戻る

前ページ   次ページ

和書 508066 (294)



ムッソリーニ―悲劇の総統 (講談社文庫―人物現代史)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

第二次大戦の枢軸国側で戦ったイタリアの指導者ムッソリーニについては日本では意外と知られていない。本国でも本の中で著者が取材中「ムッソリーニのことなど口にすると左翼テロにあう危険があるから、タクシーを雇うなんてやめなさい」と在留日本人から注意を受けたくらいだから、この本が書かれた当時まではタブーな存在だったんだろう。

ミラノのロレート広場の一角、工事中のガソリンスタンドの梁から愛人クラーラとともにその死体を逆さ吊りにされてさらし者にされている衝撃的な写真の印象が強い分、生前に何を行なったのかについては「エチオピア侵略」くらいしか知らなかったのだが、著者はこの本でわかりやすく、かつ面白く紹介している。

始めは社会党機関紙「前進」の編集長に抜擢されて頭角を現し、第一次大戦後に国家ファシスト党を結成、国内の社会主義勢力を押さえ込みたい資本家、軍部を味方につけて勢力を拡大する。1922年10月「ローマ進軍」によってムッソリーニ内閣が成立、ローマ市民の熱狂的歓迎を受ける。その後22年間にわたってイタリアを支配し続けた。

しかしエチオピア侵略、スペイン内乱への加担で国家は疲弊、1940年ギリシャへの侵入に失敗してから坂を転がるように破滅への道をたどる。確かに英仏と組む可能性はあったが、ムッソリーニは英国のエゴイズムに我慢がならなかったし、フランスは目の前でボロボロに敗れていったのだ。彼の最後は惨めだったかもしれないが、美しい愛人が彼を追ってきて一緒に死んでくれたことは男冥利に尽きるともいえる。




古代の終焉 (講談社文庫―清張通史)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






壬申の乱 (講談社文庫―清張通史)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

乱は大海人からしかけたとの立場。
聖徳太子が摂政になったのは、馬子の娘小姉君と堅塩姫陣営で対立があり、
太子が小姉君の娘、穴穂辺間人皇女と堅塩姫の子用明天皇の間に生まれた
両者の血をひく皇子であったからだとする。
改新の詔の虚構性にかんしては、諸説紹介しつつも態度を保留しているよ
うだ。




天皇と豪族 (講談社文庫―清張通史)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

中大兄がなかなか即位しなかったのは、同母兄弟の間人皇后
(中大兄の母、皇極の弟孝徳の皇后。間人は大海とともに中大兄と兄弟)
と禁断の愛におぼれていたという、吉永登の説を支持する。
大海と額田王をめぐる三角関係はアララギ派で流布された俗説として退ける。




邪馬台国 (講談社文庫―清張通史)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

推理小説家としての視点で古代史の謎を解き明かしてゆく面白さを味わうことが出来ます。歴史書、慣習、地名、遺跡などを縦横に道具として使い、点と点を結び仮説を建ててゆく作業は読むものにちょっとした興奮を与えることと思います。引用されているこれまでの学説がかなり手前勝手な解釈なのにもびっくりしてしまいました。推理という作業の楽しさを味わえると思います。それにしても日本の古代史はロマンに満ちていますね。邪馬台国に興味のある方、古代史に興味のある方にはお勧めできます。




日本人の歴史〈第4巻〉自然と日本人 (講談社文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ユダヤ人 復讐の行動原理 (講談社プラスアルファ新書)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






古代日本列島の謎 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






怖くて読めない英国王室残酷物語 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

うーん。渡辺みどりってこんな程度?この価格だからしかたがないか。
「エリザベス」などの映画をみて触発され、もっと知りたいと思う気持ちから手を伸ばしたががっかり。




坂井三郎 空戦記録〈上巻〉 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

僕は32歳で、僕が持っていた日本の戦争のイメージは、暗く、悪であり、残酷で、悲しく、軍国主義、侵略戦争、大きな過ち、軍隊といえばイジメやシゴキ。そういったものでした。それはもちろん間違いではないと思うのです。そういった戦後の平和教育をもろに受け育った世代でもあるのです。ただその教育に入りきらなかったものは山のようにあるのだと思いました。青春と命をかけて、日本を愛し戦友たちと戦った彼らを全否定してしまう様な僕のイメージは彼らに失礼であり、余りに偏ったものの見方だったように思うのです。
 


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ