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和書 507300 (245)



時を編む者 (カッパノベルス)
販売元: 光文社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

銀の尻尾と盗掘者、亡国の残照、キトー炎上、地下迷宮、時を編む者の五章から成る。
第一章で、既に盗賊首領アレジオの盗掘行脚の行動部分から始まる。
しばらく読み進めても、アユスカが、どの程度重要な人物なのかが前半では、よく分からなかった。
だが彼の存在意義が本章で最も語られるラストは面白かった。
かつての親友エバンスとアレジオとの交流、郷国での古きよき時代の二人の活躍、確執、
袂を分かつ(アレジオが故国を去る)あたりを、もう少し頁を割いて読みたかった。
悲しき運命とやらが実感できるには、エピソードを幾つか増やし、アレジオとエバンスの苦悩を
より綿密に絡めて、対決の時を延ば〜し、あと二章ほど増やして上下巻にして……。
でも、そうするとアユスカの登場場面が全体的に更に少なくなり存在感が薄くなってしまうかな。
題名が時を編む者だが、主役はアユスカという感じではない。ラストにアユスカが欠かせないが、
アレジオはアユスカに関わってくるから話として必要であり、個人的にアレジオにもっと重きを置いて
話を綴ってほしかった。アユスカの物語なのか、アレジオとエバンスの物語なのか──両方です。





桂のティールーム物語 (光文社文庫)
販売元: 光文社

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M・一郎さんやスタッフ、軽井沢の動物やお客様たちに囲まれたアリスの丘ティールームの物語。
どのページも右にエッセー、左にイラストの構成です(よってすぐ読めます。ほのぼのしたイラストを見ながら何度も見るのもいいでしょう)。
ジャム作りに、ダークフルーツケーキ、バナナケーキなど桂さんのファンならおなじみのお菓子も登場します。




禍都 (トクマ・ノベルズ)
販売元: 徳間書店

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 先住者としての妖怪、クトゥルーの邪神、アウター・ゴッズ…なんだ、オーガス・ダーレスの焼き直しか、とか「魔界水滸伝」(栗本薫)のパロディか、と一瞬思ったものの、しゃべるヤモちゃんが活躍し物語にユーモアとペーソスを加えるのであった。柴田よしきさんの作品は、キャラクターが大事にされてるのが良。




禍都 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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 先住者としての妖怪、クトゥルーの邪神、アウター・ゴッズ…なんだ、オーガス・ダーレスの焼き直しか、とか「魔界水滸伝」(栗本薫)のパロディか、と一瞬思ったものの、しゃべるヤモちゃんが活躍し物語にユーモアとペーソスを加えるのであった。柴田よしきさんの作品は、キャラクターが大事にされてるのが良。




堕神綺譚―まどろむ神の章 (新書判ハードカバー・シリーズ)
販売元: 角川書店

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堕神綺譚―目覚めし神々の章 (カドカワノベルズ 80-6)
販売元: 角川書店

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魔道師の虹(上)―暗黒の塔(ダーク・タワー)〈4〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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 Rolandたちの旅は続く。
 第3巻がBlain the Monoの挑戦からどうやって逃れるかは、実際にこの本を手に取って確認してほしい。そして読み進むうちに読者は、この「The Dark Tower」がKingの他の作品と並び立って構成されていることを知るだろう。
 「The Waste Land」の続きから始まる第4巻「Wizard and Glass」の中心部は、何と言ってもRolandの独白である。‘独白’と言うと直ぐにスタブローギンのそれを思い出してしまうのだが、それよりもずっと、ずっと長い。けれども吐き気を覚えそうになるドストエフスキーの作品と違って、KingのそれはRolandの青春時代を語る、と言う内容になっていることから異常性の影は薄い、と言って良いだろう。更に言ってしまえば、あのロシアの作家よりもKing自身の「Christine」や「The Body」を想像する方がはるかにたやすい。
 この「Wizard and Glass」で描かれるKingの母親は、「Dolores Claiborne」や「The Talisman」の母親たちと違ってだいぶ複雑な背景を有していることを知ることになるだろう。
 最後にRolandとその友人たちが、自分たちに降りかかった火の粉をどのように振り払うかは、「The Shining」や「The Stand」などの作品をすぐに思い浮かべることができるだろう。Kingと言う人はどうしても「これ」が大好きなようである。




魔道師の虹(下)―暗黒の塔(ダーク・タワー)〈4〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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 Rolandたちの旅は続く。
 第3巻がBlain the Monoの挑戦からどうやって逃れるかは、実際にこの本を手に取って確認してほしい。そして読み進むうちに読者は、この「The Dark Tower」がKingの他の作品と並び立って構成されていることを知るだろう。
 「The Waste Land」の続きから始まる第4巻「Wizard and Glass」の中心部は、何と言ってもRolandの独白である。‘独白’と言うと直ぐにスタブローギンのそれを思い出してしまうのだが、それよりもずっと、ずっと長い。けれども吐き気を覚えそうになるドストエフスキーの作品と違って、KingのそれはRolandの青春時代を語る、と言う内容になっていることから異常性の影は薄い、と言って良いだろう。更に言ってしまえば、あのロシアの作家よりもKing自身の「Christine」や「The Body」を想像する方がはるかにたやすい。
 この「Wizard and Glass」で描かれるKingの母親は、「Dolores Claiborne」や「The Talisman」の母親たちと違ってだいぶ複雑な背景を有していることを知ることになるだろう。
 最後にRolandとその友人たちが、自分たちに降りかかった火の粉をどのように振り払うかは、「The Shining」や「The Stand」などの作品をすぐに思い浮かべることができるだろう。Kingと言う人はどうしても「これ」が大好きなようである。




旅涯ての地〈上〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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舞台こそヨーロッパであるものの、著者の「じっとり湿った空気」はこの本でも健在。
映画化された死国や狗神に飽きたら、ぜひ一度手にとって欲しい一冊です。下巻まで寝るのも忘れて読みきりました。




旅涯ての地〈下〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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こんどの子猫殺し騒動は黒い笑いが満載だった。
「他国に在住する一人の作家の(たかが)猫殺し」と「レバノンの子供老人を含む住民の無差別殺戮」との温度差。
その次に「不買運動」。わたしの好きな作家はみんなこの対象になってしまうだろう。
ベストセラーリストを見て暗澹とした気分になる人には、坂東眞砂子の長編はどれもお薦めだ。
何度読んでも面白い。
何度も読む価値がある。
繰り返して読めば読むほど味がでてくる。
(どこかで聞いたような粗い人物描写でも)生の魂にじかに触れた気分になる。
5-6行でまとめられたあらすじでは、見当もつかないところにつれていってくれる。


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