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和書 508066 (14)



いくさ世(ゆう)を生きて―沖縄戦の女たち (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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いしぶみ―広島二中一年生全滅の記録 (ポプラ社文庫―日本の名作文庫)
販売元: ポプラ社

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 齊藤孝氏が「人類必読の書」と激賞しているのだが、どこの書店にもなかった。ならば広島には、と思い平和記念資料館に足を運んでみたところ、あった。

 資料館訪れる前、生まれて初めて広島の原爆ドームを見た。そこでは「こんなことがあっていいのか」と呆然と立ちつくし寒気がした。あれは、同じ人間の手で破壊されたものなのか。

 私は1985年生まれでいわゆる戦争体験世代ではないが、物議を醸した日本の久間元防衛大臣の「しかたない発言」には、いよいよ日本も戦争へまっしぐらかもしれない、という危機感を感じた。あの発言にはあきらめというよりも、武力で物事を解決することを容認するような印象を受けたからだ。米国は平和、民主主義、正義という言葉を好んで、自己の侵略行為を正当化する。しかし、武力を用いる限り、有無を言わせず悪だ、と私は思う。さらに、武力に武力で応じるのも悪だ。人間が殺し合いをする限り正義などあり得ない。

 現在の平和教育にも問題がある。私の頃の修学旅行では原爆ドームへ行くことがなかった。戦争は悲惨だ、無慈悲だというけれども、学校は広島にはつれていってくれないし、あまり授業時間を割いてくれない。つまり、個人が知ろうとしなければ悲惨な過去の事実は埋もれてしまう時代なのだ。修学旅行はディズニーランドよりもまず原爆ドームではないか。原爆ドーム、広島平和記念資料館に行けないならば、戦争文学は読んでおきたい。

 原爆文学は数多くあるが、本書は最も簡潔で悲惨だった。心から勉強に励める環境を切望し、最期に「お母さん」と亡くなっていった中学生が数多くいたことに心を打たれた。そして、平和が当たり前だと思って、勉強する環境があるにもかかわらずそれほど真剣でない自分を大いに恥じた。
新しい世代には久間元防衛大臣のような、原爆を容認するようなこども、戦争を正当化するこどもをださないためにも本書のような児童戦争文学は貴重だ。





いま、聖徳太子の知恵が未曽有の国難を救う (ゴマブックス)
販売元: ごま書房

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いまさら聞けない日本史の大疑問 (青春文庫)
販売元: 青春出版社

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真の日本史通になるには、こういう書を読むべきである。学校の先生はこういう内容を勉強して、日本史の授業を進めるべきである。日本史の大疑問を6章に分けているが、特に第2章「モノの値段の大疑問」が面白い。和銅開珎1枚で何が買えたか、初ガツオの値段は、薩摩藩の参勤交代の出費は、武士の年収は、飛脚料金と宅配料金とどちらが高いか、江戸っ子の税金はどのくらいか等々いずれも非常に興味深い。第5章「ちょっと気になる大疑問」も、石器時代の石包丁の切れ味は、戦国時代の馬の大きさは、江戸でのゴミ処理は、秀吉の淀君以外の側室は、大名に国替えの命令があったら等々とても面白い。いずれも高校の日本史の授業で教えてもらったことはなかった。山川もこういう参考になるコラムを満載にした日本史教科書を制作していって欲しいものだ。




いまだ解けない 日本史の中の恐い話―もうひとつの別の謎と怪異、衝撃の史実 (青春BEST文庫)
販売元: 青春出版社

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いろはカルタの文化史 (生活人新書)
販売元: 日本放送出版協会

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うたでつづる明治の時代世相〈上〉幕末から明治二九年まで
販売元: 国書刊行会

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うたでつづる明治の時代世相〈下〉明治三十年から明治の終焉まで
販売元: 国書刊行会

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うめぼし博士の 逆(さかさ)・日本史〈武士の時代編〉江戸 戦国 鎌倉 (ノン・ポシェット)
販売元: 祥伝社

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 職業柄、これまでにさまざまな日本史の本を読んだ。言葉や文体が難解(つまらない)で途中で放り出したものもずいぶんある。そんな歴史書とは違い、本書は読みやすい。それは、語句の平易さと内容の面白さに起因するものであろう。歴史を、さかのぼりながら見ていくというスタイルも、思ったほど違和感はない。小中学校で学んだ歴史をもう一度おさらいするために最適の書である。




うめぼし博士の逆(さかさ)・日本史―昭和→大正→明治 (ノン・ポシェット)
販売元: 祥伝社

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 日本史全体を見渡した上で、日本の近現代史の事象を解釈していく手法で書き進められている。本書の長所は、歴史の流れをつかめることであろう。また、歴史の裏情報なども多く盛り込まれており、読み物として楽しみながら読みことができる。ただし、さまざまな歴史事象について教科書的・辞書的な説明を求めるには適した書物ではない。
 内容的には、次巻の「逆日本史(江戸・戦国・鎌倉)」の方が面白く・興味深い。


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