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和書 508066 (92)



新編・おらんだ正月 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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江戸時代に様々な科学分野で活躍、寄与した人物を50人ほど紹介している。森銑三氏は明治二十三年に愛知県に生まれ、書物研究、人物研究に打ち込んだ人物である。本書は児童啓蒙雑誌「子供の科学」から依頼された江戸時代の科学者たちの伝記物語を一冊の本にまとめたもので、なぜ『おらんだ正月』と付けたのかは、本書前文にあるので、それに目を通していただきたい。子供向けとあって「ですます体」の読みやすい筆致で気楽に手に取ることが出来る。取り上げられている人物は、伊能忠敬、間宮林蔵、平賀源内、貝原益軒、青木昆陽、関孝和、杉田玄白、佐久間象山といった著名な偉人から永田徳本、陶山訥庵、戸田旭山、山脇東洋などあまり耳にしない人物にまで及ぶ(私が知らなかっただけかもしれないが…)。




新編 歴史と人物 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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十八世紀パリ生活誌―タブロード・パリ〈下〉 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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十八世紀パリ生活誌―タブロー・ド・パリ〈上〉 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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作家メルシエの目を通してパリ市民の生活の様子が、ユーモラスに時にはシニカルに描かれている。

当時のパリの様子、市民生活を垣間見ることができ、面白く読めるし、また参考にもなる。

革命前の不平等、悪徳、貧困を厳しく糾弾しながらも、語り口が軽妙なのであまり深刻にならずに読むことができる。

また、訳注のフォローが素晴らしく、それだけ読んでも面白い。

本書は、革命前のパリを描いたものであるが、革命後のパリを描いた「新パリ情景」も是非翻訳して欲しい。




十八世紀ヨーロッパ監獄事情 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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著者であるジョンハワード本人がヨーロッパ諸国の監獄を視察し、まとめた書。当時あまりに悲惨な状況に置かれていたイギリスの囚人達に目を向け、改革の必要性を強く訴えかけている。具体的な記述(部屋の広さ、食事など)の記述がかなりを占めるため読み通すのは少しきつい部分もあるが、当時を知る上で貴重な物である。




仁学―清末の社会変革論 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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 若くして処刑された革命家である譚嗣同の主著。内容は、伝統的な儒学に西洋の民主主義理論を接続した不思議な本である。儒学の中でも陽明学、特に左派の李卓吾などはそれだけでも単独で革命理論として使用できるが、かれが民主主義の中で取り出したのはロックの人権思想のように思われる。幕末の明治維新を生み出した思想的背景は山崎闇斎にはじまる崎門の学から水戸学に受け継がれた流れだと言われているが、それらと比べて読むと面白いのであろう。




西洋事物起原〈3〉 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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西洋哲学史 (上巻) (岩波文庫 (33-636-1))
販売元: 岩波書店

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今、この本を読む人はたぶんいないと思いますが、戦後の間もない頃の文系学生には、これくらいの本を読んでおかないと哲学を知ったことにはならないと思わせた本でした。あ、「でした」ではなかったです。「です!」です。ヘーゲル流の強引な手法がヘーゲルの「哲学史」より分かりやすく無難にまとめられた、それなりの本だと思います。





西洋哲学史 (下巻) (岩波文庫 (33-636-2))
販売元: 岩波書店

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初学者向きだと思う。理由は、デカルト、スピノザ、ライプニッツ、カント、(ヘーゲル以外の)ドイツ観念論が、結構詳しく、それでいて、明快に纏められているからだ。特に主要な概念についてはきちんと提示して、論を展開していると見て良い。上記にない思想家でも、決して悪い出来ではないと思う。ただ、ライプニッツについては、よく分からないし(今でも「思想」として良く分かるような解説は少なく、なんか牽強付会のものが多いので、本書は良い方かも)、ヘーゲルになると、一応書いているが、現実的な問題意識がマルクス並に強烈な思想家だっただけに、本書のような、概念を纏めているだけでは、理解に限度があると思う。それでも、カントからシェリングまではなかなかイントロダクションとしては良いと思う。個人的にはカットされているヘーゲル以降ディルタイまでが見てみたかった。ポストモダニズムの味付けに食傷気味の人も良いかも知れない。地味だが却って新鮮かも。強く推す気にはなれないが、とりあえず、哲学史の1冊としては無難だと思う。古代中世は上巻だが、プラトン、アリストテレスは良いのではないだろうか。余り関心はなかったが。




世界をゆるがした十日間〈上〉 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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今読むと、普通にソ連のスパイだろ!という突っ込みができる本です。
一応ルポなので、ところどころ民衆が革命というものを全然わかっていなかった
ことがわかる発言もでてきます。
革命の危険性を説く男に対し機械のように「世界にはブルジョワジーとプロレタリアートしかいないんだ」と
何度も何度も繰り返す労働者・・・。
彼はその後生きながらえることができたのだろうか??


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