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和書 508066 (138)



沖縄県民斯ク戦ヘリ―大田実海軍中将一家の昭和史 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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沖縄「戦後」ゼロ年 (生活人新書)
販売元: 日本放送出版協会

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一気に読みました。
書き手の情熱が、
そのままぶつけられた本。
情熱と言うよりは、怒りだろうけど。

今年で“戦後61年”となりますが、
はたしてこの“戦後”とは
どういうものだったでしょうか。
日本でいわれる“戦後”とは、
もちろん第二次世界大戦のことを言うのですが、
世界的に見れば、
その後も数多くの戦争が起こっています。
その中には、日本が無関係とはいえないものも多い。
朝鮮戦争やベトナム戦争は、
当然ながら日本から米軍が派遣されているし、
最近では、
アフガニスタンやイラクには自衛隊を派兵しています。
“戦後”の歴史は、
戦争で埋められてるとも言えるのではないでしょうか。




沖縄に死す―第三十二軍司令官牛島満の生涯 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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軍人・軍属の戦没者9万5千人、沖縄県民犠牲者15万人以上(本書終章)の沖縄戦。ガダルカナルもインパールも硫黄島もどこもかしこも悲惨であったが、やはり忘れてはいけないのは沖縄戦である。第32軍の守備作戦動向を知りたく、まずは高級参謀の八原大佐について「沖縄悲運の作戦」(稲垣武氏著)を読み、そして本書を読んだ。そもそもが副題に司令官牛島満の生涯とあるから本書を選んだが、誕生から陸大卒業までは2ページのみの記述であり、本文中も牛島司令官を褒め称える表現ばかりで、司令官としての考え、行動、日常、そして苦悩が描ききれていない。途中から最後まであまり登場していないという印象が強い。山本義中中尉と金城ヨシ子さんや仲順よし子さん達に取材した大変に悲惨な戦時状況の方が印象深い。また前述の「沖縄悲運の作戦」は八原博通大佐の生涯を描いた書であり、当然に八原大佐を賞賛し、一方で本書は同じ第32軍航空参謀だった神直道中佐や、奥田少佐の取材であり、八原大佐への評価は非常に批判的である。また比島決戦と台湾・沖縄の戦力配備で、第9師団の引抜きが沖縄戦の重要なファクターであるはずだが、第32軍内での検討、八原高級参謀の台北会議出席については4ページの記述のみである。これにもがっかりした。第32軍は牛島司令官の下に長勇参謀長、八原高級参謀という個性豊かすぎる部下を持ち軍内の意思統一と調和には大変苦労したであろうが、牛島司令官の温厚さだけが取柄で持ったのか。牛島中将は全てを部下に一任、長中将が押印した書類にはそのまま承認、後は自らが責任のみ負うという管理運営手法。これは危険であり、沖縄戦の結果を左右したことであろうし、最後は自分が責任を取って切腹して全てが終わるのだろうか。

最後に第32軍幹部の最期を以下記録しておく。司令官牛島満中将(陸士20期、昭和20年6月20日付で大将に)6月23日自決、軍参謀長長勇中将(28期)6月23日自決、八原高級参謀作戦主任(35期)帰国、木村後方参謀(36期)戦死、神航空参謀(44期)帰国、薬丸情報参謀(48期)不明、三宅通信参謀(48期)戦死、長野作戦補佐参謀(52期)不明、雨宮巽中将第24師団長戦死、鈴木繁二少将独混第44旅団長戦死、和田孝助中将軍砲兵集団司令官戦死、藤岡武雄中将第62師団長自決、中島徳太郎中将歩兵第63旅団長自決、有川主一少将歩兵第64旅団長自決、上野貞臣第62師団参謀長自決、大田実少将海軍陸戦隊司令官と参謀6名自決。

 




沖縄の旅・アブチラガマと轟の壕―国内が戦場になったとき (集英社新書)
販売元: 集英社

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 中学校の修学旅行の事前調査でアブチラガマを見学した際に案内のガイドさんから紹介された本です。
 訪問する機会があれば事前・事後どちらでも平和学習のためによい資料となりますし、訪問しなくとも実際にすんでいるところが戦場になったらどうなるのか、イメージづくりも役立ちます。
 戦後60年になり、戦争体験者のお話を聞く機会がだんだん難しくなる中で、このような丹念な体験・調査の記録はとても貴重だと思います。




沖縄の歴史と文化 (中公新書)
販売元: 中央公論社

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沖縄の歴史を太平洋または東アジアの諸列島という視点で捉えている。

文化の北上説と南下説の両方を紹介し、酒、染織、陶芸の3つの具体例を示している。
古代史が弱いという指摘があるとすれば、それは文献に比例しているという視点で見れば過不足ない。

文献のない事項と、文献のある事項とを、あたかも同一の価値かのように説くような、通史は素人受けしても、価値があるかどうかとは別の次元ではないだろうか。

日本史の一部として沖縄の歴史を説こうとする傾向に対して、明確な課題を提供していないかもしれない。それは、日本語で日本において歴史を記述しているためかもしれない。

本土自体が混合文化であるのに、沖縄はさらに強烈な中国と日本とアメリカの支配にさらされ、より混合文化の度合いが高いのかもしれない。

その意味では、古い日本の歴史の刻印を持っている以上に、東アジアの辺境らしい文化を持っているといえるかもしれない。

なるべくわかる範囲内の諸説を列記しながらも、確実な筋を導こうとしている姿勢がわかる。






沖縄 悲遇の作戦―異端の参謀八原博通 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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帝国陸軍当時の参謀本部も部隊現場も、猪突猛進、強きの攻撃一辺倒、精神力が主の白兵突撃、葉隠や輪廻転生の仏教的死生観、そして玉砕の美学に満ち溢れていた。その散り際を求めた司令官や参謀の命令に従わざるを得ない兵はたまらない。その中で沖縄戦の第三十二軍の高級参謀八原博通大佐は考え方が全く違う高級軍人であった。つまり徹底した戦略持久作戦に固執する八原大佐は、現場でも軍の中枢でも受け入れられず、疎んじられ、これまでも出世や任地が影響を受けた。陸軍において陸大軍刀組でも不運な軍人はいた。特に派閥的には陸軍幼年学校、陸大、ドイツ駐在、これらは中央への配属や出世の重要な条件になっていた。優秀であり名将でありながら、陸軍の中央に入れず、現場回りが多かった将官は八原大佐の先輩でも少なくない。栗林忠道大将、今村均大将、本間雅晴中将が三大典型である。八原大佐を含めて、いずれも共通点は(陸軍幼年学校ではなく)旧制中学から陸軍士官学校、陸軍大学校の軍刀組、海外はドイツ組ではなく、栗林は米国、今村と本間は英国、八原は米国、よって米英を敵に回した戦争は無謀すぎると認識していた。本書を読んで八原大佐の考えを知るにつれ、当時の陸軍に斯様な英米派軍人がもう少し中央にいれば、参謀本部の作戦もかなり違うものになっているかと思うと残念でならない。少なくとも作戦課の服部卓四郎や辻政信という暴走コンビだけでも駆逐していればと悔やまれる。いずれにしても八原大佐は帝国陸軍では稀有な存在であり、これだけ優秀な合理主義を持った近代的軍人の適材適所や周囲の理解があればと、非常に惜しまれた。現代でも東大、一橋で優秀な成績だった大企業社員が八原大佐に似たタイプで社内的にスライスしてしまった方々が多いかもしれないが、本書はその参考図書になるかもしれない。  




小栗上野介―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)
販売元: 成美堂出版

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幕末の主要人物の中でも、一番気骨あり先見性に富んだ人物の話です。本作主人公小栗忠順が訪れた場所の紹介もありますが、成美文庫の「物語と史蹟をたずねて」シリーズの中ではガイドブック的要素が少ない方です。




戦史ドキュメント 桶狭間の戦い (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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「戦史ドキュメント」などとタイトルがつくと、歴史ファン向けの通俗書と受け取られかねない。また、歴史の大きな流れの中では、一つの戦役だけに注目しすぎることは益がないとも思われる。しかし、本書は多くの史料の中から批判的な視点で真実を炙り出した力作であり、十分に読み応えがある。織田信長という日本史上、稀有の存在を歴史の表舞台に登場させることになる「桶狭間の戦い」も、意外に正確な記録は残っていない。従って、肝心なところでは謎は謎のままなのであるが、解らないことは解らないとするのが学問である。それより、今川義元の出陣から、今川氏の没落までを丹念に叙述した本書は、色々なところで私にとって常識だったことを覆してくれる。一例だけあげるなら、松平元康、言うまでもなく後の徳川家康の今川家での扱いなど。通読して、信長をはじめ、戦国時代の武将の群像がくっきり浮かび上がる。で、あらためて、「歴史」というものが細かな事実の積み上げに基づくものであって、こうした「各論」なしには成り立たないことを改めて思わせられる。その意味でこれは立派な史書である。その意味で残念なのは、利用されている史料一覧が、書名と著者名だけの羅列に留まっていること。一般向けの本なのだから、それぞれの成立時期、著者の紹介など、3~4行ずつで良いから解説が欲しかった。なお個人的には、この書に描かれているような経過で迎えた戦いでありながら、信長方から離反者が出ていないようであることが極めて印象的。これについては著者の記述に100%同感する。曰く、『何か表現できないような信長の魅力があったためかもしれない』




汚辱の近現代史 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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オスマン帝国―イスラム世界の「柔らかい専制」 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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ローマもオスマンもハプスブルクもある程度寛容な国家でないと反映しないようです。
現在でいうところのアメリカかと。
でもごみの問題は過去も未来でも大切だと思います。



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