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和書 508072 (257)



おもしろモダン・マナーズ (講談社文庫)
販売元: 講談社

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おもしろ日本史副読本 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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おもしろ砂絵―なめくじ長屋捕物さわぎ (光文社時代小説文庫)
販売元: 光文社

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おもしろ砂絵―なめくじ長屋捕物さわぎ (角川文庫)
販売元: 角川書店

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おもちゃ (集英社文庫)
販売元: 集英社

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 この小説を読み進むにつれて各場面の様子が活き活きと目に浮かんでくるのは、深作欣二監督による映画『おもちゃ』(脚本:新藤兼人)を先に観てしまったせいもあるのでしょうが、それ以上に会話が多く小気味の良い新藤さんの文体によるのでしょう。
 『おもちゃ』は西陣の機織りの家に生まれた貧しい少女・時子が祇園の置屋で厳しい修行を積み、やがて一人前の舞妓として花街にデビューするまでを描いた物語なのですが、小説も映画も共に京都の街の風情や人情の機微をよく描いています。
 登場人物の中でも置屋の女将・里江の心意気のよさには魅せられますが、時子の先輩にあたる照蝶、君龍、染丸の悲しい過去を乗り越えてきた強い個性にも惹かれます。
 そんな彼女たちに鍛えられた時子は少女から女へと成長し、やがて舞妓となります。そして、ついに水揚げの夜が訪れたとき、時子は自身の様々な思いも周囲の思惑や欲望も超越し、凛とした強さと深い美しさを湛えた女神のような存在に変化します。
 ラストシーンの美しさは小説よりも映画の方が勝っていると思うので、是非映画も観ていただきたいのですが、僕は健気な努力によって日々成長していく時子に深く感情移入し、魅せられました。




おもちゃの心 (白泉社花丸文庫)
販売元: 白泉社

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おもちゃの王国 (ガッシュ文庫)
販売元: 海王社

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正直なところあんまり期待をしていなかった。ありがちな話だし、タイトルに色っぽさが微塵もないし。
それなのに、なんとなく琴線にふれるところがかなりある。おもちゃに対する主人公二人の思いが真摯だ。読みながら、二人の恋愛よりもそちらの方が面白くて一気に読んだ。
おもちゃに対して興味はなかったはずなのに、ここに登場するおもちゃがとても欲しい。特にラジコンの雀。なんて愛らしいものだろうか。
イカさん、たこさんのカップルもぜひ我が家に欲しい。
おもちゃメーカーの青年は天然過ぎる気もしないでもないが、オタクが作るおもちゃは人生を癒してはくれない。せめておもちゃはこういう天然のかわいい人間に作り出されて欲しいものだと思うのだ。
秘書の存在が気になっていたら、最後においしい含みがあったりして。
ちょっと足りなかった色っぽいさを今度は会長と秘書のお話でお願いします。




おもちゃ箱革命 (講談社X文庫―ティーンズハート)
販売元: 講談社

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おやじの世直し (生活人新書)
販売元: 日本放送出版協会

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脱サラして主夫となった著者がおやじ世代に向けておやじ世代のために放つ辛口のエッセイ集です。磯野波平さんに代表される、いわゆる家長や男の沽券が時代とともに、その形が変りつつあるにもかかわらず昔風に生きているおやじもいれば、「子供とは友達関係でいたい」と、のたまうような責任転嫁のお父さんなど、「今の世の中はどうなっとんじゃい!」というけたたびが耳元で鳴らされるようで、同じおやじ族としては、耳に痛い・目に痛い書物です。そうは言うものの教育に関して、妻との関係について、おやじのあり方について見習うべき・考えさせられるべきことは多数あります。

新聞にも出ていましたが、父親が育児にあてがう時間は諸国と比べてもべらぼうに低く、一日平均10分とのこと。家族のため、子供のために日夜仕事をしているんだ!とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、逆にいうとそれは自らの無能を示していると思います。有能な方は家族との時間を大切にしながら、やるべきことはきちんとできているものです。

一昔前のように社会(大家族・地域)が子供を育てる環境がなくなった今、頼れるのは父母であり、小さいながらの我が家なのです。育児環境が以前と変ったことを理解せずに、「子供は親の背中を見ながら育つんだ」とも、なかなか言えないと思えるのは昨今の17歳事件にも象徴されるような若年層の事件ではないでしょうか?

昔のおやじを再現しなければいけないというのではなくて、一つ筋が通った育児や家族との接し方、社会での生き方をすべきと考えさせられます。

『卑怯なマネをするな。
人と群れるな。
孤立を恐れるな。
他人様に迷惑をかけるな。
人を差別するな。

考えてみれば、私たちが親の世代から再三聞かされてきたことばかりである。私はこうした理念を子供の脳の奥深くに植え付けたいと思っている』

おやじの沽券にかけても、おやじから世直ししなければ、どーすんの?といわんばかりの本書は、おやじ族・お父さん族・パパ族にぜひ一読していただきたい一冊です。




おやじの値段―’87年版ベスト・エッセイ集 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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