和書 508064 (25)
携帯大阪マップ (RD新書)
販売元: アルプス社
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携帯ミニ東京マップ (RD文庫)
販売元: アルプス社
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伊賀・名張市 (都市地図―三重県)
販売元: 昭文社
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意外体験!イスタンブール (祥伝社黄金文庫)
販売元: 祥伝社
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文庫書き下ろし。
岡崎作品に親しんだ人なら安心して読める一冊。
ツアー旅行の添乗員を主人公とした半分フィクションの物語。わけありのツアー客が集まり、途中で事件や諍いが起きるが、最後は添乗員の活躍でめでたしめでたしというものだ。涙あり、笑いあり、良くできている。
するする読めて満足できる一冊。
生名島 (チクマ文庫―チクマ離島シリーズ 瀬戸内海の島)
販売元: 千曲秀版社
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生きものたちのシグナル (岩波ジュニア新書)
販売元: 岩波書店
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「ジュニア新書」だから中学生程度の子供に向けた内容かと思うと、とんでもない。毎日新聞に2003年5月から2004年12月まで掲載された同名の連載記事がベースとなっているだけに、「中学生程度でも十分に読んで理解できる文章」ではありながら、この本の価値を正しく認識できるのは、むしろ年齢を重ねた40代以上の人間なのではないか。
この本を読むことで、今、我々が住む日本列島の上で、人間社会と野生動物との間にどんな問題が起こり、どんな関係が失われ、またはどんな関係が新たに作り上げられつつあるのか、良く分かる。日本全国の“現場”を実際に取材した努力の成果が集められた、格好の事例集である。
いたずらに“絶滅の危機”などを煽ることもなく、声高に“環境問題のウソ”を言い立てるポーズも取らず、それぞれのケースに対して是々非々の立場で、問題点を冷静に整理して行く取材姿勢に好感が持てる。誰にでも読める平易な文章の向う側に、環境や野生生物の問題を取り上げる際にありがちな扇情的な報道とは距離を置く、真摯なジャーナリストの後ろ姿が見える。
取り上げられている生き物はメダカからツキノワグマまでと幅広く、全部で38章。山、里、海、都会、農村、etc…と、取材の地域にも偏りがない。人の社会と野生動物との間に繰り広げられている、不思議で魅力的な関係の物語を面白く読み進むうちに、野生生物と人間社会との間に起きる問題が、決して“田舎”や“山村”だけの問題ではないことにも気付くだろう。ツバメやスズメなど、身近で良く知っているはずの生き物の、実は意外に知られていない興味深い生態についても学ぶことが出来る。
この本は、「子供の頃には身近に色々な生き物がいたのに、最近ではすっかり目にしなくなったなあ…。」と思う大人たちにこそ、是非読んでもらいたい。そしてまず大人たちが読み終えたら、次には自分の子供たちにも読ませてあげて欲しい。そうした努力の積み重ねがやがて、子供たちの世代において、野生生物と人間社会との間に、今より少しだけ幸福な関係を実現することに繋がることだろう。
イギリスの古城を旅する (双葉文庫)
販売元: 双葉社
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1995年に出た単行本の文庫化。著者は高校の英語教師を務めつつ、国内外の城郭を旅して回っているという人物。『日本の古城をめぐって』という著作もある。
もともとイギリスの城に詳しかったわけではないようだが、1992-93年に4回に渡って渡英し、各地の城を見てまわったのだという。その紀行文が本書。なかばガイドブックにもなっている。
取り上げられているのは、ロンドン塔やウィンザー城などの有名なところから、ボディアム城やバムバラ城など日本ではほとんど知られていないようなところまで。ロンドン周辺だけでなく、ウェールズやスコットランドの僻地にまで脚を伸ばしているところが偉い。
イギリスの城を見て回るのは、かなり大変そうだ。公共交通機関が整備されておらず、また週末は運休になったり、大幅に遅れたりする。そのなかで著者はよく頑張っている。そのあたりの苦労話を楽しむのも良いだろう。ただ、旅行記としての出来はいまいち。
写真が少なく、質も悪いのが残念。地図も良くない。
イギリスの城を訪れるのなら、英語のガイドブックを買うのがおすすめ。
生口島・高根島―瀬戸内海の島 (チクマ文庫―チクマ離島シリーズ)
販売元: 千曲秀版社
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新版 石川県の歴史散歩 (新全国歴史散歩シリーズ)
販売元: 山川出版社
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医者を忘れて大航海 (幻冬舎文庫)
販売元: 幻冬舎
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クルーズ船の乗船記は世に多く出版されているが、いずれも「クルーズは素晴らしい!」と絶賛するものが大半で、些か船社の宣伝臭くて辟易させられるものが少なくない。
ところが本書は実に率直にクルーズ船の船内の様子を描写していて好感が持てる。船小僧なる船マニアが徘徊する船内の不愉快な人間模様、驚くほどマズイ食事・・・。クルーズ船に乗船したことのある人ならば、いずれも心当たりのあることばかりである。
ワールド・クルーズが世間で言われるような素晴らしいものでも何でもないことを知ることのできる、とても貴重な一冊。