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和書 508066 (99)



高麗史日本伝〈上〉―朝鮮正史日本伝2 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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 佐伯有清の「三国史記倭人伝」を受けている。個人的には待望の書であった。
 本書では高麗史に現れた「倭」「日本」関係記事を収録。
 特に倭寇関係や蒙古襲来に関する記事が興味深い。
 中世の外交史を研究するには重要。




三国史記倭人伝 他六篇―朝鮮正史日本伝〈1〉 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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本書は、『三国史記』『三国遺事』にみえる倭・日本関係の記事を抜き出し、併せて七支刀・広開土王(好太王)碑・高仙寺誓幢和上塔碑に記されている倭・日本関係の銘文を取り上げて、これに訳注を施したものです。古代日本に関する朝鮮資料を一書に集めた基本史料集です。巻末に原文(影印)・年表・参考文献を付しているので便利です。




印象派 (文庫クセジュ)
販売元: 白水社

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インド幻想紀行〈上〉ヒンドスタンの石窟とジャングルから (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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 神智学協会の創立者であり、ニューエイジ思想全体の思想的祖先と言える本書の著者ブラヴァツキーは、セム的一神教に明確に敵対し、ユダヤ人を蔑視していました。

「あの低い種族、セム族によって、大地は物質へと下落した。・・・セム族による解釈は、一種族から派生したものにすぎず、・・・粗悪な現実主義、利己主義、肉欲といった、

今日まで多くのユダヤ人を特徴づけている国民的特徴ときわだった欠陥を作り出してきた」(The Secret Doctrine)

 ダスティー・スクラー「神々と獣たち ナチ・オカルティズムの謎」(邦訳:大陸書房)は、p.33において上記箇所を引用し、ブラヴァツキー思想のグノーシス主義的性格を指摘し、グノーシス主義・オカルティズムのナチズムへの影響をさまざまな角度から論じています。

 神智学とナチズムの関わりについては、横山茂男「聖別された肉体・オカルト人種論とナチズム」(風の薔薇)も参考になります。




インド幻想紀行〈下〉ヒンドスタンの石窟とジャングルから
販売元: 筑摩書房

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 本書の著者ブラヴァツキー夫人によって1875年に設立された神智学協会とその教義は、ベンジャミン・クレームのシェア・インターナショナルやルドルフ・シュタイナーの人智学協会をはじめとする多数の疑似宗教的組織の思想的淵源となってきましたが、すでにブラヴァツキーの生前から数多くの批判を受けてきています。(ナチスの人種論と神智学協会の教義の関わりについては、横山茂雄「聖別された肉体・オカルト人種論とナチズム」参照)

 その中の一つに、神智学協会が「大師」からの「霊感」によって書かれたと主張するブラヴァツキーの著作Isis Unveiledにおける剽窃問題があります。

 すでに1891年の時点でコールマンは、Isis Unveiledはブラヴァツキーが当時の二次的オカルト文献からの剽窃によって書いたにすぎず、剽窃の具体例はおよそ二千箇所(!)にのぼると主張しました。

 Bruce F.Campbellは、コールマンが指摘した中の数十の例を検討し、そのすべてにおいて、コールマンが挙げた典拠から「イシス」の一節が文字通り剽窃されているのを確認したうえで、ブラヴァツキーが「霊感」によって本書を書いたという主張に重大な疑問をなげかけています。(Ancient Wisdom Revived,University of California Press,1980)キャンベルの書では、「シークレット・ドクトリン」や「マハトマ書簡」に関する同様の剽窃問題、SPRによるブラヴァツキーの詐術暴露事件なども紹介されています。

 また、二十世紀における学問的なカバラー研究の大家であったゲルショム・ショーレムは、「ユダヤ神秘主義」(邦訳:法政大学出版局)の中で、ブラヴァツキーが「秘密教義」を書くにあたって「ゾーハル」などを大量に盗用しているにすぎないことを指摘し、神智学協会を「疑似宗教」と呼んでいます。




インド文明5000年の謎 (光文社文庫―グラフィティ・歴史謎事典)
販売元: 光文社

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インダス文明、それを滅ぼし今のインド文化の基礎を作ったアーリア人、日本でも有名なムガール帝国支配、そしてイギリス支配というインドの歴史、カーストをはじめとする文化、宗教が解説されている。この種の本は難解で太くて重くて値段が高いというのが相場だが、この本は文庫本でかつカラー写真が多用してありわかりやすい。これだけカラー写真を使って紙質もいいのに520円はお買い得だと思う。まじめにインドの歴史の勉強をするにはこの1冊で十分。




インドシナ王国遍歴記―アンコール・ワット発見 (中公文庫BIBLIO)
販売元: 中央公論新社

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この夏、アンコールワットを訪れた時に持っていきました。
実際にアンコールワットを発見するまでの、
フランス人の適当さと、アジア人に対しての高慢さが描かれていました。
それが現実であろうし、その時代では「普通」だったのかもしれない。
話は淡々とアンコールワットへ向けて進んでいくが、
やはり、世界最後の遺跡といわれるだけあって、

発見の瞬間は文字であっても感動しました。

アンコールワットの地で読む気にはならないけれど、
その地に着くまでにはぜひ一読しておきたい本でしょう。




インパール―「烈兵団」重機関銃中隊の死闘記 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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インパール兵隊戦記―歩けない兵は死すべし (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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下級兵士達はどこでも本当に苦しみましたね。下士官や古参兵の横暴による、正にいじめと傷害と殺人幇助、それに軍隊は隊内でも転戦逃避行でも、とにかく要領と不合理と不条理のみ。本書や昔の名著「人間の條件」を読めば塗炭の苦しみが痛いほどよくわかりますね。一方で何と言ってもここまで追い詰めた、第15軍の牟田口廉也中将、彼には言葉もない。それにその上のビルマ方面軍の河辺正三中将、トホホです。日本陸軍とはものすごい組織でした。とにかく幼年学校、士官学校、陸軍大学校の純粋培養のとんでもない連中、田中新一、服部卓四郎、辻政信、ただただ唖然。杉山元、富永恭次という首を傾げたくなる御仁たち。下級兵士を弔うにしても、一度こういう斯様な高級軍人の子孫の方々に祖父、曽祖父のお話を拝聴したいと思っています。




ウィーン―「よそもの」がつくった都市 (ちくま新書)
販売元: 筑摩書房

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ウィーンには、何回か行ったことがあり、気に入った街です。本も何冊か読み、なんとなくウィーンの街を知っている気分でした。この本を読んで、目から鱗が落ちました。この本の視点は非常におもしろいです。ウィーンの市民とそこにやってきたよそものとの対比で歴史を描いています。説得力があります。どうして、歴史がそう動いたのか理解できます。ウィーンの市民がよく書かれすぎ、という印象がありますが、それはそれでおもしろいです。

歴史は理解するものです。なぜという疑問が大事だと思います。歴史が動くのには、理由があるフです。突然領主がやってきて街作りを始めるわけではありません。領主の意図がいつも生かされるとは限りません。思わぬ方向にいくこともしばしばです。歴史は、まさしく、人間のダイナミックな営みの結果です。そういう疑問に、応えてくれる本です。私は、おもしろく読みました。大胆な発想とそれを証明する傍証があれば、歴史書はいくらでもおもしろくなります。

それにしても、この本が2007年時点で絶版なのは残念です。私は、中古で買いましたが、是非、再発行してもらいたいです。






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