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和書 508056 (279)



ぎゅわんぶらあ自己中心派 (2) (講談社漫画文庫)
販売元: 講談社

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ぎゅわんぶらあ自己中心派 (3) (講談社漫画文庫)
販売元: 講談社

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ぎゅわんぶらあ自己中心派 (4) (講談社漫画文庫)
販売元: 講談社

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ぎゅわんぶらあ自己中心派 (5) (講談社漫画文庫)
販売元: 講談社

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ぎゅわんぶらあ自己中心派 (8)
販売元: 講談社

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くしゃみしてもひとり
販売元: 新風舎

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方哉と山頭火の自由詩をアレンジしてのらねこに語らせた本ですが、ねこが語ると切なさ倍増です。
「お天気が良すぎるひとりぼっち」「ああ春だ・・うなずく相手もいない」なんて一人暮らしのOLや疎外されてるお父さん達にはツボじゃないでしょうか。
私もたまに「朝の鏡」の句でも呟きたくなります。





くじらの親子 (1) (講談社漫画文庫 (く3-1))
販売元: 講談社

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簡単に言うと「赤ちゃんと僕」(「花とゆめ」連載)の少女版。

お母さんが2番目の子供が小さいうちに亡くなって、お父さんと3人家族という設定は同じ。
ただ「赤ちゃんと僕」は男の子の兄弟なのに対して、こちらは女の子の姉妹になるというのが大きな違い。
内容も女の子が主人公のため、「赤ちゃんと僕」よりも断然、恋愛の要素が強くなっている。
小学5年生からスタートした主人公の「杏」がラストでは母親になるまで、掲載雑誌がマイナーな「デザート」だったため全10巻で非常に展開が速いのだが、テンポよく話は進む。

意外だったのは杏が結ばれた相手。
普通の少女漫画なら「初恋の相手とくっ付いてめでたしめでたし」という安易なラストで終わるだろうが、この漫画はラスト付近では現実的な展開になり、普通なら報われないまま終わるであろう当初の杏の初恋の男のライバルに軍配が上がった。

初対面では杏は好意的どころか「苦手」「怖い」とすら思っていた関川と中学校の3年間を通して少しずつ心を通わせていくという展開がいいと思います。
杏に彼氏(鮎川)がいることを知りながらも杏以外の女の子のことを考えられない関川の純情。
人の恋には敏感でも自分のこととなると鈍感で、関川の想いに気が付かない杏を見守り続けるうちに、気持ちには気付いてもらえないものの「苦手意識」と誤解からくる「恐怖」は消えて、安心して手を繋げるまでになった。このときに誤解が解けていたことと成就はしなかったものの「告白」で杏に気持ちを伝えていたことが、後の再会時杏の気持ちを変えることに繋がった。

杏にとっては「初恋の相手」でも杏に寂しい思いばかりさせる鮎川が杏の目の前から去ったとき、ずっと自分のことを大切に思い続けていてくれる男性がいたことに気付いた杏。
自分を愛してくれる人の気持ちに応えるのも「ひとつの恋のかたち」なのだと思えるようになったとき、自分を幸せにしてくれる「ただ1人の人」と出会えていたことを意識できるようになった。
不器用な表現しか出来なかった関川も再会後はストレートな気持ちを杏に伝えられるようになったところが成長の証。

数年後に生まれた2人の間の子供は女の子か?。髪の毛の色から関川の血を引いていることが判る。
亡くなった杏の母親にとっては孫にあたるその子に「くじらの親子」の話をしてあげる杏。
両親の駆け落ちによる結婚から数十年の年月を経て世代を超えて語り継がれていく想いがそこにはあった。
妹・桃の「小さなお母さん」であった杏が本当の母親になるまでのお話。
鮎川を好きになると同時に関川のことも好きになっていた。
2人の男の子に同時に恋をしていたことを後年の杏は懐かしく思い出せるようになっただろう。
きっと娘にお父さんとの恋物語を語ってあげるのでしょうね。

これらが無理矢理な印象は受けず、かえって杏を1番幸せにしてくれる相手だったのだと読者に気付かせてくれたと思い、ベストエンドかと。
欲を言えばラストシーンに子供の父親と杏の妹である「桃」も登場させてほしかったことか。

杏の両親が出会い、愛し合って結ばれるまでを描いた番外編の感動は同じ題材で描かれた「赤ちゃんと僕」のそれよりも数段上だと思う。

とにかく作品自体が作者の最高傑作。





くじらの親子 (2) (講談社漫画文庫 (く3-2))
販売元: 講談社

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くじらの親子 (3) (講談社漫画文庫 (く3-3))
販売元: 講談社

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くじらの親子 (4) (講談社漫画文庫 (く3-4))
販売元: 講談社

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