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和書 508066 (103)



海野十三敗戦日記 (中公文庫BIBLIO)
販売元: 中央公論新社

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本書は、空想科学小説作家海野十三(うんの・じゅうざ)の戦中日記である。期間は、1944年(昭和19年)末から約一年間。東京・若林(世田谷区)に住む海野家の上空を、米軍機が轟音をたてて飛び交う。そんな状況が、科学者らしい正確さとリアリティをもって記録されている。米機による最初の空襲は、昭和19年11月1日。その後、空襲は日増しに激しさを増す。家族ともども防空壕に逃げ込んだり、戻ったりの日々だ。間隙をぬって、作家仲間や旧友と交流し、情報交換や生活用品の物々交換をする。1945年(昭和20年)3月には、嫁いだ娘の付き添いで鹿児島へ行く。往復で6六日もかかる旅だった。鹿児島に向かう列車の窓から、神戸南部の工場地帯が燃えているのが見る。そんな記録も出てきた。海野十三にとって神戸の地は第二の故郷。小学校三年から神戸一中(現神戸高校)卒業まで過ごした地だ。
広島の原爆投下は8月10日付の新聞で知る。日記には「これまでに書かれた空想小説などに原子爆弾の発明に成功した国が世界を制覇するであろうと書かれているが、まさに今日、そのような夢物語が登場しつつある」と記していた。日本のSF界の父といわれる海野十三が書き残した同時代の記録は、六十年の歳月を経ていまだに色褪せていない。海野十三は、1897年(明治30年)徳島市の生まれ。小学校三年のとき、父が神戸税関に転職したので神戸に転居する。神戸一中卒業後、早稲田大学理工学部に学び、逓信省電気試験所に勤務した。その後、電気特許事務所を開き、夜は小説を書く生活を続ける。「新青年」「オール読物」や少年雑誌を舞台にロケットや宇宙船が登場する空想科学小説を書き人気を得る。終戦直後、一家で自殺を図ろうとするが、思いとどまる。しかし、戦後間もない1949年(昭和24年)に、結核のため死去した。51歳だった。




梅干と日本刀―日本人の知恵と独創の歴史 (ノン・ブック・愛蔵版)
販売元: 祥伝社

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梅干と日本刀 (下) (ノン・ポシェット)
販売元: 祥伝社

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梅干と日本刀 (中) (ノン・ポシェット)
販売元: 祥伝社

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梅干と日本刀―日本人の知恵と独創の歴史 (上) (ノン・ポシェット)
販売元: 祥伝社

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裏日本史―国民の知らない歴史〈2〉 (ワニ文庫)
販売元: ベストセラーズ

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ウラ読み「古代史の謎」77 (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

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ウラ読みの人物・日本史―日本史を揺るがした豪傑・烈女の素顔 (にちぶん文庫)
販売元: 日本文芸社

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裏読みの日本史―思わずうなずく秘説・珍説だから歴史はおもしろい! (DARIN BOOKS)
販売元: 日本文芸社

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麗しの皇妃エリザベト―オーストリア帝国の黄昏 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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この本は、ミュージカルの『エリザベート』がある前に出版されている、書籍でした。
初めて見たとき、その写真の女性があまりに綺麗で女優さんのお話なのかと思ったくらいです。
見開きに、エリザベートの年代別の顔写真がずらっと並んでいます。
そして、シシィの一生が書き綴られています。

今まで色々エリザベートの本を読んでいますが、この本以降のものは、おそらく著者は必ず参考文献にしているのではと思います。
活字で追う、エリザベートの生涯です。
ちなみにルードヴィッヒ2世の生涯についても著者による作品があります。どちらも大変読み応えがあります。


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