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和書 507378 (154)



アジアンリゾート―極楽ホテルと雑貨めぐりの旅 (Seibido mook)
販売元: 成美堂出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

とっても綺麗な写真がたくさん載っていて、
アジアのリゾートの魅力が満載です。
高すぎて泊まれないようなホテルもたくさんありますが
見ているだけでも充分楽しめると思います。
雑貨も詳しく載っているし、女性なら欲しくなるものが見つかると思います。




アジアン・リゾート あなたを幸せにする「究極のホテル」―読むだけで贅沢な気分になれる (王様文庫)
販売元: 三笠書房

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 クリスマス・正月休暇を前に、どこかに行きたいな、と思って、装丁とタイトルを見て買いました。

 まぁ、アジア南東部の熱帯・亜熱帯地域で、プールのあるホテルに泊まればそれでリゾート気分になれる人もたくさんいるし、そういう人をもターゲットにしてビジネスをするのは、商売人としては正しい態度だと思うので、慣れない人でもアクセスしやすい都市部のホテルの記述を多少混ぜるのはやむをえないのでしょう。それにしてもずいぶん都市部の記述が多いような気がしますが。

 問題は、この本には、複数の旅行先、宿泊先から客観的にどこかを選ぶために必要なデータ、具体的には、ホテルの設備、料金、客層(これがバカになりません)、部屋の住み心地にいたるまで、客観的な記述は、定量的なものや定性的なものも見つけるのが困難な点です。写真も綺麗ですが、静物画のような写真が多く、ホテルの居住感を描写する写真にはなっていません。

 したがって、この本を読んでも、どこに旅行に行って、どのホテルにしようかということを考えるのは困難です。それぞれ記載されているホテルへの憧れは喚起されますが、自分がそこに行くべきかどうかという判断をすることはできません。記述されているのは、主観的な幸せ感と、従業員のホスピタリティによってプリンセス気分になれるという自我肥大気味の贅沢感です(そういう意味ではこの本の副題は正しいのか?)。しかし、エッセイや小説にしてはイマジネーションに欠けますし、ガイドブックとしては先述のとおりあまりにも客観性に欠けます。

 旅行ガイドとして買うなら、ホテルガイドであっても、他にもっと優れた本があります。南国のプリンセス気分への憧れがある人が、夢見気分になりたいときのみお勧めします。




アジアン・リゾートに快楽中毒―安くてウマイ、あやしくてクセになる
販売元: 講談社

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濃いアジアフリークには、たまらなく首たてふりものの270ページ。濃いー?とまでは言わないアジアファンには、SHIMAMURA WORLDに染まりそうな勢いのある一冊です。
麻里ツアーコンダクターにお任せすれば、自分一人じゃできない冒険もワハハ印で楽しめちゃいます。




味見ききみみ アイルランド
販売元: 東京書籍

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 著者はイタリアを中心に、食べ物について取材してまわっているエッセイスト・写真家。
 本書ではアイルランドにわたり、ジャガイモとかギネスとかについて書いている。まわったのは主として南部から中部。アラン諸島にも足を伸ばしている。
 お決まりのジャガイモ料理やギネスのみならず、アイリッシュ・シチュー、アイリッシュ・ブレッド、海草ゼリーなども収められているのが貴重。写真も豊富で嬉しい。
 文章も抑えた調子ながらユーモアがあり、読んでいて楽しかった。眼差しの優しさも心地よい。




アジールとしての東京―日常のなかの聖域
販売元: 弘文堂

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明日は貴族だ!―ヨーロッパ無宿の旅
販売元: あすなろ社

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ハバロフスク号の船旅、シベリア鉄道の旅、ルーマニアのマラムレシュ、そしてスペイン、ポルトガルの旅。著者の紀行文、普通いつも一人旅だが、本書は相棒として画家赤坂三好氏が同行するところがユニークだ。名カメラマン、エッセイストと、画家の組み合わせ、鬼に金棒だろう。赤坂氏惜しげもなく、スケッチを出会う人々、あるいは村人に与えてしまうのだからすごい。

かなりの無銭旅行のような、時には大名旅行のような(それで明日は貴族だ?)、境遇が急激に変わるジェットコースター的な旅だ。基本的には至る所で大歓迎。一般人ではとうていこうはゆかないのでは?と羨ましく思われるほどだ。貧乏旅行も楽しんでしまう著者ならではかも知れない。偶然出任せ旅のような、計画のあるような、実にとぼけた二人組の珍道中ではあるが、道々の風俗、民俗についての観察は正確だ。

ルーマニアを旅することになる、プユなるルーマニア学生のエピソードが何とも圧巻。ほらふき男爵、ミュンヒハウゼンばりの演技だ。本当にいるのか著者の誇張なのか、はらはらしながらあっというまに読まされた。気がついたら途中でやめられずに、一晩で読んでいた。

ベトナム戦争、ソ連のチェコ侵略の話題がある。つまり旧著に新解説を補っての再刊だが、決して古びる内容ではない。ふと思いついたが、「なんでも見てやろう」という、似た雰囲気の当時売れた海外見聞記も恐らく同時代の作品ではなかろうか。

赤坂氏の挿絵も見事で、著者による写真を彷彿させる。国際的な絵本の賞も得ている人の絵なのだから当然ではあるが。
旅、シベリア、ロシア、ルーマニアに感心のある方にはこたえられない面白さだ。
ついでにルーマニア語やら、フランス語、スペイン語の片言も覚えられるかも知れない。

著者の見事な写真の裏舞台を、本書でちらりとかいま見られたような気もした。




アステカ・マヤ巡礼―古代都市の遺跡を歩く (泰流選書)
販売元: 泰流社

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アソーレス、孤独の群島―ポルトガルの最果てへの旅
販売元: 彩流社

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前著『白い街へ』(彩流社、2002年刊)に続く、ポルトガル紀行。今作では大西洋の真ん中、ユーラシアと北アメリカの二つの大陸の間に位置するヨーロッパの突端のさらに先、最果ての群島アソーレス諸島に滞在し、アルコールと島の空気に身を浸しながら、そこで出会うものやことに触発された思索が紡がれていく。

「島に行くということ」と題された序章から、著者は想像的な「島」への複雑な、優柔不断にさえ見える複雑な想いを綴る。それは、フロンティアなきこの時代に、それでも「どこか」へと赴こうと企てるならば、誰もが感じる逡巡とも言えるだろう。加えて、地理的には二つの大陸から隔絶した、いわば絶海の孤島とでも言いうるその「島」は、実際には地政学的なその位置からか、先年のイラク戦争開戦を謀る三人の男達の会談の地ともなった場所でもあったことが、「島への旅」を巡る想いをさらに複雑なものにしている。

それでも著者はアントニオ・タブッキの『島とクジラと女をめぐる断片』に導かれるようにして島へと向かう。旅人に特有な「島」への身勝手な期待を抱きながらも、同時にその思いこみが彼の地の現実の姿によって突き崩されもするだろうことも予め知りつつ。この島に流れる時間と空気にたゆたい、ときには火山島でもあるこの群島のカルデイラへと向かってその威容を目の当たりにし、船に乗って外洋の鯨を眺める。あるいは冷たい海で泳ぎ、そして、いつものように人々と会話を交わし、酒に酔い、道をぶらつき歩く。
そうした移動と酩酊を繰り返しながら、そこでの出来事や意識の片隅を擦過する些細な事物に目を向け、それらに浸潤する歴史へと想像の糸を縒りあわせながら、淡々とした筆致でそれらを綴っていく。
微発泡の赤ワイン、シェイロの記憶とともに。

本書に収められた写真も前作同様、すべて著者の撮影によるもの。さりげない光景が、柔らかくリリカルな光を放っている。その光が心地よい。




アタシはバイクで旅に出る。―お湯・酒・鉄馬三拍子紀行〈1〉 エイ文庫
販売元: エイ出版社

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 著者はハーレーダビッドソンに乗って全国を旅しているエッセイスト、モデル。
 本書には、7篇の温泉と酒と食べ物の旅が収められている。宇都宮に餃子を食べに行ったり、静岡に「磯自慢」を飲みに行ったり、南アルプスの秘湯を訪ねたり。
 文章はいまいちだが、旅を楽しもうという意気込みが素敵だ。
 道中や温泉での写真がふんだんに盛り込まれており、楽しそうな雰囲気が伝わってくるところも良い。





アタシはバイクで旅に出る。〈3〉―お湯・酒・鉄馬 三拍子紀行 (〓(エイ)文庫)
販売元: 〓出版社

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「旅」の理由にはさまざまあると思う。
スケジュールに縛られない自由な旅なら、なおさらだ。
行き当たりばったりの自由な旅。そこにはある種の詩のようなものがある。

この本からそういった詩のようなものが感じられるかと言うと、
残念ながらあまり伝わって来ない。
バイクにまたがる国井律子さん自身が書く紀行文は悪くはない。
が、それにも関わらず伝わってくるものが少ないのは何故か。

やはり、彼女を被写体とした写真集、という商業的なプロモーションが濃厚過ぎるのだろう。
バイクに乗る彼女の姿の脇には、必ずカメラマンのバイクが併走している、という事実に気づいてしまうと、
「あたしはバイクで旅に出る」という”理由”が行間から伝わって来なくなってしまう気がする。
これが、バイクの旅にあるはずの叙情を減殺してしまっている。

勿論、国井さんはクールでカッコよく映っており、
こういう女性の姿を見ることに楽しみを感じる向きにはオススメである。
「鉄馬」と「タレント写真集」をミックスさせた新しい媒体と考えるなら、
まずまず成功と言えるのかも知れない。
正統派のツーリング本を望む向きには、同じ理由がマイナスポイントになるのは、残念ながら事実だろう。


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