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和書 508062 (302)



棋士の魂~将棋インタビュー傑作選 (宝島社文庫)
販売元: 宝島社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

将棋の様々な棋士に対するインタビューを纏めたもの。読んでみて改めて感じたのだが、私は"棋士の知られざる素顔"等より、将棋の本質に迫ったものに惹かれるのであった。

その意味で冒頭の羽生の章は頁数が長い割には凡庸。インタビュアーの力量不足だろう、羽生将棋の本質に迫っていない。ただし、羽生が「将棋には人をおかしくさせる部分がある」と語っているのが印象的。盤上でマジックを繰り広げているのは羽生だろう、と言いたくもなるが、羽生が将棋の奥深さを熟知している証しでもあり、今後更に飛躍する予感を持たせる。その羽生の登場で浮沈を味わった谷川の語り口は含蓄があるが、自著の内容を出ていない。羽生は「ライバルはいない」と言い切り、谷川は「ライバルは羽生」と言うのを見れば互いの関係が浮き彫りになる。谷川は人を相手に、羽生は将棋そのものを相手に指しているのだ。次章の中原は例のスキャンダル以来すっかり俗人化した感があり、内容もありきたり。もっと対大山、加藤、米長戦を語るべきだったろう。次章の佐藤については作家が綴っていて、物語風になっている。が、単なる世間話でガッカリ。どうして"緻密康光"に迫らないんだ。次の藤井の章は"藤井システム"と羽生観を語って一番マトモ。次章の屋敷はお決まりの競艇話。これも"屋敷流"に迫って欲しかった。次章の三浦ではマイナス指向と行方との因縁話が面白かった。次章は女流長沢。質問のレベルが低過ぎて通俗雑誌のインタビューのよう。次は趣向を変えて「矢内vs碓井」。が、ミーハーな会話に終始した。掉尾を飾るのは渡辺。羽生世代に対抗できる唯一の棋士である。だがインタビューの時期(初の竜王獲得時)が早かったように思う。もっと羽生や、羽生世代への評価・対抗心・対策を熱く語って欲しかった。

本格的な将棋ファンには物足りないが、ファン層拡大を考えると楽しめる本。




奇襲虎の巻―明日からすぐ勝てる (MYCOM将棋文庫)
販売元: 毎日コミュニケーションズ

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この本は1994年に発刊されたものの文庫化したものだが、古臭さは感じなかった。奇襲とハメ手の違いについていえば、ハメ手ははずされたら負け確定の手法で、奇襲とは仕掛けが消えても持久戦に移行できるものをいう。とは故芹沢博文さんの解説にもあった。奇襲大全と双璧をなす本と呼んでも過言ではない。

 この本を知らなければ一度は痛い目にあうことをいっておこう。

 どの戦形も魅力的だが、個人的に目をひいたのはタテ歩棒銀、宇宙戦法、5八玉戦法であろうか。タテ歩棒銀は考案者の内藤先生の本ではわかりにくいものをシンプルにネライをわかりやすく書いている。5八玉戦法は佐藤康光が「新塚田スペシャル」と呼んで一頃愛用していたものだ。阪田流向飛車はこの本においてはコバケン式のが解説してある。カニカニ銀も今となってはこの本くらいしか解説は読めないだろう。
 欲をいえば後手初手7四歩戦法は解説しているが、先手初手3六歩戦法
を解説して欲しかった。林葉クィーンはどうやら棋界より抹殺されているらしい。毎コミでも手を出しかねるのだろう。心あらば林葉のタイトル戦実戦譜集だけでも出してほしいものだ。




棋神・阪田三吉 (小学館文庫)
販売元: 小学館

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芝居やドラマ・歌にもなったほど有名な阪田三吉の実像が
見えてきます。実際の人物像は、芝居などで書かれている
ものと違っていることに驚かされました。
将棋ファンならば、一度は読んでおきたい本です。




奇術のたのしみ (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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 1975年に「ちくま少年図書館30」として出たものの文庫化。
 著者はミステリとマジックについての著述家。
 本書は奇術の面白さを紹介した本。前半は、奇術がなぜ面白いか、という大問題に立ち向かっている。タネがあること、レッド・ヘリング、意外性といった切り口からのぞき込んでいくのだが、本自体にトリックが仕掛けてあるような感じで、とても面白かった。
 後半は、ロベール・ウーダン、フーディ二など著名な奇術師の話。単なる伝記ではなく、人がどうして奇術師になるのかといった点に重点が置かれており、読み応えがあった。
 実際にトリックについて解説したりする本ではない。 




傷だらけの映画史―ウーファからハリウッドまで (中公文庫)
販売元: 中央公論新社

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感動体験!奇跡体験!アンビリバボー (ザ・テレビジョン文庫)
販売元: 角川書店

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基礎から学ぶ勝てる囲碁の法則 (碁スーパーブックス)
販売元: 日本棋院

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囲碁をはじめて1年目です。はじめた当時に買ったのですが、頭に入力できなかった。それで、積読だったのですが・・・。
先日、石倉「囲碁入門その後の最速上達法」を読んで、1局の全体像のイメージができたんですね。で、ウチコミとかケシとか、もう少し勉強したいな、簡単に整理しているものないかな?と探してみたら、自宅の書棚にあるじゃん!
初心者向けかもしれませんが、素朴な疑問に丁寧に応えていると思います。辞書的に使っています。ただ、細かい分、全体像が見えにくいので、最初に、石倉本をお勧めします。




奇想天外クイズ―驚き山のタヌキに挑戦! (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

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北朝鮮侵攻す!〈第1部〉朝鮮半島電撃制圧 (コスモノベルス)
販売元: コスミックインターナショナル

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北能登殺人事件 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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