和書 508052 (226)
群衆の中の芸術家―ボードレールと十九世紀フランス絵画 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房
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ボードレール、マネ、マラルメの3者についての考察が含まれた、殆ど唯一の研究書。この3者を考えるとき、この阿部氏の考察が無視されることは決してないという、絶大な影響力を今もなお誇る。文庫本ながら、詳細な註が施されてあり、その細密な論考は、初出が1975年ということを鑑れば、驚異に値する。構造主義や記号論、精神分析研究の真っ只中にあって、歴史実証主義という一見反動的な研究は近年になってとてつもない影響を与える結果となった。「群衆」というタームをいち早く取り入れた書名からも、氏の先見の目の確かさが伺える。19世紀フランス文化研究の優れた古典的名著といえるだろう。
群衆の中の芸術家―ボードレールと十九世紀フランス絵画 (中公文庫)
販売元: 中央公論社
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群青の海へ―わが青春譜 (中公文庫)
販売元: 中央公論社
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山口百恵の時代から (激写文庫)
販売元: 小学館
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大判の写真集の方がお勧めです。
松本小雪という不思議少女 (激写文庫)
販売元: 小学館
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松本小雪のヌード写真集です。ヘア解禁前なのでヘアヌードはありません。
題名にある通り、彼女は『不思議』な少女です。ただ、本のなかで色々と説明している意味での『不思議』ではありません。
彼女は一体何を考えているのでしょうか。女性にとって人前に乳房を晒すことは重大なことであるはずなのに、ほぼ全編を通して彼女が見せている表情は「上の空」という表現がぴったりで、ほとんど何の感情も読み取ることができません。普通なら、読者を意識して笑顔を振りまくなり、恥じらいを浮かべたりしそうなものです。それなのに彼女は終始けだるそうにこちらを見ているばかりで、むき出しになった乳房を誇示するようすもなければ隠すようすもありません。この「読者の存在をまるで意識していないかのような」彼女が、私にとっては『不思議』なのです。
これが彼女の自然の姿なのか、それとも、ある種の効果を狙って意図的に装っているのかによって、彼女の評価は大きく分かれると思います。
少なくとも私には、いい効果を挙げているとは全く思えず、愚鈍な印象しか持ち得ません。彼女が芸能界であまり活躍できていないのは、私のように感じる人が少なくないという一つの証拠だと思います。
乳房自体はかなりボリュームがあり、やや陥没乳頭である点を除けば、なかなかそそるものだと思います。ですが、そのせっかくの乳房の魅力を彼女の表情が半減させてしまっているのが何とも惜しいところです。
水沢アキの情熱 (激写文庫)
販売元: 小学館
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月刊小説王 14 (14)
販売元: 角川書店
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限界芸術 (講談社学術文庫 54)
販売元: 講談社
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幻想小説名作選 (集英社文庫 85-C)
販売元: 集英社
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恐怖あるいは幻想をテーマに国内の短編小説を収録したアンソロジーとしては、筒井康隆が編んだ『異形の白昼』(集英社文庫)と双璧の選集ではないでしょうか。下記の収録作品のラインナップを見ていただければ、その質の高さがお分かりいただけるのではないかしらん。夏目漱石、谷崎潤一郎といった文豪から、野坂昭如、筒井康隆の近代稀に見る特別料理的逸品まで、恐くて面白い短編作品がずらり目白押し。超A級のアンソロジーとして、自信をもってお薦めしたくなった次第。
以下、十八篇の収録短編を掲載順に(括弧内は、初出掲載年)。
夏目漱石「夢十夜」(1908)
泉鏡花「眉かくしの霊」(1924)
谷崎潤一郎「柳湯の事件」(1918)
佐藤春夫「西班牙犬の家」(1917)
川端康成「片腕」(1963〜1964)
太宰治「魚服記」(1933)
石川淳「おとしばなし 李白」(1949)
柴田錬三郎「恐怖屋敷」(1968)
源氏鶏太「黒いゴルフボール」(1975)
吉行淳之介「百メートルの樹木」(1971)
遠藤周作「蜘蛛」(1959)
小松左京「待つ女」(1972)
野坂昭如「骨餓身峠死人葛(ほねがみとうげほとけかずら)」(1969)
生島治郎「暗い海暗い声」(1970)
筒井康隆「母子像」(1969)
中井英夫「牧神の春」(1971)
都筑道夫「風見鶏」(1972)
半村良「ボール箱」(1975)
文庫巻末に、小松左京と半村良の対談解説「幻想はフィクションの原点」を掲載。幻想小説、幻想文学について思うところをざっくばらんに語り合っていく作家ふたりの対談は、興味深いものがありますよー。
てなわけで、半村良が作品を選んだこのアンソロジー、隅から隅まで、実にリーダビリティが高くて堪能させられました。
1979年(昭和54年)4月25日 第1刷。
日本芸能史入門 改訂 (現代教養文庫 494)
販売元: 社会思想社
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