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和書 508072 (327)



ことばよ花咲け―愛の詩集 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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ことばを失った若者たち (講談社現代新書 (787))
販売元: 講談社

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 1980年代の当時、既に子供たちの異変が社会問題になってきていました。
 いろいろ挙げられていますが、題目のことばについて、ことばの記号化(単語での会話)、「コミュニケーション不在の一方通行な会話」、といった「行方を失って宙に浮きただような」「<ことば> の混乱」を問題視しています。
 著者は、現代(80年代)の若者や子供の異変は「60年代の問題に目をふさぎ、70年代以後、ひたすら問題に直面しようとしなかった日本社会のありかたこそが」問題の根底にあるとしています。

 著者の訴えたい思いが感じられる良い本で、内容も入り込みやすかったと思います。戦後の高度成長にともなう家庭の崩壊に対し、その警告シグナルであった大学闘争を力ずくで押さえ込んで、まるでなかったもののように、タブー視していることに問題があり、そのためにコミュニケーション不在の加速が起こっていることを警告しています。




ことばを読む (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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ことば美人は一生の得 (幻冬舎文庫)
販売元: 幻冬舎

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ことりたちのものがたり (集英社スーパーダッシュ文庫)
販売元: 集英社

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この世界には2種類の人間がいる。
スタンダードとよばれる人間とカナリアとよばれる亜人種。
カナリアはヒトと同じ姿をした翼をもつ美しい存在であり、
ヒトが観賞用として人工的に創り出した。
この世界ではカナリアは主人に飼われ、オリの中で生きている
か弱くも美しい存在である。
カナリアは主人から綺麗に手入れされ歌を練習してショーに
でるように躾られたり、資産家に売られる運命を持っている。
しかし、カナリアはこの世界で美しい歌声で人々の心の支えと
なっている存在でもある。

この物語をよんでカナリアをめぐる人々の哀しさと優しさがひしひし
と伝わってきて感動しました。
この本を一読することを是非お勧めします。




ことわざの科学―どこまでホント? (ブルーバックス)
販売元: 講談社

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ことわざ雨彦流 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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こどもたちに語るポストモダン (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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こどもの瞳 (幻冬舎ルチル文庫)
販売元: 幻冬舎コミックス

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相変わらず、この作家さんの話の展開は面白いです。文章も構成も非常にしっかりしているし。不思議なんですが、この方にかかると、何かフィクションとは言え話が非常に現実味を帯びるんですよね。
6歳くらいの仁は大変愛らしかった。どちらかと言うと実質6歳の城太郎の方がしっかりしているように思えてしまうくらい。居候と言う気兼ねがあったからなんでしょうね。ちょっと可哀相だった。岬は案外子供っぽく感じましたけど。仁のいじらしさに時々ホロリとさせられてしまいました。大人に戻った仁がどちらかと言うと無表情なのは、きっと祖父の家で感情を押さえ込まねば生きて行けなかったからなんだと考えると、心が痛む思いがします。でも人を愛するって、結局はその人の過去も現在も全てひっくるめて愛するってことなんじゃないでしょうか?甘い理想かも知れませんが…。
堂本先生はちょっと性急過ぎたんでしょうね。もっと自分を制御して気長に愛を育てるスタンスをとれば長く一緒にいられたんじゃないのかなァ。
ただ、どちらの作品も最後が性急過ぎた感があり、少し物足りなかったなァ…。出来ればもう少し後日談のようなところまで書いて欲しかったです。堂本先生の話も、何もお話全てがハッピーエンドでなくとも良いんですけど…やはりちょっと淋しかったかな、と…。
出来れば続編を読みたいです。
よく考えれば、近親相姦、ショタコンと言う2編でしたが、普段そういった類の話が本当に苦手な私なんですが、今回は余りイヤな読後感がなかったなァ…と。こんな事は珍しいのですが、木原作品のマジックにやられたのかなァ。イヤ、6歳仁のあどけなさ、可愛さに目を眩まされたのかも知れません。




こどもの詩 (文春新書)
販売元: 文藝春秋

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読売新聞に掲載された子供の詩の秀作集。選、評をした川崎氏が巻末で「以前はこどもを知らなかったとつくづく思います。すごい生き物です。」と書いているが、その通りだと思った。

大人になりしばらく遠ざかっていたが、子供が投げる目線の、その守備範囲の広さに驚いた。いい詩、とは豊富な語彙力に左右されるものではなく、豊かな感性が現われたカタチそのものなのだ。下は4歳の女の子による詩。

「ちょうちょになって」

ままと いっしょに
ちょうちょになって
おそらをとびたいな
それでね
きれいな おはなに
とまって

「うふふ」って
わらうの

E.E.Cummingsの詩を思い出しました。なぜだか泣ける。他にもきらきらと光る詩が目白押しだ。幼児のつぶやきを周囲の大人が書き留めたものもある。ただ、各作品の後に加えられた寸評が無いほうがより楽しめるのかな、という気もした。同じページに寸評はあるので、眼にはいってしまい、詩の余韻を楽しめないのだ。


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