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和書 507506 (188)



これからの優良企業 (PHPビジネス新書 62)
販売元: PHP研究所

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この本を読んでいて、昨年死去した経営学者のジェームズ・アベグレン氏を思い出した。「終身雇用」という言葉の生みの親である。アベグレン氏は、日本企業の経営について洞察力鋭く観察し、その内容を分かりやすく伝えてくれた。この本も、非常に分かりやすく書かれている一方で、読んだ後に経営とは何だろうとじっくり考えさせてくれる。新聞記者が書いただけに、事例やエピソードも適度に混じっているので、ケーススタディとしてもOK。
右肩上がりの時代が終わり、企業だけではなく、自治体、社会福祉法人、病院など非営利組織にマネジメントという概念が必要になっている。是非は別として、社会に出ると、経営について考えさせられるケースが多いのだ。だから、少なくとも大学の教養レベルでは、学生は、文理を問わず、経営とは何か勉強する機会があってもいい。大学生の教養の教科書としてもこの本はぴったりなような気がする。




トヨタ式「スピード問題解決」 (PHPビジネス新書 63)
販売元: PHP研究所

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「トヨタ式」と名の付く書籍も、「問題解決」関連の書籍も世の中には非常に多くあります。

そうした中で、この2テーマに限らず、最近出版される書籍の多くは、既存の概念や方法論を
異なった切り口で整理し直してみたり、組み合わせたりしている場合が多いように感じます。

そういう意味では、本書にも「トヨタ式」という接頭辞が付いている通り、トヨタの現場で
実践されてきたことを元に、「問題解決」という切り口で整理した書籍です。

上記を前提とした上で、本書の特徴(価値)は下記3点にあると思いました。

1.問題の「解決方法(所謂、方法論)」ではなく、意識すべき「視点」を学べる
2.巷の「問題解決」本に見られる「論理思考」ではなく、問題とは何か、どう解決するかを
  意識できるよう、「問題解決」の本質を捉えている
3.「問題解決」への継続的な取り組みが「人を育てる」ことも観点として触れられている

フレームワークやロジックではなく、そして中途半端な方法論の紹介でもなく、
「問題」を「問題」と認識することの重要性とその奥深さ、そして認識した問題に対して
解決に取り組む際の心構えと姿勢の重要性を学べます。

本書も読み易い書籍ですので、短時間で読めてしまいます。
ただ、読みながら貼った付箋の数は、個人的にもすごく多いです。
付箋を貼った箇所は、主に本書で多用されている大野氏の発言内容や、
実際に改善内容に取り組んだ方の気付きの箇所です。

これらは、一読すると「なるほど」と思いますし、「自分も意識して取り組もう」
という気になりますが、中々継続はしないものです。ただ、当然ながら、本書に
限らず内容を咀嚼し、実践することが重要だと自戒を込めて感じています。

特に印象的だった部分は下記です
 ・問題はどんな所にでも必ず転がっている。捉え方によっては「何もなくてよかった
  ね」ですんでしまう。恐ろしいことである。
 ・気付く力がある人には、問題が問題として見えてくる
 ・一番大事なのはやる気である。感情を無視して理屈だけでものごを進めようとすると
  失敗することが多い。どうすれば人が納得するか、どうすれば動いてくれるかを
  しっかり考えることだ。

問題解決本や問題発見本も、そして考え方も既に世の中にたくさんあります。そして、
色々な手法を用いて、論理的に深く考えれば「問題」自体は解決できると思います。

但し、本質は人の意識の変革であり、その結果事業や業務の変革が実現することであると
思います。そのためにも本書で述べられるような「視点」を持って業務に取り組むことが
重要であるということを、改めて気付かせてくれます。




「ほめる力」がすべてを決める! (PHPビジネス新書 64)
販売元: PHP研究所

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絶対に成功する! 起業法 (PHPビジネス新書 65)
販売元: PHP研究所

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サンクコスト時間術 (PHPビジネス新書 66) (PHPビジネス新書 66)
販売元: PHP研究所

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いかにも、「術」的なタイトルですが、読んでみたら、いい意味
で違った。著者が試行錯誤してきた生き方、人生を「時間術」と
いうテーマで語った、生き様本でした。

で、実は、本書の背景の大きなテーマは、いかにキャリアを作っていくか。
やってしまった過去、失敗した過去は(反省点は認め)、くよくよしないで
「今と今から」の残り時間を見極め、「残された時間で最大の成果を出す」
ためには、どんなことを考え、実行すべきか、が語られます。

しかし、私は、「あとがきにかえて」の「それでも人生は続いていく」
のくだりで、読みながら、泣きました。それまで、著者は、サッカーを
たくさんの箇所で、サッカーを引き合いにしてわかりやすく語ってきた。
しかし、最後の最後で、チームの方針が変わって放出される、スター
プレイヤーを引き合いに出し、「キャリアでつまずくことなんて
日常茶飯事です。・・それでももがいていると、よいことがあるものです」
と締めくくります。このくだりは、私にとっては、深い。目が覚める思いと
ともに、癒される言葉です。

ちょっと見、「ハックス」本や、時間管理本としても、もちろん実践的
で、使える思考、使えるTipsがたくさん紹介されていますが、それ以上に、
キャリア形成本、人生ノウハウ本、と思って読むと、本書にこめられた
サンクコストという発想に至った著者の紆余曲折、試行錯誤な戦いの
一人のコンサルタントの「もがきの末に獲得した」智慧の物語ともとれます。
厳しい世間を生きていくための、よい志向性を得られる本です。




いきなりできる! 経営分析 (PHPビジネス新書 67)
販売元: PHP研究所

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「売る技術」を超える「顧客ケア」の方法 (PHPビジネス新書 68)
販売元: PHP研究所

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これまでの大量生産、大量販売、販売テクニック重視、営業力重視の販売を見直すきっかけになる本でした。私の働いている業界では実際これまで顧客ケアは重要と言われつつもやはり、販売ノウハウが重視され、顧客ケアをいか仕組みを作って、効果的にやるかはおろそかでした。出だしで顧客はなぜ一度しかもの買ってくれないのか、生涯の顧客にならないかという疑問が投げかけられ、顧客ケアマーケティングについて話が続いていきます。顧客ケアの概要について、実例を交えて説明している本です。




伊勢丹に学ぶ「売れる!」店作り (PHPビジネス新書 69)
販売元: PHP研究所

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日本人にはもう売るな! (PHPビジネス新書 70)
販売元: PHP研究所

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日本は20年近く不況だ。にもかかわらず、大企業以外、日本から一歩も出ようとしない我々。学校の英語教育で、ちょっとでも間違うと馬鹿にされるという恐怖心を叩き込まれ、英語を口にしない我々。
このままの鎖国状態でいいわけがない。
著者は「そんなこと気にしててもしようがないから、ビジネスしようよ」と力づけてくれている。貴重なノウハウもいっぱい。本当にタイトルどおりだと思う。
この本が本当に評価されるは数年後だろう。





すごい!電話術 (PHPビジネス新書 71)
販売元: PHP研究所

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