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和書 508072 (236)



分冊文庫版 姑獲鳥の夏 上 (講談社文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

初めてこの作者の本を読んだのは、中古書籍の「狂骨・・・」でした。
シリーズ物になっていたとは知らずに、この前作のキャラの顛末やら、
以前関わった事件がホニャララ・・・と語られては前作が気になるではありませんか(笑)
商売上手な作家だなと思いつつ新刊で購入したノベルズサイズの
「姑獲鳥の夏」を買ったのは、「狂骨・・・」を読み終えた翌日だったのははるか昔。
1996年の秋の事でした。

あれから10年くらい経過して映画化の話が出て、実相寺監督がメガホンをとるという事で、
個人的に異様にテンションがあがって、ノベルズを読み返そうと思った時に数々の
予想される出来事が脳裏をかすめ、
「あの分厚い書籍を持ち歩いて読むのはちょっと疲れるな・・・」と京極ファンが
ぶちあたる壁を軽くスルーさせたのはこの分冊文庫版です。

これ以前にも文庫はありますけれど、そいつもノベルズサイズの分厚さがコンパクトになっただけの、
小型辞書よりも分厚いモノ。(縦の長さが寸詰まりになっただけやん!と思いました)
ちょっと厚めの文庫を持ち歩く分には支障もなく、
「なにそれ?辞書読んでるの?」とは訊かれずに、普通の文庫を読んでいる風に
見えるのはありがたい。

以前の作品を読み直すのにはこのサイズが適当であり、おおまかなストーリーの流れも
把握していたり忘れていた事を補完したりと、実に活躍してもらいました。
もちろん、続巻も購入し仕事の合間や時間を作ってなんとか10日くらいで
上下巻を読んだのかな・・・あの2005年の夏は。

初めて読んだ時は止められなくて、読む時間を作りながらなんとか4日で読んだ記憶がありますけどね。
分冊だから一気に買ってもいいし、1冊づつ買ってもいいし、財布の中身をみながら買えるのが、ビンボー人には丁度いい。

余談ですが、「姑獲鳥の夏」の分冊文庫を読み終えたあと、その勢いで映画も観ましたし、
DVDも購入し、あまつさえ「魍魎の匣」の分冊文庫にまで手をだしてしまいました。
講談社と作家がニヤリとほくそ笑む姿が見えそうです・・・。






うぽっぽ同心十手綴り (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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 主人公は南町奉行所の臨時廻り同心。「うぽっぽ」とはうっかり者、暢気者という意味。自分の手柄を人に請われれば譲ってしまう人の良さ。科人にも情けをかける人情家。袖の下は決して受け取らない正義漢。それが災いして上役同輩から軽んじられてしまう。しかしいざという時は、腕も立てば弁も立つ。必ず最後に悪は滅びる痛快さ。
 連作短編集で、事件の背景、下手人も一寸捻ってあり読ませます。最後は大団円にまとめてカタルシスが得られます。周りの脇役はありがちな設定ですが、それにも増して主人公の人物造詣に成功しています。その点が読んでいて面白く、どの話も気分よく読み終えることができます。新しい時代劇ヒーローの誕生を期待させる作品です。
 後は、江戸時代を感じさせるような、江戸の町が匂い立つような描写があれば、星5つです。気分良くスッキリしたい時にお勧めです。




うまいものには目がなくて (グルメ文庫)
販売元: 角川春樹事務所

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 1983年に新潮社から出た『うまいものには目がなくて』と、1984年に同じく新潮社から出た『食べてびっくり』を再編集して一冊の文庫本としたもの。
 著者は美食家として知られ、料理誌『四季の味』編集長を務めた人物。本書に収められた17篇の美食探訪記は、同誌に連載された「味の巡歴」からピックアップしたもの。昭和50年代に書かれたものだが、現在も営業を続けている店の記事が選ばれており、巻末には掲載店の電話なども付いている。
 厳選された高級店を食べ歩いた話ばかり。ロオジエ、志摩観光ホテル、招福楼、銭屋など、全国の有名店が次々と出てくる。どれも美味しそう。著者の厳しい批評眼(舌)にも感服させられる。器への注目がなされているのも特徴的。
 しかし、心から楽しめたかというと、ちょっと。高級店が美味しいのは当たり前という気もするし、太鼓持ちっぽい文の調子も気にかかる。なにより、あまりに濃厚で品数も多く、一気に通読したら食傷してしまった。




うまい犯罪、しゃれた殺人 〈クラシック・セレクション〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
販売元: 早川書房

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この物語に登場する人物はすべて個性派ぞろいです。
殺人鬼と文通する姪を持つおばさん。
競馬に全てをささげる「競馬狂」の夫人。
会社から大金を騙し取り、逮捕された男。

この個性はぞろいが織り成すそれぞれの短編は、その個人の個性以上にツイストが利いています。
一つ一つの話ごとに「あっ」と驚かされること請け合いです。




うみのさかな&宝船蓬莱の幕の内弁当 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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読んでいて笑いをこらえきれないので電車の中で読むことはお勧めできません。あからさまに受け狙いの構成と文体に少し引いてしまう部分もありますが、頭を使いたくない時には最適の本でしょう。眠る必要のない夜や朝目が覚めたけど休日なので起きたくない時なんかにおすすめです。いい感じに脱力できます。特に著者たちの浮浪者体験レポートは、若気の至りで暴走している大学生の サークル活動を眺めているよう。(彼らは学生を終えたオトナですが)




うめぼし柳談 (新葉館ブックス)
販売元: 新葉館出版

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うらおもて人生録 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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ギャンブラー阿佐田哲也の別名を持つ作家の人生論。

この本で特に目をひかれる点は、
「9勝6敗のフォーム」だと思う。
著者は「プロとして長期的に食べていくための持続のコツ」と言っているが、
生きていく中での好不調の波についての原則のようにも取れる。

だけど、もう一つ大切なのは、
「スケール(大事なときにチャランポランになれる能力)、
(自然に他人を愛していけるような土台)」ではないだろうか。
こちらの方に目を向けないと、著者自身も戒めているように
「フォーム」も単なるわがままな損得勘定になりかねないだろう。





うらしま幽霊事件 (講談社X文庫―ティーンズハート)
販売元: 講談社

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うらはらな予感 (リンクスロマンス)
販売元: 幻冬舎コミックス

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このシリーズには他に『でたらめなため息』『ささやきの色彩』があります。
出来ればそれらも読んだほうが楽しめるかもしれません。
たびたび登場する淳希×古藤、熱川陽佑はそれらの作品でメインに描かれています。




うらやましい死にかた (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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彼岸花が、田んぼの畦に一斉に赤く行儀よく並んで、咲いていたのを 自転車で、通った道で、偶然眼にしました。そして、この本のことを思い出しました。なんて、人間的なのでしょうか? 殺伐とした今だからこそ、この本の意味があり、あり、また『親孝行』みたいな感じも伝わるのです。作家『五木』氏が、素人の面々に感動を覚えるという出だしは、まさに人間的でありました。生き切るというのは、どういうことなんだろうかって、感じたときに開いてみてください。いや、そんなこと、考えてもいないときに 開いてみてほしい。そろそろ、また平成バージョンなんかも期待しつつ。ほんとうにステキな人間の交流を描いた大切な本です。おススメします。


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