和書 508066 (121)
江戸ッ子―鳶魚江戸文庫〈9〉 (中公文庫)
販売元: 中央公論社
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江戸っ子は何を食べていたか (プレイブックス・インテリジェンス)
販売元: 青春出版社
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寿司、天ぷら、蒲焼き、羊羹…、こういったいわゆる「和食」の粋は、ほとんど江戸後期に完成したものである。本書ではその江戸っ子の食生活が生き生きと描写される。庶民のエンゲル係数(生活費に占める食費の割合)が高かったのは当然であろうが、「米」が非常に高価な食品であったことは、江戸が米を輸入する大消費都市であったことをうかがわせる。ただし、江戸近郊で取れる野菜や魚は非常に安かった。
さて、本書は江戸っ子の食生活に関するトリビアの固まりなのだが、個人的にいちばん感動したのは「ぼた餅」と「おはぎ」の名前の由来を教えてもらったことだ。どうして同じ食べ物をこの二つの名前で呼ぶのかずっと不思議に思っていたので。その由来については、ぜひ本書を読んでほしいのだが、ヒントは「ぼた餅」=牡丹餅、「おはぎ」=「お萩」と元々は書いたというところ。
四季折々の江戸情緒が食べ物を通じて語られる。面白くてためになり、そして読んだあとお腹が空く一冊である。
江戸日本を創った藩祖総覧 (PHP新書)
販売元: PHP研究所
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よく時代劇などで登場する有名な大名家は、いつ活躍しどうやって大名になったのか?どんな方法で立身出世していったのか?この本は、戦国時代(織田・豊臣・徳川)から活躍し、どのようにして領地を与えられたのかなど大まかに説明しています。
幕末まで生き残った大名、反対に潰された・改易された大名など、大名になった武将を織田から徳川の時代順によく網羅されています。
しかし、初心者の人にも判り易いように詳しい歴史年表や説明が欲しいと思いました。江戸時代の大名家に限らず、その家の祖先の時代までさかのぼって各武将(大名)の説明をしているところは意外な部分が多くて面白かったです。
織田信長から豊臣秀吉・徳川家康に従っていた大名がどのような運命にさらされたのか等、日本史・戦国時代から江戸時代に興味のある方は必見です。歴史、特に大名の見方が変わるかもしれません。
江戸の懐古 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社
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江戸の性 (河出i文庫)
販売元: 河出書房新社
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江戸の夕栄 (中公文庫BIBLIO)
販売元: 中央公論新社
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江戸の養生所 (PHP新書)
販売元: PHP研究所
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「江戸・東京」歴史人物散歩 徳川家康から西郷隆盛まで、ゆかりの地を歩く (PHP文庫)
販売元: PHP研究所
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シルクロードの足跡―人物と遺跡からみる西域史 (NHKライブラリー)
販売元: 日本放送出版協会
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シルクロードに関係する書籍と言うと、どうしても日本につながる文化交流を描いたものや、あるいは西域の美術に関するものが多くなる。特に、アフガニスタンやイラクが注目されるようになってからはこの傾向が顕著で、それ以外の部分に目を向けたものは堅苦しい学術書になってしまう。
そんな中、この本では「シルクロードの形成過程」という、珍しい部分を取上げている。特に漢武帝やそこに仕えた武将たち、さらに玄奘三蔵を含む仏教の僧侶たちなど、様々な人物がどのようにシルクロードを形成し、そこにどのような文化交流を築いていったかという部分が細かく分析されている。
もともとNHKで放送された番組を元にしているので、多少人物関係が解りにくかったり表現が硬かったりする部分もあるが、各部分の解説が丁寧かつ細部に渡るため、少し読み込めば容易に理解することができる。「シルクロード」を気軽に楽しみたい人にはおすすめ。
自決―こころの法廷 (NHKライブラリー)
販売元: 日本放送出版協会
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