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和書 508066 (47)



海人と天皇〈下〉―日本とは何か (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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天翔船(あまかけるふね)に乗って―古代史新発見物語 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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天照の謎と正体―アマテラスは男神だった!? (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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アメリカ絵画の本質 (文春新書)
販売元: 文藝春秋

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 著者は自身がアメリカに在住して活躍する画家。本書では初期植民地期のリムナー(肖像画家の総称)から、ピール、オーデュボン、19世紀のフレデリック・チャーチ、現代のホッパー、ローレンスまで、総勢27名の画家が各一章ずつを割り当てられ、解説されている。アメリカ絵画といったら20世紀のワイエスやポロックくらいしか知らない人が多いと思うが、実は17世紀~19世紀にも錚々たる大画家たちがいた。そういうことを手際よく教えてくれる本である。アメリカらしく「ナイアガラの滝」や「バッファローの最後」、珍しいものでは拳銃のコルトを描いた絵も紹介されている。
 ただ、やはり同時期のヨーロッパ絵画と比べると見劣りしてしまうのは否定しようがないだろう。

 アメリカ絵画の「本質」に迫れているかどうかは、まあ読み手次第ということで。




抄訳版 アメリカの鏡・日本 (角川oneテーマ21)
販売元: 角川書店

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ただ受験や定期テストのために歴史を勉強していた学生に
義務教育で教えられることに対して疑問に感じていた人に読んでもらいたい名著である。

日本が欧米諸国の鏡であったように、過去もまた未来への鏡になる。
過ぎ去ったことを知る価値がここにあると私は感じた。
無謀な開戦の理由・日本の裁かれるべき罪とは・我らが今受けてる教育の是非…

欧米列強の思惑の中で翻弄され続けた近代日本。
その子孫である我々が知るべき事は決して少なくない。

※この抄訳版では値段はお手頃になっているが、原版にある第1章と4章が割愛されているで注意。




アメリカの影―戦後再見 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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かなり以前に初読。
著者は1948年生まれ。「戦争を知らない」世代による戦後史批評の
先駆けといってもいいでしょう。
白眉は無条件降伏の特異性と原爆投下の動機?を考察した論考。
個人的には頷けない点も多かったですが、他の大家にないフレッシュ
な感じがしたのを覚えています。そのあたりに興味ある方は一読する
価値はあるとおもいます。




怪しいアジアの暗黒食生活 (ワニ文庫)
販売元: ベストセラーズ

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 2001年に出たソフトカバー版の文庫化。
 クーロン黒沢の「怪しいアジア」シリーズの一冊。とはいえ、別に順番に読んだりする必要はない。
 本書は、明日香翔という謎の人物の体験談を、クーロン黒沢が聞き書きするという形式になっている。
 ヘビ、ハト、ネズミ、イヌなど、日本ではちょっと食べられないような食材のオンパレードで、なかなか楽しい一冊であった。想像を絶するほどの話は出てこないが、それなりに気持ち悪かったり、ぞっとしたり、逃げ出したくなったり。
 それでもきちんと食べて、美味いものは美味い、不味いものは本当に不味いと感想を伝えてくれる点がありがたい。
 あまり上品な本ではないので、そういうのが苦手な人はご注意。




荒木村重―命惜しゅうて候 (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

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戦国時代の信長関連の歴史小説を読み進めると高い頻度で登場する『荒木村重』。

そのような経緯が私自身本書を購入するに至った理由です。読み終えて感じたことは「著者の物語を紡ぎ出す力量の素晴らしさ」でした。

この作品は「著者から見た荒木村重という人物が過大評価されていない点」が良かったです(人物像は著者の研究による賜物であることに変わりはないですが)。様々な著者による歴史小説を読み進めれば次第に解ることなのですが、著者によっては主人公に対して思い入れが強すぎて美化されている作品も多々見受けられます。

その点本書はフィクションを交えつつも飽くまで客観的に村重を捉えながら、村重の行動や心情を描き出しています。それらが有名なエピソードと上手くマッチしているのです。

武勇だけでなく教養があり、文化人としても有名だった村重はどこか明智光秀とも重なる様に感じます。
作中で村重に対する細川藤孝の嫉妬にも似た感情が描かれていますが、それだけ信長も村重の才覚を認めていたのではないだろうかと思える流れになっています。

晩年の村重の描かれ方は圧巻です。多くの茶道者とのやり取りは激動の時代を反映しているだけでなく、村重の心情の変化をも促しています。

「文化人」とは細心でなければ成り得ず、それでいて「武将」を兼ねる難しさを感じずにはいられない作品です。





アラビアのロレンスを求めて―アラブ・イスラエル紛争前夜を行く (中公新書)
販売元: 中央公論新社

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ロレンスではなく、著者が「俺」を語る本。

基本的には著者が共訳した『アラブが見たアラビアのロレンス』の紹介と、その偉業をいかに著者がなしとげたかというお話。
「映画についてではなく、また、伝記ではなく、国際関係の視座から彼を論じ、さらに、ユニークなロレンス論の訳書を刊行したのは、見たところ私しかいない」などとある。もっとも、アラビア語ではなく、英語資料だけを読んでアラブの専門家を自認して悪びれないジャーナリストも、見たところ著者しかいない。
この訳書も、英語版で割愛された章を、著者に直接掛け合って英訳を送ってもらい、英訳や仏訳よりも充実させることができたとご満悦らしい。重訳を威張る著者の「俺」ぶりには脱帽するしかない。




アラブが見た十字軍 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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高校で社会の科目を選択するときにいろいろ悩んだ
倫理は興味ない、政経は自分でできる、日本史は細かい
世界史と地理で迷ったんだけど母者の一言「世界史は今に続いているから」
まさに世界史がそのまま今に続いていると思わざるを得ない本である
この本は西方から蛮族のフランクに蹂躙されるムスリムとその他大勢
そして一枚岩になれないグダグダなイスラムの諸侯たち
レバノンはベイルート出身のジャーナリストである著者が悲惨な戦乱の世を同時代の目で著述していく
実はこの本の本当の論点は最後の章にある
フランクは野蛮ではあったが権力構造や制度面で優れているところもあった
そして西欧はイスラムの優れた科学や文化を学んで吸収していった
攻め込まれたイスラムは西欧の制度を学ぼうとはしなかった
そしてイスラムは西欧に競り負けていくようにあるのであろう
十字軍=DQNというのは世界史を履修していれば常識であろうが
受けて立ったイスラム側の混乱とその後の衰退というのは非常に勉強になった
ベイルート出身の著者からすればレバノンの内戦のグダグダも同じに映ったんだろう
そういう意味では本書は十字軍時代の本でありながら現代の中東情勢の本でもあるのだ


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