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和書 508066 (186)



真説 関ヶ原合戦 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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本書は今から7年ほど前に出された著作であるが、
各種史料を丁寧に分析をしながら、関ヶ原合戦が起こるまでのさまざまな事象について冷静な研究を行っており、
現在読んでもその研究成果は古さを感じさせることはない。

その内容は、

・「五大老五奉行制」の疑念
・石田・上杉連携による家康挟撃作戦の可能性
・直江状の真贋問題
・三成のたてた対家康戦略の詳細とその破綻について
・西進する徳川勢の軍団構成研究
・家康の想定していた西軍との決戦地点の分析
・西軍はなぜ関ヶ原に転進したのかについての推察
・「裏切り者」として名高い小早川秀秋の実状研究
・西軍の精鋭部隊とされた宇喜多秀家勢の現実
・島津義弘勢の合戦当日の行動の分析

など、我々が関ヶ原合戦を考察する上で当たり前のように語っていることから、
今なお議論が分かれるものについてまで、
幅広く改めて再研究を行ったものとなっており、非常に読み応えのあるものとなっている。

全体にどちらか一方の武将を褒めあげたり、逆に貶したりすることもない、
中立的な視線に立った冷静な分析内容であり、関ヶ原合戦の研究本としては好著の部類に入ると思う。

笠谷和比古氏、近衛龍春氏、三池純正氏、藤井尚夫氏らの関ヶ原合戦についての分析の好著同様、
関ヶ原合戦を知る上ではずすことのできない著作の一つと言っていいだろう。




真説 本能寺 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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著者は、本能寺の変に関して92年に朝廷謀略説を提唱し、それ以降同説が世間を席捲した感があったが、その中で公武対立があったという前提に疑問を呈し、本書によりいち早く光秀単独犯説に立つようになった。謀略説ブームの時期に資料を丹念に精査し、光秀単独説を支持した作者の慧眼には敬服する。2007年、作者はさらに光秀単独犯説を補強した新書「だれが信長を殺したのか」を発表したが、だからといってこの本の価値が下がる訳ではない。歴史ファン向けの本で本能寺の変およびその前後の様子(例えば信忠の奮戦振り、そして本能寺の変後の美濃の動静に至るまで)をここまで詳しく述べた本を私は寡聞にして知らない。公武対立の虚構に触れた第4章までで300頁を越す力作で、文献に基づいて確かめられる本能寺の変、その前後の様子は本書一冊で十分把握できる。本書の第5章に関してはまだ詰めが甘く、記述も急ぎ足の感があるが、この点を補強して光秀の叛意形成の過程を詳細に論述したのが上記新書と位置づけられる。したがって、現時点で本能寺の変についてこれから本を読んでみようという人は、鈴木眞哉・藤本正行氏共著の「信長は謀略で殺されたのか―本能寺の変・謀略説を嗤う」で諸説を総覧して謀略説が成り立たないことを理解した後、本著者による本書と上記新書で光秀単独犯説を咀嚼すれば、歴史ファンとしては十分であると考える。




重巡摩耶―元乗組員が綴る栄光の軌跡 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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タイトルどうりです。条約下で各国が必死に建造した重巡洋艦。
そのなかでも重巡摩耶はめいいっぱいの兵装をつんだ新型艦となった。
初戦の圧勝から終盤の苦戦まであらゆる行動がかかれています。
建造から沈没まで摩耶はなにをしていたのか?何が原因で沈んで
しまったのだろうか?艦と運命をともにした艦長、乗員の人たちのことが

たくさんかかれています、さらにほんの終盤には行動のすべてが
日にちとともにかかれております。
また艦と運命をともにした戦士たちの名もかかれております。
ぜひおすすめします




戦艦で綴る太平洋戦史 十二戦艦物語 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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十八史略の人物列伝 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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崇神天皇とヤマトタケル―三王朝交替の謎を暴く (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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西洋英傑伝―ヨーロッパ史を彩った男たちの生きざま (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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戦国の女たち―乱世に咲いた名花23人 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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乱世を生きぬいた漢(おとこ)たち 戦国武将55の名言 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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潜水艦隊 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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後期は軍令部に移った著者が記した戦記。
最前線の艦長が記したモノよりは気迫が感じられないのは仕方がないという所か。
反面、戦略的な視点が光ります。

ドイツとの軍事交流で、日本側が優秀と信じて疑わない技術がドイツ側には全く無視されていた事実が背景に有るのが皮肉か。
⇒このあたりは「消えた潜水艦イ52」を読むと良く分かります。


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