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和書 507508 (113)



川とヨーロッパ―河川再自然化という思想
販売元: 築地書館

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川に生きる―水危機の処方箋
販売元: 山海堂

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河川工学の第一人者である高橋裕氏の講演会での話をまとめた本.
高橋氏がどのように河川と関わり,戦後の日本の土木事業に関わってきたのかが綴られている.

たった100年.
100年前の日本は,現在とはまったく異なるあるがままの姿をあちこちに残していた.戦後,洪水と渇水を根絶するためにさまざなま事業が展開され,被害を軽減させることができたが,時代の変遷と共にその副作用への避難が集中するようになった.

その渦中を第一線で,ときに激しい非難を,時に羨望のまなざしを受けながら河川と共に過ごしてきた筆者の複雑な思いが随所に見られる.

本書の中で,「哲学」と題された第四章が印象に残った.
とくに「土木学と国土論」の冒頭にはこうあります.

「土木技術者はしかるべき国土観を持つべきである」と.

土木における国際化とは,日本の国土特性の確実な認識のもとに外国の方とつきあい,仕事をし,あるいは争う.まず地球の中での日本を捉えることだ と.
日本人は日本の自然特性をきちんと捉えなければならないと.

日本画家の千住氏や,数学者の藤原氏などと同じ文脈にたどり着くものなのですね.自分の国土観を自問するきっかけになる本でした.




川にきく―水辺の防人たちの物語
販売元: 創樹社

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川のHの条件―陸水生態学からの提言
販売元: 山海堂

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川の思想
販売元: 山と溪谷社

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川の昭和史―安芸皎一著作選
販売元: 東京大学出版会

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川のなんでも小事典―川をめぐる自然・生活・技術 (ブルーバックス)
販売元: 講談社

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タイトルの通り、川をとりまく現状につき、全般に渡って平明に解説してくれる。
評価したいのは、生態系や利水の話に入る前に、日本列島の地質と地殻の特色を説き、
それによる川の成り立ち、および扇状地や沖積平野の形成される過程が書かれている点である。
コンクリートの護岸とダムに固められた現代の川は、殺風景でいかにも無表情に見えるが、
悠久の時を経て自然と人に恵みをもたらしてきたものである。
今僕らが住む平野も、そもそもは川のもたらした堆積物の賜物である。
それを実感させるために、川の成り立ちと自然の関係を丹念に書いてゆく方針には好感が持てる。

川が作り出す地形、育む生態系、生み出すエネルギー。
飲み水や灌漑用水など、人の生活に欠かせない水を提供する川、
また人と人の往来を生み、文化の架け橋となってきた川。
本書を読み終わった時「川」だけにとどまらない様々な分野に興味を持てるのではないだろうか。
平明な筆致で、誰でも無理なく読める内容となっている。

近年、環境意識は大きく変わりつつある。
次代を担う中高生に特にお勧めしたい一書である。




多自然型川づくりに役立つ 川の模型のつくりかた
販売元: 山海堂

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川のユニバーサルデザイン―社会を癒す川づくり
販売元: 山海堂

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川よ
販売元: 日本放送出版協会

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天野礼子さんの半生がこの本で分かるはず。
あまご便り、萬サと長良川、などですでに知ってはいたが、時系列的に彼女の生き方が分かったような気がする。開高健を師として、長良川河口堰反対運動に開高さんを引き込みガン末期の開高さんの病室を探し当てて話をする下りは目頭が熱くなる。
釣り師として川や森、村の荒廃を嘆き、だれよりも力強く建設省と戦ってきた。まさに戦士であろう。この本の中には単なる魚を追い求める釣り師に対する強烈な批判もかかれている。是非ともご一読あれ。 (2003読了)


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