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和書 508062 (313)



虚飾の果てに (ハヤカワ・ミステリ)
販売元: 早川書房

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虚人 寺山修司伝 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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寺山修司はマルチな才能を持っていたとされている。たしかにその通りではあった。
しかしとくに修司が俳句、短歌、詩、シナリオ……と次々と、
当時で言うと「新しい世界」を開拓していった裏には、「模倣」と「コラージュ」があった。
そのことを著者は丹念に取り上げていく。
たとえば彼は第二回の「俳句研究賞」を受賞するが、その作品のかなりのものが、
高校時代に夢中になってつくった俳句の改作といってもよかった。
 この家も誰かが道化揚羽高し
という俳句は
 この家も誰かが道化者ならむ高き塀より越え出し揚羽
……に。
実際、この受賞後にはかなりのバッシングに遭ったという。
しかし著者の田澤氏は、「おそらく修司に罪悪感はなかったはずだ」と言い切る。
つまり、寺山修司という希有な才能は、さまざまな作品をコラージュして
パッチワークのようにひとつの別作品を創りあげることにあるのだが、
それこそが「虚構」に彩られた修司の才能でもあり、人生でもあり
価値観でもあったのだ……と。

時代もあったのだと思う。修司が世に出始めた頃、
さまざまなメディアや文学界が「新しいもの」「型破りなもの」を求めていた。
石原慎太郎しかり、大江健三郎しかり……。
修司はその時代の空気をわしづかみする才能にも長けていたと思う。

しかしだからといって私は寺山修司作品を嫌いにはならない。
やはりあの言語感覚は、とても真似のできないものだからだ。

修司ファンにも、そうでない人にもお勧めである。




巨泉―人生の選択 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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 彼の人生に於ける節目節目での選択が書かれてある。その時何があり、どういう理由でそのような選択をしたか・・・その結果どうだったか・・・が事細かく書かれてアル。幼い日々の記憶から、自分がどういう環境で育ったか、それが今の自分にどう影響したなかどが書かれてある。それを見ると、やはり「人は環境によって左右されるな・・・」ということ。彼が彼たる所以・・・それは勿論家族であり、両親、特に父親らしい。彼の父親は大正デモクラシーを生きた人間で、極めて自由闊達な、束縛されるのが大嫌いといった自由人だったみたいだ(かといって、無責任な人ではなかったようだ)。その彼の父親が言う一言一句には深いものがある(自由の尊さが分かる)。それを戦後、何もする事がないときに父親から何気に聞かされていたことが彼の人生に大きな影響を与えているらしい。とにかく彼の幼少時代、父親から聞かされた話だけでも一読する価値が有ると思う。昔の日本人がどういう風だったのかなどが良く分かるし、その直後の戦時中、そして戦後の日本の変遷も同時に分かる。
 それはさておき、彼の人生の中に於ける様々な選択と、その結果・・・これだけでも一読する価値が有ると思う。




巨泉日記 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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 彼はとても「自由」というものを重んじる人である。自由だあるためには並々ならぬ決意と信念・努力がいるのだが、その事を知らない人があまりにも多い。それに彼は実際世界に出て「やってみせた人」なのでアル。結果を残してきた人である。その人の言う事はとても重みが有る。説得力がある。
 彼の育った環境を見ると、彼が彼たる所以が分かった気がする。周りに流されず、何が正しいかを自分の目で確かめる。自立心が強く、人に頼るのが大嫌い。それは自由にものが言えるための必須条件である。とにかく彼の家系は「自由」というものにとても重きをおいているのが分かる。精神的自由のためなら全てを賭けるといっても過言ではないだろう。とにかく「自由」というものに大きな価値を置いていることはよく分かる。




巨泉流 成功!海外ステイ術 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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虚像たちのワルツ―メックウォリアーRPGリプレイ集 3 (富士見文庫―富士見ドラゴンブック)
販売元: 富士見書房

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スーパーアドベンチャーゲーム 巨大コンピューターの謎
販売元: 東京創元社

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SF小説デュマレスト・サーガのゲームブック版『巨大コンピューターの謎』です。三部作の第一巻だそうです。第二巻が出版されているのは知っていますが、第三巻はどうなったのでしょう?
本書を手に取るのは、E・C・タブの原作小説を読んだことのない、という人も多いかも知れません。私も読んだことはありません。

主人公のデュマレスト、戦う能力が無いわけではありませんが、本作品は戦闘がメインではなく、あくまでも機転と頭脳で難関をクリアするのが主眼です。冒険としてはかなりカッコイイのですが、地味なイメージはぬぐえないかも。
ゲームブック制作という点に関しては試行錯誤段階だったのだな、という感じの苦心の跡が見られます。
あと、ヒロインの「夢見る少女」をもう少し魅力的に描いてほしかった気もしますが、あくまでも主人公デュマレストのニヒルなかっこよさで勝負ですかね。

TTGってのが時代を感じさせますね。これって、グループSNEの前身ですよね。




巨乳伝説・赤い誘惑―十条みゆき (ビーナスクラブ写真文庫)
販売元: 黒田出版興文社

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吉良上野介―討たれた男の真実 (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

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パズルでもやってみるか〈8〉気楽な悩み (パスタイムの本)
販売元: 波書房

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