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和書 508066 (53)



イギリスとアジア―近代史の原画 (岩波新書 黄版 108)
販売元: 岩波書店

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生きているユダ―ゾルゲ事件 その戦後への証言 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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戦中、スパイ・ゾルゲ事件で逮捕・処刑された尾崎秀実を異母兄に持つ、筆者による半生記。

物語は幼い日にわずかながら接した優しかった兄の思い出から始まる。
逮捕後の家族の境遇、敗戦を経て、事件の真相を解明しようとする筆者。筆者を追い込む、秀実を検察側に売った人物からの圧力。

どのページを見てもその圧力への〈怒り〉に満ち溢れる。

全てを真相究明に捧げた人間の凄まじい執念。

読者はそのしつこさに、しばしば圧倒されるだろう。呆れるかもしれない。

ゾルゲ事件はまだまだ謎で埋め尽くされている。

ちなみに、ゾルゲ事件、そのものを扱った本ではないので注意。推理小説を読むように読めてしまう。




生きているユダ―ゾルゲ事件・その戦後への証言 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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生き残った帝国ビザンティン (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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 テオドシウス1世の死により東西に分裂したローマ帝国。西ローマは民族移動の大波に呑まれるかの如く5世紀後半に滅亡の日を迎えますが、東のカウンターパートは、ビザンティン帝国として猶一千年もの歴史を刻むこととなります。古今東西、人類の歩みの中では様々な国家や政治権力が成立しましたが、これほどまでに長い命脈を保ったものは極めて希です。それを可能としたカギは何処に求めるべきでしょうか。
 本書は、そうした問題意識を下敷としつつ、コンスタンティヌス大帝の改宗と遷都から筆を起し、この帝国の長いながい歴史をコンパクトに、そして平易な語り口で概説するものです。ユスティニアヌス1世、バシレイオス2世、アレクシオス1世、そしてマヌエル2世など、帝国治乱興亡の立役者となった幾人かの皇帝の治績を中心に筆を進めていますが、中央政権と貴族層との関係の推移、農村共同体の変容とそれに伴う軍隊の質的な変化などにも適宜触れることにより、社会・経済的な面にも然るべく光を当てています。全体として、古代以来の老帝国が時代の推移に応じて中世的な政治権力に変貌しながら発展を遂げ、やがてまた、社会的条件の変質と安全保障環境の変化の中、衰亡に向かわざるを得なかった様が活き活きと描き出されています。
 本書により、ビザンツ一千年の寿命の秘密が明らかになったか否かは、読者がそれぞれに判断すべきことと思いますが、小生としては、本書の内容は問題意識をしっかり反映しているように思います。
 既に絶版になった模様で、入手しにくいこととは思いますが、ビザンツ史の入門書として、手頃で実に優れた一冊だと思います。




生き残った人びと〈上〉 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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生き残った人びと〈下〉 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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歴史に学ぶ組織活用 生き残りの戦略 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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異教的ルネサンス (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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異議あり日本史 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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異形の王権 (平凡社ライブラリー)
販売元: 平凡社

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本書のキーワードの一つが「異形」である。
異形という言葉から何を連想するか。例えば普通と異なる、と言ったことであるが、普通では
計りえない逸脱を描いた歴史であると言える。
この異形という言葉は現代では賎視を持っていると思われるが、中世では限られたもののみに
許された特権であったのである。そうしたものが朝廷に入るとどうなるか。
後醍醐をそうした「異形の王権」として浮かび上がらせた。
特権が特権として機能したのは後醍醐の時代までであるとも網野氏は説く。
この後醍醐の政治等々が果たして王権と表現するのが良いのか、疑問は残るが、
この書は後醍醐という歴史のタブーを破った意味で大きい。
また「異形の力」については、『蒙古襲来』と重なる飛礫も挙がっている。
これについては省く。


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