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和書 507300 (220)



怪談人恋坂 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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 赤川次郎さんはユーモアミステリーが多いけど、こうしたホラーや情緒的な話も結構多いのです。代表的なのは映画にもなった『ふたり』とか。
 このお話は淡々と進んでいきます。だから『三毛猫ホームズ』や『吸血鬼はお年頃』が好きな人はちょっと不服が残るかもしれません。

 最後になって強く思ったのですが、四谷怪談や、累が淵のような古典的な怪談に通じるものがあります。だからこそあえて古めかしく怪談と赤川次郎さんはおつけになったのでしょう。
 悲しくも、どこが澄んだ気持ちになれるお話です。




怪談部屋 (ふしぎ文学館)
販売元: 出版芸術社

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海底空母イ‐400号―初陣編 (カッパ・ノベルス)
販売元: 光文社

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海底空母イ‐400号〈2〉―南極作戦編 (カッパ・ノベルス)
販売元: 光文社

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海底空母イ‐400号〈3〉―中部太平洋編 (カッパ・ノベルス)
販売元: 光文社

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海底戦艦イ800 (2) (ジョイ・ノベルス)
販売元: 実業之日本社

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海底戦艦イ800〈4〉 (ジョイ・ノベルス)
販売元: 有楽出版社

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海底牧場 (ハヤカワ文庫SF)
販売元: 早川書房

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 先日お亡くなりになった、アーサー・C・クラーク氏の名作が復刊というか増刷されて出回っていたので早速購入して読んでみました。この本、イギリス人の著者によるかれこれ数十年前の作品なんですが、現状の日本と国際社会の海洋資源と鯨の利用についてのIWC等の現状を考えるとき、非常に皮肉な一冊となっており感慨深いものがあります。
 というのも、主人公のフランクリンが転勤で勤めることになった世界政府の食料庁では海洋資源の徹底管理を行い、鯨の養殖と捕鯨で世界の全食料の10数パーセントを賄っているからです。その未来社会、国際紛争もなくなり世界政府が統治して火星にも入植が始まっているような未来世界では、地上の農耕だけでは全人類の食を賄うことができず、海に大きな食料資源を求めるようになり、海での農場ともいえるプランクトンや小さなエビなどを養殖する部門と、鯨をまるで牛や羊のように放牧して育て養殖する部門とに別れており、フランクリンはそちらに所属することになります。
 この物語はその彼と鯨との関わりを、彼が鯨の監視員として研修をうける研修期、白鯨に出てくるような巨大なダイオウイカ(実際にこの種のイカは数十メートルになります)を捉える冒険期、そして最期に鯨を捕獲しなくてもある方法で食料自給が出来るようになるのではという誠次決断を迫られる最終期と大きく三つに分けて描かれています。そういう構造は、一種のビルディング小説として読めますが、根っこのところでは海洋冒険ものですので、理屈で考えるのでなく、鯨の監視員としての主人公と一緒に彼の活躍や成長を楽しむのがよいでしょう。
 最期の最期のほうで、仏教世界の導師から主人公は捕鯨をやめて欲しいと思う理由として一つの意見を提示しますが、それが現実世界で今迄きいてきた捕鯨反対の色々な意見の中でも一番印象的であるというのは皮肉であるし愉快であるとも言えます。そのあたりについては、是非読んでみて下さい。




海底密室 (徳間デュアル文庫)
販売元: 徳間書店

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海底の実験施設の中で起こる殺人。
その殺人がいかにコミュニケーション不足と呼ばれるこの時代における殺人に見合ったものだとわかる。
従来ミステリー好きの人間には辛口に言われるこの作品だが、私は「新本格」ミステリーが行き詰まった今、松本清張のような社会派ミステリーがこのような形で復興したと考える。
非常に秀逸な作品である。




回転扉 (ハルキ文庫)
販売元: 角川春樹事務所

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