和書 508072 (348)
さくらえび (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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りぼん時代からのさくら先生のファンでしたが、ここ最近のエッセイは、さくら先生ならではの味がなくなったように思います。
以前は、文章を読んだだけでさくらももこ感が出てるのがわかったんですが、今はもう事実や会話をならべるだけの文章で、誰か別の方が書いたと言われても、納得してしまうかも・・・。
あの独特の会話や妄想(?)なんかが面白かったのに、もうそういった部分はほとんど見られません。
あと他の方も書いてらっしゃいますが、息子さんへのあまりの甘やかし方や、完末のインタビュアーの方の、手放しでのほめっぷりなんかには、さすがに閉口してしまいました。
それでも、父ヒロシや植田さんの願望など、おもしろい話はありましたので、星は二つです。
さくらこ ももこ―わが逝きし子らよ (小学館文庫)
販売元: 小学館
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この本の著者は、俳優として知られているが、2人の子供を生後1年以内足らずで失った体験はあまり知られていない。しかし、この本で見て解るのは、信じられない新生児医療の過信があったことだ。著者は、せっかく4番目、5番目の子供を同時に授かったのに、2人とも新生児医療の過信のせいで1年以内に両方とも亡くしたのだ。そんな大きな悲しみはどんなものだろうか?
恐らく、俳優がここまで辛い体験を語ったことは極めて稀だろう。著者は現在、俳優として活躍を続けているが、このような悲劇があったことを忘れてはならないはずだと思う。
さくらの城 (光文社文庫)
販売元: 光文社
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さくらの鎌倉幽霊事件 (講談社X文庫―ティーンズハート)
販売元: 講談社
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さるのこしかけ (集英社文庫)
販売元: 集英社
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おもしろい経験に失笑します。たのしい本です。
でも、ちょっと悲しくなりました。
インドの物乞いの少年をハエのように追い払うところは、
こころが痛みました。笑えません。
確かに相当あつかましいのかもしれません。
それでもやはり笑えません。つらくなりました。
みんなに施して、すっからかんだよ。なんていうほうが、笑ったかな。
そういうふうにできている (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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本書は、著者の妊娠から出産について書かれており、妊婦の方や出産経験のある方はかなり面白く読
めるのではないだろうか?妊娠中のホルモンバランスの変化による情緒不安定な気持ちや便秘につい
て、出産時の会陰切開など、生々しく書かれた部分もあり妊婦の経験として共感できる部分も多いと思
われる。
端的に言ってしまうと、ちびまる子ちゃんの延長線上にあり、漫画のような勢いで読める出産エッセ
イである。
本編の後に、ビートたけしとの対談が載せられている。スピリチュアルな出来事がメインのテーマ。
ひとりずもう
販売元: 小学館
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単純に面白いとか面白くないでくくれる本じゃないです。
やっぱりこの人は賢いなあと思ったし、考えることの大切さがわかりました。
ももこのいきもの図鑑 (集英社文庫)
販売元: 集英社
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『anan』という雑誌で連載されていたエッセイです。
いきものにからめたエッセイですが、単純なペット日記ではありません。
犬やインコを飼った思い出、秋の味覚サンマを堪能したインド人の話、仕事で対談があったとき、なぜか話題が「シラスはどのようにして捕るのか」になってしまった話などなど。
アユ釣りの話など、父ヒロシの相変わらずの活躍(?)も満載です。
エッセイとして存分に楽しめる内容になっています。
1話が400字詰原稿用紙で約2枚半という長さなので、長々と読んでいるという感覚がありません。
ショートショートのような感じです。
ちょっと時間が空いたな、というときに読んでも、中断したので話の前後がわからなくなったということがなく、良いと思います。
もものかんづめ (集英社文庫)
販売元: 集英社
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世の中に数多くの書物はあるけれど、これほど穏やかに読めるものもない。唯一無二。
本屋に行けばわかるが、推理小説といわず、歴史小説といわず、人はよく死ぬ。
明治以来の文学は「不条理」とか自然主義とかで、やたら暗い。
現代文学では「サイコ系」で精神が変だったったり、気持ち悪い。
SFものにも疲れてきた。だって嘘っぱちだから。
ビジネス向けの本では、やっぱりビジネス欲の固まりだったり、エッセイを見ても、日本を憂いていたり、戦闘的だったり。「ほんと、落ち着かないんだよ。」とちょっと吠えてしまう始末だ。
本はいろいろ目にしてきた。
そんな食傷気味の読者の自分にとって、一服の清涼剤を果たした本書は、いつまでも本棚に飾ってある。
もものかんづめ
販売元: 集英社
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面白い!! さくらさんのエッセイでは初期の頃の作品の方が好きです。
とにかくいちいち面白い文章で書かれていて笑えます。
一話にだいたい10ページ前後あるので読み応えもあり(面白いので読んでると長く感じません)ツボにはまる話もあると思います。
最近の作品に比べるとあとがきも低姿勢な感じで初期エッセイの雰囲気漂います。
もし何か面白い本を読みたいな〜と思っているならぜひオススメしたい作品です♪