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和書 508054 (123)



マンガKAIZEN(改善) (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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無法経済の主役たち―「頭取・社長」という名の不良債権 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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これが本書のテーマだったと思う。つまり「官僚」が無責任体質であるのと同様に、経営者もまた無責任体質であると。とりわけ私個人の関心として面白かったのは、序章「みずほ銀行「失墜」」と第5章「経営責任とは何か」であった。2002年4月1日、みずほFGは三行を再編し、みずほ銀行とみずほコーポレート銀行という新たに二つの銀行として華々しくデビューする予定であったが、一転開業当日にシステム障害が発生し、国民が多大な迷惑を被ったのはまだ記憶に新しい。銀行員は常に信用リスクと市場リスクには敏感である。だがこの時彼らにはもう一つのリスクに対する認識が不足していたと言える。それはオペレーショナルリスクである。三つが一つのシステムになるというのは容易なことではなく、それ相応の準備期間と大量データによる負荷テストをすべきであった。しかし彼らはそれさえもしなかった(正確に言えば、それができなかった)。そもそもの原因は互いの駆け引きによって基幹システムの決定に、無駄な時間をかけ過ぎたということである。さて、みずほHD社長の財務金融委員会参考人招致での「直接利用者に実害が出たというわけではなく、クレームが大量に来たということです」という答弁だが、これを「民僚」と言わずして何と呼ぶべきだろうか。無責任な「民僚」ではなく、リスクと責任を背負う(undertaker=企業家)が今求められているのだ。




仕事で「一皮むける」 (光文社新書)
販売元: 光文社

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仕事で一皮むけたいので読んでみました。

目次を見れば、だいたいの内容がわかるかもしれません。
だいたいこれくらいの経験で結果を残せれば一皮むけそうな気がする。

一皮むけた経験を持った人の経験談なので、みんな成功している人の話。
現状もがいている人に役立つのかはわかりません。
振り返ってみて『ああ、あれが一皮むけた経験だった』って
事例が集まったものだから。




スティグリッツ早稲田大学講義録 グローバリゼーション再考 (光文社新書)
販売元: 光文社

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IMFの事例を中心にグローバリゼーション、市場原理主義に警鐘を鳴らすスティグリッツ教授の公演は、
経済学を深く知らなくとも平易な言葉で語られており、非常にわかりやすい内容である。
1997年ごろに起きた金融危機がどうして起こったのかということ、そしてこれから同じような過ちが起き
ないようにするための国際金融機関の役割を明快に理解することができる。

教授はノーベル賞経済学者ということで、これまで私からは縁遠い感があったが、これを機に他の著作に
触れてみたいと感じた。




図解仕事人 (光文社新書)
販売元: 光文社

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第1章の「自伝」は良かったと思います。
後の章は駄目です。
質の悪い「図解」を日本中のビジネスマンに蔓延させた病巣です。
おかげでコミュニケーションの失敗があらゆるところで起こりました。
工業製品のリコールが多発するのも「図解」病の結果でしょう。
(いや、言い過ぎました。それほどの影響力はありません)
「こういう図解に頼った仕事をしてはならない」という戒めのためには、
大いに読む価値ありです。だから星2つです。

本書には「図解を描いていると、気持ちの上では大統領になることができる」
という記述があります。著者は図らずも病(やまい)をカミングアウトしています。




組織変革のビジョン (光文社新書)
販売元: 光文社

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いい本だと思います。

会社を変えるのは人を変えることだ、というのがよくわかる。

とくに「始められない、という始まりの問題は、そもそも始まりの問題ではなく、終わらせていない、自分の中でケリをつけられていないという、終わりの問題である」という指摘はドキっとさせられました。

なかなか新しい恋愛が始められないのは、昔の恋愛を終わらせていないから。なかなか新しい会社になれないのは、昔の会社のイメージから離れられていないから、というのは納得。

加えて、変われない問題=終わらせられない問題は、学問的には経済学や社会学よりも、むしろ臨床心理学の領域であるとの指摘に、なるほどと思い、昨日臨床心理学の初歩みたいな本をガサっと買ってきてしまった。





チラシで読む日本経済 (光文社新書)
販売元: 光文社

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専門家でないライターが、ヒアリングを元に書いているので、おもしろいエピソードは書かれているものの、つっこみが足りないのが残念。

日常良く目にするチラシのうらには、こんな競争や、進歩への努力があったのかを知ることができるので、読み物として、気軽に読むには十分おもしろい。




買収ファンド―ハゲタカか、経営革命か (光文社新書)
販売元: 光文社

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読後感としては、ちょうどNHKの「クローズアップ現代」を観たようなかんじがしました。「買収ファンド」と一口に言ってもいくつかのタイプがあることをおさえた上で、ファンド側経営者、被買収会社の社員、新経営者、それぞれの立場の方からのインタビューを通じて、その実態がクリアーに伝わってきました。実際にあとがきを読みますと、著者の和田勉さんは、NHKの経済番組でディレクターを務めた経験をお持ちとのこと。なるほど、NHKの番組のような構成でできた本だと思いました。




非対称情報の経済学―スティグリッツと新しい経済学 (光文社新書)
販売元: 光文社

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完全情報市場モデルに基づく古典経済学に対して、各プレーヤーの持っている情報に差があることをモデルに組み込んだ新しい経済学の成果を紹介するとなっているが、それぞれの結論は、私にはトリビアルであると思えるものが多かった。特に、時間が出てこないのがかなり不満であった。

時間が出てこないと言う意味で、化学反応における平衡論に似ていると思った。これは、普段私が岩石学に対する不満と同じ不満を感じたからだろう。岩石学でも、現在の岩石の成因を、もっぱら平衡論で議論することが多い。しかし、実際の反応は平衡論だけでは済まずに、反応速度論が重要になってくるはずである。

経済の振動現象(好況不況の波ね)は、フィードバックの遅れ、投資の量子性(生産設備への投資はある程度まとまったお金が必要になるなど)が極めて重要な役割を果たしていると私には思える。それなしで「最新の経済学の成果」と言われてもねえ、というのが感想だ。

ただ、経済政策については、倫理学的な評価が政策論争中でまだ幅を利かせているし、倫理学的/警察国家的対策が声高に叫ばれることがしばしばである(例えば、本書でもしばしば取り上げられているモラルハザード問題に対して、そのようなことをする悪人を罰すれば良いというだけの意見)現状を鑑みるに、経済を機械的にとらえて、システム設計をする必要を考えさせてくれる本書のような経済書は、特にジャーナリストや政治家に読まれてしかるべきだろうと思う。




論理的思考と交渉のスキル (光文社新書)
販売元: 光文社

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仕事や日常で「交渉」を行うにあたって、「交渉とは」「交渉に必要な論理的な思考方法とは」をやさしく解説してくれています。

「交渉」を自分の主張を通すだけのもの、相手のいうことに従うかどうかの瀬戸際、ということではなく「お互いのニーズを満たすためのコミュニケーション」と捉えているのは非常に判りやすく、そのコミュニケーションを成立させるためには「論理的」な話法が有効であるというのも納得できます。
「論理的」ということについても「曖昧な表現をしない」「しっかりとした主張を持つ」「〜ねばならないという思考をやめる」など非常に判りやすいところから説明してくれているので難しいイメージはありません。

とはいえ、この手のものは「実践が伴ってこそ」というものなので、これを読んだからといってすぐに「論理的」になれるわけではありませんが、具体的な行動を起こしやすい文章だと思いますので、日々の心がけや実践もやりやすいのではないかと思います。

論理的思考・コミュニケーションを実践するための入門書として最適な本だと思います。


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