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和書 508066 (284)



昭和史七つの謎 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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 本書の中心命題は、太平洋戦争前後の出来事について、あの戦争の経験を風化させてはいけない、という思いであろう。

第一話では、五・一五事件から二・二六事件を経て日本が戦争モードに突き進んでいく様子を日本版「文化大革命」と定義し、思考停止に陥って行く状況を興味深いエピソードで紹介している。例えば、
 五・一五事件で起きた減刑嘆願運動が「動機が正しければ何を行っても許される」という国論を生んだこと。行動の正当性とその結果に対する考察がなくなる。
 松岡洋右代表が日本側の見解が受け入れられないからといって、国際連盟からの脱退演説を行って、議場から団員を連れて退場した。これにより、日本は国際社会での発言の場を失い孤立していく。有名な話であるが、とんでもない愚行である。
 極めつけは東條英機の「戦争は意思と意思との戦いであり、負けたと思ったときが負け。」という演説。日本的浪花節精神には受けが良いであろうが、全く知性も戦略もない。

第五話では、東京裁判のシナリオについてである。天皇の戦争責任を問わないために、天皇の統帥権を示す大本営の責任は不問とし、三権の最高責任者に権力が委譲されていた統治権が機能せず、戦争に突入したというシナリオである。そのため参謀の戦争責任が不問にされた。また、陸軍関係者が連合国軍に戦前・戦時下の情報を提供したことにより、陸軍関係者が戦争の首謀者に祭り上げられていった。

本書では、これら以外にも、東日本社会主義人民共和国の誕生の可能性、真珠湾攻撃での上陸作戦の選択肢の可能性、また、戦後のM資金という詐欺事件が発生する原因となる戦後日本の状況について、等、興味深い話題について考察がなされており、還暦を迎えた戦後日本の住民として、興味深く読み進めることができた。





昭和史 忘れ得ぬ証言者たち (講談社文庫)
販売元: 講談社

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 著者の専門領域である「昭和史」に付き、多くのインタビューに基づいた書物である。
 ただ、彼の著作の「根拠」になる「証言者」の方に力点が置かれているので、どうしても、証言の統一性とか、表現や分析の一貫性は失われている。
 ただ、原資料を論評するという作業も必要であると思う。
 重要な資料であろう。




シルクロードの旅 (講談社文庫―中国歴史シリーズ)
販売元: 講談社

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真説 謎解き日本史 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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作者独自の視点からピックアップした歴史テーマについて、作者の考察を登場人物をして語らしめている、小説的歴史考察。

秀逸なのはまずは「竹島」の領土権問題についての考察。
内容的にはそれほど詳細ではなく、本格的な考察としては不十分かもしれないが、問題の核心部分のエッセンスは十分に理解できる。

つまり、現在の竹島は当時の竹島とは異なり、領土としては日本領土。
だが、韓国が誤解をしているのも当然。そこには、当時の役人のあまりにも姑息な世論工作の意図をもった政策があった!




新撰組の謎 徹底検証 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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著者は前書きで「史実の持つ力」に言及しており、いかにも公平そうですが実際は独断と偏見と悪意に満ちた本です。
小説相手に史実と違うとか創作だとか文句をつけていて呆れました。
本当は☆はマイナスにしたい位です。





時代末〈上〉 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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時代末〈下〉 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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絵解き戦国武士の合戦心得―歴史・時代小説ファン必携 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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戦国武士の表に出てこない装備や動作の詳細が
分かる好著。イラストも良く手にとって良かっ
た本です。




世界を変えた50日 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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戦後を疑う (講談社文庫)
販売元: 講談社

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