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和書 508068 (271)



日本の文章 (講談社学術文庫 (648))
販売元: 講談社

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日本の名著名言事典 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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文章速達法 (講談社学術文庫 (593))
販売元: 講談社

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平生の心がけ (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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レトリック感覚 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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 内容を大まかにいえば、比喩の種類や誇張法などを分類し、例を挙げて解説しているだけ。実際に文章を書くときに役立つわけでもないし、娯楽性があるわけでもない。著者がたくさん本を読んでいて、レトリックに詳しいということは分かるが、この本は特に学術的なものでもなく、実用書でもなく、結局、趣味で書いた本でしょうか。




レトリック認識 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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『レトリック感覚』よりは堅い印象がありましたが、それでも、ことばのおもしろさを感じることができました。
引用される文章のおもしろさもあって、ことばができる、「有限の単語で無限の表現をする」ことについて、それがどれだけ人の興味関心をひくことができる表現を作ることができるか、それにはどんな表現方法があるのか、わかりやすく書いてあります。
文章(この本)を読んで、文章を知る。
ことばを読んで、言葉を知る。
昔の人は言葉遊びがうまいなどと言われたりしますが、あとがきにあるように、今の人は、やっと言葉に対して関心を持つようになってきたのかもしれません。
私も、その、現代の人間ですが、ことばができる手品、つまりレトリックは、とても奥が深く、いい意味で驚かされる表現に出会うと、わくわくしてきます。
『レトリック感覚』『レトリック認識』を合わせて読んで、わくわく感がさらに増したのでした。





レトリックの記号論 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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 読書すると、どんなことがわかるのか? 読書の副産物として、私の場合、「佐藤信夫さんの本をマッキー(歌手の槇原敬之さん)は読んだにちがいない」ということがわかった。

■《カテゴリー・ミステイク》 英国の哲学者ギルバート・ライルの説
例)「コップ」と「悲しみ」が机の上にある、と言った場合に、この机の上をかたづければ、悲しみもコップも一緒にかたづくというふうに、どんどん話を進めていっていいのでしょうか。要するにコップと悲しみというような、まったくちがうカテゴリーに属するものを一律の用語で考えるのはまちがいだ、ということです。
(佐藤信夫の文を要約)p. 39 

●原則破り:従来はまったく同じカテゴリーとして辞書に登録されていたもの、コードとして決められていたものを、まったく新しい立場から新しい目で見たときには、カテゴリー編成が変わって見えるということがあってもいい。
 以下の歌にあるように、詩の世界ではわざとカテゴリー・ミステイクを犯し、「原則破り」をするとフレッシュな詩が書けます。「カップ」と「気持ち」というカテゴリーの違うものを同じカテゴリーと見なせば「ウエイトレスがカップと気持ちまで全部かたづけて行く」ことも可能です。
 マッキーの作詞のセンスは光るものがあります。大学生から社会人ぐらいの年齢の人たちのこころをうまく言い当てた歌が多いですが、この「ズル休み」は名作だと思います。

ズル休み ♪作詞/作曲/歌:槙原敬之 アルバム「Self Portrait」収録 
帰り道のコンビニには
なんでもそろってるけど
二人をもとに戻す
接着剤はないらしい
日曜出勤から
つかれてもどる僕は
一人ぼっちのつまった
袋を片手にドアあける

留守電の点滅
四件は友達の声で
残りの一つはいったい
何て呼べば
僕は救われるの?

人は必ず誰かに
愛されてると言えるよ
だって 僕は今でも君を
とてもとても好きだから
明日は月曜日
会社をズル休みして
すいたコーヒーショップで
おなかいっぱい食べよう
煙草をとり出して 
ぼんやりしてるうちに
ウエイトレスがカップと
気持ちまで全部かたづけて行く

忙しさになんか
負けない恋だと思ってた
あの時 雑誌についてた
占いなんて嘘だと思っていた

恋人が今いなくても
いるとどうか嘘をついて
僕も「幸せでよかったね」と
うまく嘘をつくから 僕は誰かを探すよ
それはきっと君のためだよ
例えば髪を切るように
生き方は変えられない

人は必ず誰かに
愛されてると言えるよ
だって 僕は今でも君を
とてもとても好きだから

人は必ず誰かに
愛されてると思いたい
君のことを想うように
僕もいつか愛されたい






論文の書き方 (講談社学術文庫 (153))
販売元: 講談社

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 なかなか、多岐にわたる解説で欲張りな内容である。
 それゆえに、さしあって今必要と思える事柄が最初のほうは出てこないのが読者泣かせである。
 115ページあたりまでは、レビューワーにとってはどうでも良いことであった。
 116ぺージから120ページにかなり良いことが書いてあると思えた。
 ここの箇所を読んで、本書の重要なキーワードが「アウトライン」という言葉だと思ったら、その言葉が書かれているところはないか読む。それが、わかりやすい文章の構造という意味だとわかったら、「アウトラインが成長」というところは「文章の構造が資料が集まるにしたがって変化」することだと、いちいち噛み砕かねばならないが読める。
 120ページに「章・主・副・従・属・下」というような分類の出来る段落や文節の存在があることがわかり、その配置の論理的構成とはなにかという疑問が浮ぶが、そこはどうも自分で考えねばならないようだった。あとは215ページあたりのレトリックの問題としての配列あたりを参照し、付録235ページ「誤った論理」から読み進めるようにする。
 こんな感じで本書は活用すると良いと思われた。

 しかし、同著者による「論文のレトリック―わかりやすいまとめ方」のほうが、文を書くにあたって実際的、現実的であり、この本は読まなくともよいが、「論文のレトリック―わかりやすいまとめ方」はノートの要約しながら、この本の言いたいことはこういうことかなと研究するようにすすめると、この著者の凄さがわかる。




論文の技法 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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内容は非常に興味深い。単なるマニュアル的な論文の書き方の本ではなく、書き手の心理や研究者の世界に関する社会学的な考察も含まれており、読んでいて面白い。
例えば、学生が論文を執筆するときに、ずいぶんと畏まった非日常的な文章を書いてしまう理由について、学生は研究者社会の一員として認められる証しとして非日常的な言語を使いたいのであるという社会心理的な説明がなされており、これには納得したものである。

問題は翻訳の文体である。他のレビューにも「学者に翻訳をさせるのはやめてはどうか」と書かれているが、非常に読みにくい文章になっている。機械翻訳的な文体であると思う。これが障害となって最後まで読み通せない人は多いのではなかろうか。

内容の良さにもかかわらず、翻訳に難があるため、星二つとした。




論文のレトリック―わかりやすいまとめ方 (講談社学術文庫 (604))
販売元: 講談社

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 論文は「アウトライン」を明確にすることここが要点とされます。
 「アウトライン」は、まずは出題から関連する用語・アイデアをどんどん書くことでこれは「トニー・ブザンの方法」にみえました。これを「落書きアウトライン」と著者は呼び、そこに「文配置のための番号」が「配置をスムーズにする原則」に従ってふられて文の構成が整うと言う仕組みが述べられています。
 その構成ですが、重要なのは「起承転結」はだめということ。
 「序論本論結論」の形の構成できちんとししたアウトラインをとる。それも1000字小論文なら「1序論100字.2a本論400字.2b本論300字.3結論200字」として構成・配置順序をとるということで、大論文でも基本は同じで、ただ大論文の場合は目次構成が中心で、階層概念を意識して項目の従属関係見定める必要があるということです。
 さらに書くときの意識には「統一」「連関」「展開」があり、書く中味のレトリックは普通「説明」「論証」「描写」「物語」だそうです。「説明」「論証」は小論文の配置に必須であり「決まった結論へ導かれる」ような問題が出題されるべきと、試験を作る側に本書は批判的です。
 大きな論文では「描写」に偏る場合も少なくないようで、その論文の「配置」については、第八章で例題を出して結構分析しています。
 「文段」について「一段一思想」という原則が出てきます。
 各文段を配置して統一するために、「第一には・・・」などの題目文(トピックセンテンス)は最初に持ってくるほうが良いとされ、そこから「反論、例証、帰納、演繹」などが展開として文段の中身を説明していく事が大切だとされています。文の配置の流れにも「スムーズにする原則」があり「『時間の順序』『帰納』『演繹』など含め9つ」あります。その他「接続語も9つ」あるということだそうです。
 また、論文を書くための必須読書法としてアドラーの比較読書法を5段階としてまとめています。レビューワーとしては「自分」「相手(本)」「共通クエスチョン」「争点の各アンサー」「分析」という流れなのですが、違う表現をしています。
 その他、いろいろあるんですが、とりあえず、理論としては「使えますこの本」と言っておきます。そして、これは難しくわかりにくいのですが、こまかく分析して読めは大変価値ある本です。
 しかし、実用性としては使いにくいのです。例題がないからです。よって、付録のサッチャーのスピーチがどのように構成されているかを本書の理論に即して研究すればいいでしょう。それで十分です。


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