード図書館。
 それは運命のいたずらか、ひとりのナイーヴな少年、ブレーク・ウィンターズと一冊の本の
出会いからすべてははじまる。
 その本のタイトルは『エンデュミオン・スプリング』、一見したところ単なる古びた白紙の
束、ただし選ばれた透明な魂にはそのメッセージが浮き上がる。そして、その本は「未来を
予言するばかりでなく、過去を書きかえる」伝説の書『ラスト・ブック』に至る鍵を握る。
この『ラスト・ブック』が悪の手に渡ろうものなら、さあ大変、この世界に災いが降り注ぐ
こととなる。
 1453年、活版印刷発明前夜のマインツと現代が交差しつつ、幻の書をめぐって展開される
ブレーク少年の大冒険。

 たぶん物語の登場人物の感情に没入できる読者にとっては、非常にスリリングな仕上がりと
なっている、とは思う。
 ただし、一定の俯瞰から読み解こうとするタイプの人にとっては、良く言えば用意周到、
悪く言えばあざとくてあからさま、最初の50ページくらいでだいたいの謎解きのオチや冒険の
陰に隠されたテーマは見えてしまうことだろう。




炎都―City Inferno (トクマ・ノベルズ)
販売元: 徳間書店

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京都を舞台にした、SFファンタジーながら大人が十分楽しめる作品。
シリーズ第一弾。

発刊当時に読み、今読み返しても面白いですねえ。
京都という魔物や神々等が出現しても、ありえそうな舞台がなじむ。
作者自身が京都在住中のものなので 街の描写もリアルです。
勇気や信じる心を真っ直ぐ受け止めたくなる一冊。




エンド・オブ・デイズ (竹書房文庫)
販売元: 竹書房

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エンド・オブ・デイズ〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)
販売元: 早川書房

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「天界を翔る夢」の続編だが,前作の主人公は登場しない.人類のほとんどが精神をダウンロードして移り住んだ仮想現実世界「ビン」と,ビンを破壊しようとする狂信者が支配するかつてのアメリカが舞台.時代はビン誕生100周年の2150年.本作では,ビンの誕生に直接関わった人々,狂信者集団の好青年,コンストラクトの娼婦,ビン生まれで生身の人生を知らない男などが関わり合う物語が,過去と現在,ビンと地上(と孤立した初期型ビン)の間で舞台と語り手を変えて紡ぎだされる.細部まで味わうには結構教養(中年以上のアメリカ人の常識?)を必要とする知的興味を煽る作品.とはいえその辺は訳注が参考になる上,仮にそれがなくとも過去の謎と現在のスリルを上手にブレンドしたプロットが読者を飽きさせない.地味!!で売れそうにないが妙に心に残る佳作.




エンド・オブ・デイズ〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)
販売元: 早川書房

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「天界を翔る夢」の続編だが,前作の主人公は登場しない.人類のほとんどが精神をダウンロードして移り住んだ仮想現実世界「ビン」と,ビンを破壊しようとする狂信者が支配するかつてのアメリカが舞台.時代はビン誕生100周年の2150年.本作では,ビンの誕生に直接関わった人々,狂信者集団の好青年,コンストラクトの娼婦,ビン生まれで生身の人生を知らない男などが関わり合う物語が,過去と現在,ビンと地上(と孤立した初期型ビン)の間で舞台と語り手を変えて紡ぎだされる.細部まで味わうには結構教養(中年以上のアメリカ人の常識?)を必要とする知的興味を煽る作品.とはいえその辺は訳注が参考になる上,仮にそれがなくとも過去の謎と現在のスリルを上手にブレンドしたプロットが読者を飽きさせない.地味!!で売れそうにないが妙に心に残る佳作.


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