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和書 508068 (302)



豪打列伝 (文春文庫ビジュアル版)
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 大下弘を語る所で、「伝える能力」の欠落を指摘していたが、同じ事は監督であった長嶋にも言えると思う。大下は監督一年目に三無主義を打ち立てるもチームの最下位により解任。長嶋も監督一年目は最下位ながら、張本獲得するなどのフロントのバックアップもあって、監督として長らえる事が出来たけど、二年目を与えられる立場かどうかの違いであったかどうかが両者の監督としての人生を変えたと思う。無論、「言葉を要せずに選手をいじめ抜く”地獄のキャンプ”」を決行した長嶋は素晴らしいと思うが。ただ、両者共に「コーチ経験なく、即監督」という所がおもしろい。天才にはヒトを教える事は出来ないと、周りは分かっていたのでしょうか。

 そんな天才・長嶋の現役時代の活躍ぶりは古文書(笑)を見ても案外「すごかった」程度の事しか書いてなくて、後進に対する説得を端から放棄しているような文章ばっかりなんだけど、この本では王と比較する事によって長嶋の実像を描き出そうとしており、現役時代の長嶋を神と崇める方々の気持ちが分かるような内容だった。エベレストが高いと言っても、比較材料が無ければ、あんな遠い所にある存在の大きさって分からないよね。

 さすがに世代が古いので、リアルタイムに見た事のある選手はいないんだけど(マニエルは世代的には見る機会はあったかも)、巧い文章と写真がそれらを補ってるっすよ。




豪打列伝〈2〉 (文春文庫―ビジュアル版)
販売元: 文藝春秋

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 ライターの質というのは大事だなぁ、としみじみ実感出来た。『豪球列伝』では感じる事の無かった「ダレ」は、「物語」を描いているのではなく「選手の略歴」を書いているに過ぎない文章のせいだ(断言)。落合へのインタビュー、掛布・谷沢への思い入れのこもった「物語」は出来が良いので、ギャップを感じてしまう。

 人選が渋いな、坂崎や梨田や長崎「って」って思っちゃう。ちょーっと、渋すぎるな。大岡とか戸倉ってのも渋いよね。全体に渋い感じ。いい意味でも悪い意味でも。




誤解だらけの大リーグ神話 (中公新書ラクレ)
販売元: 中央公論新社

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95年に野茂英雄が渡米して以来、日本人にも身近な存在になったメジャーリーグ。薔薇色で理想的なもののように描かれているが、それは本当なのか? 日本ではあまり語られない側面を描いた書。
う~ん…これ、タイトルがおかしいと思う。このタイトルだと、日本で語られているメジャーの長所の多くが誤解であり、本当はそうじゃないんだ…みたいなエピソードがつづられているように思えるんだけど、そういう書ではない。個人的には、読売新聞ってところで、ライバルであるメジャーリーグけなしでもかかれてるのかと思った(笑)
この書の内容を考えると、「誤解」というよりは、「あまり知られていない部分」なんじゃないかと思う。「誤解」というのは、その名の通りに「誤った理解」になるわけだけど、ここで書かれていることを「間違って理解」している人は少ないんじゃないかな? 例えば、「メジャーのコミッショナーは強い権限を持っている」。これは、多分、メジャーリーグにちょっと興味のある人なら、皆理解していると思う。そして、それは正しい。ただ、強い権限を持っていることは知っていても、じゃあ、どうやってその強い権限を持つようになったのか、とか、その強い権限で何が行われてきたのか、ということはあまり知られていないんじゃないかと思う。この書にあるのは、そういうことである。どう考えても、「誤解」ではない。
ということで、タイトルに関しては「?」なのだが、組織、構造、問題点などが堅実に語られていて、メジャーリーグという組織について知りたいのであれば、お勧めできる書だと思う。




極意の話―生きがいある自在な生きかた (知的生きかた文庫)
販売元: 三笠書房

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極上馬券に一直線
販売元: 有楽出版社

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極道の恩返し―安部譲二ワルの馬券学 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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極秘作戦!万馬券のとり方―過去150本の実績が教える「この馬を狙え!」 (ムックセレクト)
販売元: ロングセラーズ

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護身術―理論と実践 (三一新書)
販売元: 三一書房

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五十歳からの生き方―人生の修羅場をどう越え、どう生かすか (ゴマブックス)
販売元: ごま書房

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五十すぎたら読む本 (タチバナかっぽれ文庫)
販売元: たちばな出版

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