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和書 507508 (6)



C.W.ニコルのわたしの自然日記
販売元: 講談社

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C.W.ニコルの森の時間 (中公文庫)
販売元: 中央公論新社

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CDMによる環境改善と温暖化抑制―中国山西省を事例として
販売元: 創風社

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Change in the Natural Environment and Life in Oases of the Taklimakan Desert
販売元: 文化書房博文社

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CO2ダブル―地球温暖化の恐怖
販売元: 三五館

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地球温暖化がどのようなメカニズムで起こるのかが専門家では無い人にも分かりやすく書かれている。
具体的には地球に注がれる太陽光はアルベドという反射率のもと30%は雲や大気による反射のため、宇宙空間に放出され、あとの19%は雲に吸収され、あとの51%は大地に注がれる。その太陽光によって伐採により土がむき出しになった森林の土壌中の有機物が酸化することで二酸化炭素が排出される。さらに書中では温暖化の原因として二酸化炭素以外にもフロンガス、代替フロン、メタンガス、水蒸気などを挙げていてそれらは二酸化炭素よりも温暖化の効果はずっと高い。
しかも、この本は温暖化による人的被害までも予測している。温度が上がることにより生態系が変わり、今まで熱帯地方に群生していたマラリア蚊などの危険な生物が全世界に広まることにより多くの人々が苦しむことになる。また、温度上昇に伴い、海水が熱膨張により体積を増加させ、海抜が上昇し、海抜より低い地域に住んでいる人々が暮らせなくなるとの様々な視点で予測している。
専門的過ぎず、地球温暖化と世の中は騒いでいるが、実際、地球温暖化とはどういうものかということを知りたい人は是非、この本を読んで理解すべきだと思う。




CO2・リサイクル対策総覧 技術編
販売元: マイガイア

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CO2・リサイクル対策総覧―環境経営・政策・制度編
販売元: マイガイア

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CO2削減戦略―地球を救うシナリオ (B&Tブックス)
販売元: 日刊工業新聞社

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地球温暖化に関する問題点と対策が騙られている。内容的にはやや専門性を感じ、どちらかというと専門家及び環境に関係する学生向けという印象だ。
関係者には参考になる本だと思います
私としてはRITEという組織がどういうものなのか知れた点が良かったです




CO2固定化・削減・有効利用の最新技術―地球温暖化対策関連技術 (地球環境シリーズ)
販売元: シーエムシー出版

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CO2温暖化説は間違っている (誰も言わない環境論)
販売元: ほたる出版

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温暖化人為説に賛否はあってもエントロピー問題としての視点が欠如していればどちらも不十分なものになると思う。この本は温暖化人為説に懐疑的な人も、そしてエントロピー問題として温暖化をとらえたい人にも必見といえるだろう。簡単に読み進めることもできるが、そこにはエントロピー問題としての視点も学べるようになっているし、噛めば噛むほど味の出る本だと思う。このような懐疑論があると、ときたま感情的な反発を抱く人もいるかもしれない。そのなかには、素人が専門家の情報に触れていないがために起こる認知的不協和であることも少なからずあるようにも感じる。

ネットやテレビの報道では、わかりやすく、しかし、適切ではない、説明が散見している。南極内陸部の気温がほとんど変化しておらず、若干の寒冷化傾向にあることを知らない人も多いと思う。 http://earthobservatory.nasa.gov/Newsroom/NewImages/images.php3?img_id=17257
真鍋淑郎氏の1985年の「Journal of Geophysical Research」という論文によれば、緯度が高いほど、つまり極地の方が温室効果ガスの増加による温暖化の影響が著しいとモデル計算は示している。 http://www.gfdl.gov/reference/bibliography/1985/kb8502.pdf
確かに、ここ数十年の北極の昇温傾向は著しいものがある。しかし、南極の気温が昇温していないこととの整合性は見られない。これはモデルによる定性的な説明がまだ十分にできていないことを示す一例に過ぎない(2003年の論文を見ても、南極が昇温していないことの定性的な説明はできていない http://www.gfdl.gov/reference/bibliography/2003/rjs0301.pdf )。

アラスカ大学の赤祖父俊一氏も、IPCCのモデルによると北半球のシベリア、アラスカ、カナダなどで特に顕著に見られる特異的な温暖化が再現できていないと指摘する。この大陸部の温暖化は数十年振動(multi-decadal oscillations)による自然要因であり、それと人為的な温暖化を一緒くたにすることには大変な不備があるとも指摘している。 http://www.iarc.uaf.edu/highlights/2007/akasofu_3_07/
このように、温暖化といっても一様に地球が温まっているわけではなく、南極のように昇温していない地域もあれば、シベリア、アラスカ、カナダなどのように特異的に著しい温暖化を示しているところもあり、それらの温度分布はシミュレーションで再現できる段階には至っていない。

温暖化は予防原則だから、たとえ間違っていてもとるに越したことはない、と言う人も多いだろう。確かに、省エネ技術などが推進されることは大事だし、無駄遣いや環境意識が高まることに異を唱える人はいないだろう。しかし、温暖化対策として世界中で原発の大増設が進められていることを知らない人も多いと思う。つい最近では、ハイリゲンダム・サミットで日米で原発推進を明記する提案がなされたことを記憶している人もいることだろう。しかし、日本では臨界事故などのトラブル隠しが頻発している原発や世界中で事故続きの高速増殖炉に対する予防原則は十分に働いているだろうか。

果たして、二酸化炭素の排出が少ないというだけで温暖化対策として原発の推進がこのまま押し進めてもよいのか、今の原発ブームとも呼べる現状に一度は疑問に思ってもいいと思う。原発もエントロピー問題としてとらえると、いかに深刻なダメージを後世に残すかが少しは見えてくるのではないかと思う。環境問題をエントロピーの問題としてとらえるための入門書として。いつもは星4つしかつけないが、余りにも目に余る書評への異議として星五つ。


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