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和書 508052 (204)



ローリング・サンダー航海日誌―ディランが街にやってきた (河出文庫)
販売元: 河出書房新社

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この本は、劇作家で俳優のサム・シェパードが“ローリング・サンダー・レビュー”の記録映画『レナルド&クララ』の脚本を頼まれた――結局執筆せず――ことから、“レビュー”に同行したさいの記録です。短いエピソードの連続なので読みやすいです。

「訳者あとがき」が指摘するように、事実の記載が非常に主観的で時には著しく歪んでいるようなので、まるごとは信じられません。とはいえ、シェパードは、アメリカの再発見を試みた“レビュー”の思想を体現する、ふたつのクライマックスを明らかにしています。

ひとつは、まったく有名でない、メイン州ウォーターヴィルでの、「長いあいだディランの音楽を聞くだけで、ディランの写真を見たことのない盲目の男」をはじめとする「金のない」人々の前で行った家族的なライヴ。もうひとつは、あまりに有名なマジソン・スクエア・ガーデンでのルービン・カーター支援コンサート。

このふたつのエピソードを読むと、なぜシェパードがディランに入り込みすぎ、記述が主観的になるのかについておおよそ見当がつきます。すなわち、たぶん、ライヴ・パフォーマー・ディランも、劇作家・シェパードも、メディア(テレビ、新聞、レコード)を介さないオーディエンスとの接触、そしてマイノリティ、冤罪者に対する共鳴と理解に帰結する理想的な“アメリカ”を、誰に教えられることもなくそして改めて発見するまでもなく、旅の前からあらかじめ自分の内にもっています。シェパードは、その“アメリカ”を文学的に確認することだけに自分の筆を賭けたのでしょう。その賭けの試みは大成功です。

なお、“レビュー”の客観的事実について知りたい方々は、ボブ・ディランの二枚組CD『ローリング・サンダー・レビュー』のライナー・ノーツ執筆者であるラリー・スローマンが1978年に出版した“On the Road with Bob Dylan”(未訳)を読むとよいでしょう。




新版・遊びの百科全書〈4〉玩具館 (河出文庫)
販売元: 河出書房新社

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新版・遊びの百科全書〈2〉だまし絵 (河出文庫)
販売元: 河出書房新社

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新版・遊びの百科全書〈5〉遊戯装置 (河出文庫)
販売元: 河出書房新社

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サドの館―山口椿絵画館〈2〉 (河出文庫)
販売元: 河出書房新社

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常識として知っておきたいクラシック音楽50 KAWADE夢新書
販売元: 河出書房新社

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クラシック音楽の名曲50曲を、いろいろなエピソード付きで紹介したクラシック入門書です。

マニアックなクラシック解説書や、オタクチックなCD聴き比べの本とは違って、気軽にクラシックの世界を楽しむための本なので初心者にも安心です。
この本で紹介されている曲の中で気になったものを適当につまみ食いしていけば、クラシックの美味しいところはしっかり味わえると思います。

クラシック音楽はどうも敷居が高くて・・・という方にはぴったりの一冊です。
「のだめカンタービレ」のおかげでクラシックファンが急増しているみたいですし(本当か?)、この本を読んでさらに深くその魅力を味わってみられるのもいいかと思いますよ♪




常識として知っておきたい世界の名作映画50―傑作シネマの教養が楽しく身につく本 (KAWADE夢新書)
販売元: 河出書房新社

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常識として知っておきたい世界の絵画50 (KAWADE夢新書)
販売元: 河出書房新社

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かなり一般的に知られている西洋名画50点についての著者のコメントと画家の人生について3~4ページで解説されている。NHK「日曜美術館」やTV東京「美の巨人」のファンにもってこいの本である。20世紀に活躍しこの本に収められている何人か画家の絵は、著者の好みのみで専行されたのであろうか。大学での講義「西洋美術史」と趣味で美術館めぐりをしてきた私は、その辺が気になる。
できるなら『日本の名画50』の出版が待たれる。




世界遺産の凄さがわかる本―ガイドブックも教えない本当の楽しみ方 (KAWADE夢文庫)
販売元: 河出書房新社

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 世界遺産を扱う本は数多くあれども、カラー写真を1枚も掲載してない本は非常に珍しい。本文中にはモノクロのイラスト、または写真が各遺産の紹介にちょっと載っているだけなので、逆に言うと文字情報は多いと言えるが、文字だけで世界遺産のすばらしさを表現するのはなかなかに難しい。ガイドのホントいうよりは蘊蓄・雑学本の類であるので、そういった本を読みたい人にお勧めします。




名画謎解きミステリー (KAWADE夢文庫)
販売元: 河出書房新社

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