戻る

前ページ   次ページ

和書 507300 (370)



黒き鉄の進軍―剣の聖刻年代記〈1〉 (ソノラマ文庫)
販売元: 朝日ソノラマ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






黒鍬者謀殺剣〈2〉水戸光圀政談 (双葉文庫)
販売元: 双葉社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






黒焦げ美人
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

「魔羅節」「ぼっけえきょうてえ」等の秀作に対して、こちらはやや不完全燃焼気味か…
ホラーではないんだけど、エロスもさほど感じない。
人間関係の多少の複雑さが話を膨らませるものの、やや少女趣味?でホラー小説のファンにはいささか物足りなさを感じるはず。




黒焦げ美人 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

まずその腰巻きからジリジリとコゲているのが良い。
黒焦げ美人などという哀れで滑稽な呼ばわれ方をして言い返せぬ気の毒な女性の亡骸が纏う装束にふさわしい。
本作は大正時代に起きた実際の事件に材をとっているという。津山三十人殺しを伝奇的に描いた「夜啼きの森」の系列に並ぶ実話系伝奇ということになるのか。
語り部である少女の、美しい姉、彼女は囲われ者となって家族を養っているのだが、その彼女が殺された上に妾宅ごと放火されタイトルの如き姿と成り果てる。事件そのものはシンプルで犯人像も意外なものではない。物語の重点は事件の解決のその後、人々の身の来し方に、その如何ともしがたい時代の空気もろともの悲しさに置かれている。
ところで解説の辛酸なめ子によって著者の「××書き」という荒技が紹介されているが、それはもう本当に漫画の必殺技のようなもので真似しようとしても出来るものではなく本編の余韻も感想も消し飛ぶこと必至であるので、辛酸なめ子女史には申し訳ないのだがここはひとつ読者諸兄はこのおもしろい解説を読まれずに封印されておくことをおすすめしますよ。もったいないけど。おもしろすぎるんですよ、著者のプライベートが。




クロスファイア(上) (光文社文庫)
販売元: 光文社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

発火させることができてしまうなんて、すごい事考えますね。
ありえないから、恐かったし、哀しかったですね。




クロスファイア(下) (光文社文庫)
販売元: 光文社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 実は宮部作品を読むのは、この小説が初めてです。

 主要登場人物に女性が多く、彼女達の心理描写の細やかさとリアリティが、超能力処刑人という設定の荒唐無稽さをカバーしていて自然に読めました。(これは結構凄いことだと思う。)

 逆に、細かい心理描写は女性キャラについてしか書かないという徹底した姿勢は潔くもある一方で、僕のような男性読者には読み足りないものがあったのも事実です。特に処刑シーンが続いてパワーで押せる上巻と違い、恋愛が絡んできて心理描写が中心になっていくこの下巻にはその傾向を感じました。

 とはいえ、総合的にはクライマックスからラストの主人公の哀しさには十分感情移入できたので、星を4つつけます。




英文版 クロスファイア - Crossfire
販売元: 講談社インターナショナル

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






黒塚 (集英社文庫)
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

設定自体は悪くない。

不完全な吸血鬼となってしまい、
100年ごとに胴体を変えないと生きていられない義経と、
甲斐甲斐しくその義経に寄り添う黒蜜。

色々移り変わる世界も、それぞれの伏線も中途半端。
テンポはいいけどそれだけ。

「いつの間にか崩壊していた世界と、その世界を支配しようとする2つの勢力」
荒唐無稽な設定を生かしきれず、大きな風呂敷の上で小さく踊っているような、
色んなものを都合よく用意したにもかかわらずそれを生かしきれてない感じが、
読了後もすっきりとしない何かを残して気持ち悪い。

ラストも一昔前の少年誌のような
「え!?それで終わるの?」という歯切れの悪さ。
風呂敷を畳みきれなかったので丸めてポイ、という終わり方。
「俺たちの戦いはこれからだ!」みたいな。21世紀にそれかよ、と。

全体的に話が浅い。それに尽きるかと。残念。




黒蝶 (ハヤカワ文庫NV)
販売元: 早川書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






黒と茶の幻想 (上) (講談社文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

学生時代同級生だった、利枝子、節子、蒔生、彰彦の四人は、それぞれの思いを抱えながらもJ杉を見る旅行に出かける。
旅のテーマは『非日常』。
持ち寄った「美しい謎」を解きながら歩くうち、少しずつ何かが変わっていく…

基本的に恩田さんの作品は苦手なのですが、これはおもしろかったです。
それぞれの事情が丁寧に作りこまれていたし、情景描写もきれいでした。

上巻は、大学時代にひどいふられ方をしたとはいえ、まだ蒔生のことが気になる利枝子の物語と、なぜか紫陽花が怖く、その理由を思索する彰彦の物語でした。
個人的には、彰彦のお話のほうがおもしろかったです。
四人の中で、彼のお話が一番謎が多く、興味をそそられた気がします。
途中に出てくる不思議な少年とのエピソードも象徴的で印象深かった。

特に何が起こるわけでもないけれど、味わって読みたいお話でした。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ