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和書 508066 (226)



源平合戦・戦場の教訓―勝者と敗者、何が明暗を分けたのか (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

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 源平合戦から得られる教訓を世界の戦史と比較しながら、著者独自の視線でシンプルに説明してくれています。少々、強引な解説もあるような気がしますが、この著者の解説から歴史小説では味わえない新しい発見がありました。

 この本にある教訓は現代のビジネスにも相通じるところがあります。私は「ビジネス=戦争」だと認識していますので特にそう感じました。

 「(戦闘指揮は)戦場と距離があり過ぎると、戦場判断が遅くなるのと同時に時間を要してしまう。」

 「戦いに臨む場合の鉄則―敵にも必ず我が方を上回る知恵者がいる。」

 などは現在のビジネスに活かせます。




源平の盛衰 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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 本書は、平忠常の乱から源頼朝の逝去に至るまでの政治と社会の動きをフォローすることにより、古代律令制国家が在地領主層による連合政権へと移行していく模様を説き明かすものです。原著は今から35年以上も昔に書かれたそうですが、鎌倉幕府の成立が意味するところを端的に指摘しており、いまなお新鮮さを失わない好著と言えます。
 この時代、政治・社会・文化の各分野で、人々は極めてドラスティックな変動を経験させられました。著者は、こうした乱世の有為転変に的確な分析を加え、後白河院政の衰退と鎌倉幕府の成立により、何が変わって何が変わらなかったのか、また、そうした変化の本質は何処に求められるべきか、といった点につき、一般向けに平易な言葉で解説しています。
 また、こうした激動の中で、当時の人々が日々何を考え、何を支えに生きていたのかについても、著者は共感のこもった視点から理解しようと努めており、時代の雰囲気再現といった点でも読むに値する本だと思いました。
 本書を読むにつけ、源頼朝という人の政治的な力量と複雑性には改めて感心させられました。




日本書紀〈上〉 (教育社新書―原本現代訳)
販売元: 教育社

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日本書紀〈中〉 (教育社新書―原本現代訳)
販売元: 教育社

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元禄御畳奉行の日記―尾張藩士の見た浮世 (中公新書 (740))
販売元: 中央公論社

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元禄時代の尾張藩士、朝日文左衛門の28年に渡る日記をもとに、当時の人々の生活や風俗、習慣をあきらかにしていく。

文左衛門のサラリーマンとしての生活は月に3日、役所に出仕すればよいというもので、あまり現代とは比較にならないが、同僚が仕事上の不始末で簡単に自殺してしまうのには驚いた。どうも人の命は今よりかなり軽めであったようだ。

ゴシップやスキャンダルも多い。本書の半分以上は、密通、心中といった話である。奥さんの浮気に悩む夫も多く、女性はこの時代、さほど窮屈ではなかったようにも思う。日本人の性道徳の一端がうかがえて大変興味深い。




元禄御畳奉行の日記 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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元禄時代の尾張藩士の日記を基に、現代語風にアレンジしたもの。藩士の役職は題名通り、畳奉行。畳奉行とは如何なる役職か正確には不明だが、城等の畳の入換えの差配をしたのであろう。この人が無類のメモ魔なのだ。日常の細々した事を子細に記述して残して置いていたのだが、今となっては貴重な資料である。

日記を読むと、この人がお気楽に生きていた事が分かる。書かれているのは、ほとんどが接待に関するもので、その結果飲み過ぎて吐いた事までマメにつけている。役人天国がこの時代から続いていた事が良く分かる。接待旅行まであるのだ。

また、金についても細かく、何々に幾ら使った等イチイチ記載している。しかし、これが当時の物価を知る上で貴重なデータとなるのだから、世の中分からない。傑作なのは「このまま酒を飲み過すぎて嘔吐を続けるようなら胃の腑を壊して死んでしまうかもしれない」と書いておきながら、酒を飲み続け、自身の予言通り死んでしまう事である(胃潰瘍であろう)。

江戸時代の稀代のメモ魔の役人が残したオモシロ日記を楽しめる快作。




元禄快挙別録―鳶魚江戸文庫〈27〉 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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元禄武士(サラリーマン)学 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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 主に、『武道発心集』をもとに、元禄時代の武士の生態を語る。
 他の資料に基づくエピソードも豊富で、気軽に読める。
 「武士」に「サラリーマン」とルビがついていることで分かるように、元禄時代の武士を、企業で働くサラリーマンになぞらえている。

 「調べてみたら、元禄時代の武士は現代のサラリーマンと同じだった」というのではなく、現代に通じる部分だけを拾い集めた、という印象を受ける。また、無理に現代に当てはめようとしているようなところもある。

 例えば、「大企業に苦悩する諸藩の重役たちも、オイルショック以来の累積赤字に喘いでいた企業役員たちの表情も、あまり変わりはない。」(p80)、「女房族などというもの昭和の現在もちっとも変わってはいない。」(p100)という具合。

 武士が自分の生活を守るために大事にするのは、「主君」ではなく「お家」である、というところでも、昭和において、社長や会長が更迭されるのと似ている、という。(p137)
 軽い読み物として書かれたのだから、と言ってしまえばそれまでだが、この本で述べられているのは、元禄武士の一面でしかなく、其れを誇張することで面白い本になっているのである。

 もちろん、「武士道』という言葉は、戦国時代の資料には見られず、武士が世襲制公務員となった元禄頃から見られるようになった(p85)というあたりは、ちゃんといろいろ調べているな、と思わせられる。




元禄忠臣蔵 (知的生きかた文庫)
販売元: 三笠書房

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言論と日本人―歴史を創った話し手たち (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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