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和書 507300 (331)



狂骨の夢 (講談社ノベルス)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 死んで首を落とされたはずの夫が、生き返って家にやってくる。
 教会に相談に来た女が仰天するような告白をする。
 その告白を聞いた牧師と元精神科医は、それぞれ自分の「トラウマ」と対峙せざるを得なくなり煩悶する。
 告白を聞いた元精神科医は、木場刑事と榎木津探偵の幼馴染だった。

 たくさんの事件と謎が詰め込まれていて、読んでいてあきさせません。
 また、本ならではのトリックがあって最後の事件が収束していく様に
「ああ、そうか」
と膝をたたきました。
 これだけ厚いのに混乱しないで面白く読み薦める事が出来るのにも感心しました。
 面白かったです。 




文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 死んで首を落とされたはずの夫が、生き返って家にやってくる。
 教会に相談に来た女が仰天するような告白をする。
 その告白を聞いた牧師と元精神科医は、それぞれ自分の「トラウマ」と対峙せざるを得なくなり煩悶する。
 告白を聞いた元精神科医は、木場刑事と榎木津探偵の幼馴染だった。

 たくさんの事件と謎が詰め込まれていて、読んでいてあきさせません。
 また、本ならではのトリックがあって最後の事件が収束していく様に
「ああ、そうか」
と膝をたたきました。
 これだけ厚いのに混乱しないで面白く読み薦める事が出来るのにも感心しました。
 面白かったです。 




狂骨の夢
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

京極堂シリーズの初期傑作群の一作。ミステリでハードカバー三千円強の出費は結構勇気がいるかもしれない。しかも凄い厚さである。。。。が、だから、ハードカバーで購入する意味があるのだ。

本作は新書版にしろ文庫版にしろ、その厚さは相当なもので、カバーだけ外しても自立するほど束が厚い。これを持ち歩くのは中々骨である一方、開いた状態を維持するのは大変疲れる。乗り物内などで片手で開いて読むと相当手首に負担をかける。だったら最初から腰を落ち着けて読む事を前提とし、ハードカバーで買ってしまったほうが良いだろう。

既発売の「姑獲鳥の夏」「魍魎の匣」も再読の為ハードカバーで再購入しているが、読みやすさが段違い。本を開く力をほぼ使わない事でここまで楽になるかと、ハードカバーの利便性を再認識したのだ。

シリーズ三作目の本作は先述のように、再三再四読み直しをしたくなる傑作群の一作である。物語全体のトーンがATG映画を観ているようで、特にクライマックスの「憑き物落し」(解決編)の趣向たるや、シリーズ最高峰にして何度読んでも新鮮だ。

そういうわけで、初めて京極作品に触れる人はハマリ必至なので、再読の労も考えてハードカバーを購入することを強くオススメする。

既存のファンの方には、何おかいわんや。豆本目当てでとっくに買いなおしていることであろうと思う。




京極夏彦「怪」―『巷説百物語』のすべて
販売元: 角川書店

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「巷説百物語」がWOWOWで映像化されるにあたって前宣伝のために作られたと思われる本。ご存知妖怪トリオの村上氏が「巷説百物語」の解説を、多田氏が「絵本百物語」の解説をする等のサービスがある。また、主要登場人物の関係図、主要作品の解説、シナリオの一部の抜粋、映像化作品のカラー写真も載っている。

だが、私は「巷説百物語(を初めとする京極氏の諸作品)」の魅力は、京極氏が紡ぎ出す言葉の魔力(妖力)にあると思っているので、映像化作品には魅力を感じない。人間の心の闇が恐怖(妖界)を造り出すというコンセプトで作品が書かれているので、映像化しては別の物語になってしまう。上記の人物・作品解説などは「巷説百物語」シリーズを全て読んでいる私のような人間にとっては、無用の長物である。

京極氏の作品に馴染みのない入門者向けのガイドブック。




京極夏彦が選ぶ!水木しげるの奇妙な劇画集 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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「京極夏彦氏が選ぶ、水木先生の作品集」の第二段。人間が持つ生々しい欲を奇想とトボケタ味で描く水木先生の味が良く出ている。「エロ河童」、「幽霊丸」、「モテモテ神」に見られるようにエロティック味を前面に押し出しているのも特徴。少年雑誌以外からの選出が多いせいか。御馴染みの"サラリーマンの山田"も活躍する。

宇宙人、刑事コロンボのパロディ等を作品に違和感無く取り入れているのも流石。「劇画ベートーベンの生涯」と言った異色作もある。巻末の方に"鬼太郎もの"が三編登場するが、水木先生自身も顔を出す遊び心が楽しい。この中で、20世紀の物質世界を批判し、21世紀は精神性を重視して地球レベルで物事を考える論を展開する姿勢は預言者のよう。

その最終作「セクハラ妖怪いやみ」は猫娘が「正視できない」と言う程のエロティック味とトボケタ味を人間の欲に絡ませて描いたもので、掉尾を飾るに相応しい快(怪)作。水木ワールドの素晴らしさを再認識させてくれる傑作短編集。




京極夏彦が選ぶ!水木しげる未収録短編集 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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私は「ゲゲゲの鬼太郎」が初めて少年マガジンに載った頃には水木氏の作品を読んでいた(「墓場の鬼太郎」を含めて)のだが、本書を読んで未読の物が多いのでビックリした。貴重な本である。

本作に良く出て来る訳知り顔ながら実は無力な老博士は「ウルトラQ」の博士のモデルと睨んでいるのだがどうだろう ? トボけた与太郎はネズミ男を彷彿とさせる。妖花が若い男に取り憑く中国桃仙郷ものは当時良く書かれていたもので、ほとんど覚えていた。

しかし、当時の貧窮の中、このようなマイナー受けする作品を先の見通しも無く描いていた水木氏には本当に感嘆する。選者の京極氏も作者と懇意の関係にあるとは言えさすがの選択であり敬意を表する。




京極夏彦対談集 妖怪大談義
販売元: 角川書店

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何回目かの妖怪ブームである。
必然的に数多くの「妖怪本」が出版されることになるわけだが、本書はこうしたブームに先立って出版され、かつ後続本の多くを引き離して燦然と輝く(いや妖怪本だから妖艶と浮かび上がる、か?)クオリティを示す、出色の妖怪本である。

著者(対談のホスト側)の京極氏は日本屈指のホラー小説(と呼んで良いのでしょうか)の大家。
その(この方面での)博識ぶりはかねてから知っていたが、本書の対談を通じ、その間口の広さ奥の深さに改めて感嘆した次第。
当然ながら京極氏と「対戦」する人々は、水木しげる、養老孟司、中沢新一、夢枕獏、宮部みゆき、大塚英志、小松和彦etc.錚々たる顔ぶれ。
京極氏を触媒に彼らの持ち味も十二分に発揮され、それぞれの専門分野において微に入り細を穿った「怪」を巡る言説が繰り広げられる。見事、のひと言。
単なる妖怪本を超えた、知的エンタテイメント本としてお薦めの一冊です。





京極噺六儀集
販売元: ぴあ

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何時もながら鮮やかな手並み。狂言台本としての完成度については、比較する対象に乏しいけれど、大蔵流などの古典狂言のおもしろさ、風格を生かしつつ現代をそこに入れ込むという、曲芸にも似た代物である。あまり書くと筋書きをバラしてしまうことになりかねないので、内容については控えておくが、読む価値は十分。造本装丁も渋くて良い。




暁斎妖怪百景
販売元: 国書刊行会

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意外にも上質紙でした。(アートかコート系と思ってました)
和紙の質感とはいきませんが、案外ソフトな印象で見えてます。
綺麗でかっこいい。全然恐くないです。コミカルなものもあり。
子供に見せてもいい!
狸の~もなかなかおもろいです。。生首がでてくるんですが、ホントに死体の様な迫力です。すごい。




兇殺のミッシング・リンク―パーミリオンのネコ〈3〉 (ハルキ文庫)
販売元: 角川春樹事務所

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舞台は未来。天才的な女性スナパーが、連続殺人のつながりを解きながら、その犯人を追いかける物語。お調子ものの相棒も、相変わらずの活躍です。

人類が移住した星の様子、戦闘シーン、暗殺のためのいろいろな道具、サイ能力を持つ新しい相棒、星で出会う人々、と「てんこ盛り」を十分楽しめました。

ただ、スナイパーらしい、狙撃シーンがなかったのは、残念。
スナイパーというより、天才格闘家&天才ガンマンという感じの活躍をします。


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