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和書 508052 (106)



伊藤左千夫/佐佐木信綱 (新学社近代浪漫派文庫)
販売元: 新学社

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ヰタ・マキニカリス〈下〉 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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ヴァニラとマニラ―稲垣足穂コレクション〈4〉 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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少年愛の美学―稲垣足穂コレクション〈5〉 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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稲垣足穂コレクション2 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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稲垣足穂コレクション (6) 僕の“ユリーカ” (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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稲垣足穂コレクション (7) ライト兄弟に始まる (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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稲垣足穂コレクション〈8〉弥勒 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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稲川淳二のヨイショで拝んで土下座して
販売元: 近代映画社

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犬の話 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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エッセイの殆どは、飼っていた犬の思い出である。かわいがっていた犬を失った時、誰もが悲しみ、もっとあれもして、これもしてあげればよかった、と悔やむ。でも・・・飼い主に愛されて逝った犬達は幸せである。もっとも切ない話は向田邦子の『隣の犬』。
隣の犬はただ庭に繋がれているだけ。隣の家族が夜逃げをした時も置き去りにされ、うなだれたまま。結局、保健所に連れていかれ、始末されることになる。
向田邦子は決して人になつくこともなかったこの犬を不憫に思い、せめて最後にと、魚を焼いて、棒で押し込む。その後で見たら、きれいに食べられた魚の骨だけを残し、犬は消えていた。
「私はこの犬の名前を知らなかった。名前を呼ばれ可愛がられるのを一度も見たことがなかった」
愛され、愛することを知らないまま死んでしまった犬。なんてやるせなく、哀しいことだろう。なんのために存在していたのだろう。
向田邦子は行き場のない憤りを、友人達と飲んで、はらすしかなかった。


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