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和書 508074 (111)



江戸の園芸―自然と行楽文化 (ちくま新書)
販売元: 筑摩書房

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 本書は、江戸時代の植物を愛する豊かな文化を紹介している。

 本書によれば、当時すでに今では復元不可能な様々な園芸植物が生み出されていた。たとえば、朝顔やカエデなどは非常に高いレベルに達していたという。

 また、江戸は当時すでに100万人が生活していたにもかかわらず、森林が豊かな都市で、道路も、河川も清潔に保たれていたという。
 これは、「共有地の悲劇」を生み出さない仕組みや、廃棄物や糞尿も肥料として珍重していたように徹底したリサイクルの文化がそこにはあったのである。

 多くの文明が森林の破壊とともに消えていったことを考えるとこれは驚くべきことである。
 本書はこれからの持続可能な世界を考えていくにあたり、多くの示唆に富んでいる。




江戸の化粧―川柳で知る女の文化 (平凡社新書)
販売元: 平凡社

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江戸の性愛学 (河出文庫)
販売元: 河出書房新社

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江戸時代の性愛学を書くこの作品、江戸時代の性愛と言う風俗を知るのにはオススメである。庶民だけにとどまらず、大名の姫君の興し入れの際の心得、天皇の性学、遊女など、またそれ以外にもその時代に広まっていた性愛のあれこれを詳しくまとめてある。この分野を学びたい際に読むには良い作品だろう。




江戸の料理史―料理本と料理文化 (中公新書)
販売元: 中央公論社

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 室町期を通じて発展を遂げた日本料理が徐々に庶民生活のレベルにまで根をおろし、独特の文化を開花させた江戸時代の料理文化の在り方を、特に料理本と料理屋に注目して、それぞれの時代相の中で社会状況との関連の中から見ようという意図の下に、1949年に生まれた日本中近世村落史・生活史研究者が、1989年に刊行した新書本。室町時代には、魚鳥中心の(獣肉食忌避)料理法と精進・懐石料理が発達し、今日の日本食の原型が形成されたことに呼応して、庖丁諸流派が成立した。当時の料理書はあくまでも料理の式法を伝えたもので、読者も少数の専門家のみであった。しかし1643年の『料理物語』は、獣肉食を引きずりつつも、鯛の重視、実用性の面で近世的特徴を示し、その後元禄期迄には上層料理技術の集成と伝播を背景に、料理人向けの百科全書的料理書が著され、大都市には武家・上層町人向けの料理茶屋も現れた。やがて享保期には中・下層町人も料理文化に組み込まれ、化政期迄には読み物としての料理本や本格的な料理屋も登場し、「遊び」としての料理文化が爛熟の域に達した。地方にも、未だ飢饉と同時並行ではあれ、人の移動や村の料理人の活躍を経て、徐々に料理文化が根付いていった。しかし天保期以後、内的・外的な要因により「日本料理」は衰退の時代を迎え、やがて明治以降の西欧化により、獣肉食が正式に解禁され、異国料理が本格的に導入される。ここに、純粋培養的に発展した江戸の料理文化は終焉したのである。このように、本書は江戸時代の日本の料理文化(「異国料理」や菓子も含む)を具体例を挙げつつ大局的に見通した本であり、また社会状況との関連に非常に意識的に取り組んでいる。茶の湯・俳諧・本草学等との関連も興味深く、やや専門的ではあるが、読みやすく有益である。なお、実用性が重視され料理の作法についての記述は少ない感がある。





江戸流行料理通〈上〉 (教育社新書―原本現代訳)
販売元: 教育社

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江戸流行料理通〈下〉 (教育社新書―原本現代訳)
販売元: 教育社

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江戸っ子長さんの舶来屋一代記 (集英社新書)
販売元: 集英社

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ある日、両親からの頼まれ物で都内某所のバーゲン会場に行った。バーゲン会場とはいえ、会場には上品な身なりのご婦人が多数、30代・独身むさくるしい風貌の私には不釣合いな雰囲気であった。頼まれ物を見つけ、帰ろうとした時、1足の靴に目が止まった。ついでに自分の物もと思い、試着してみた。靴はイタリア製で、サラリーマンの平均的な月の小遣い?に相当する価格であった。中敷には職人のサインがしてあった。気に入ったので、購入の意思を伝えると、店員の男性から「いい靴なので大事にしてあげてください」と言われた。気遣いに感心した。たかがバーゲン、されどバーゲン、著者である会長の商品に対する想い・哲学が会場の一社員にまで浸透していた。会計を済ませ会場を後にすると、出口の横で茂登山会長が不特定多数の来場者に向かってお辞儀をしていた。今後、これ見よがしに数字やグラフが並ぶビジネス書を読む必要はなくなった。ビジネスは、パソコンからではなく、コミュニケーションから生まれる。このような経営者の下で働く社員は幸せだ。私は関西人だが、江戸っ子には負けた!とここで完敗を認める。




江戸前「握り」 (光文社新書)
販売元: 光文社

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 あら輝に寿司をおまかせで食べに行って、お腹がいっぱいになるまでを描い
た本です。江戸前の寿司をカウンターでたべて、浅妻さんが書かれたように、
寿司屋の大将と話しながら食べる事ができれば、本当に至福の時間が過ご
せると思います。

 寿司を食べて、「至福の時間を過ごした後、お代はおまかせです。」
と大将に言われたら私はいくら払うことが出来るか悩んでしまいました。

 美味しいお寿司が好きなあなたにお勧めの一冊です。




寿司問答 江戸前の真髄
販売元: 筑摩書房

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雑誌「dancyu」で連載され、2002年に新講社から「江戸前寿司一(ピン)の一(ピン)の店を行く」というタイトルで単行本として刊行された作品の文庫版。

「しぶとい味」だとか「夕焼けの味」といった嵐山節ともいえる独特の表現で紹介される一流寿司店の味は、本当に涎が出そうだ。そして、味とともに綴られる職人譚をあわせて読むと「いいもの読ませていただきました」と思わず両手を合わせてしまいそうになる。

本書には寿司の写真はない。そのかわりに、著者の枯れた味わいの挿絵(イラストより挿絵の方がピッタリだと思う)が添えられているのだが、かえって想像力がかき立てられてなんだかムズムズしてしまう。

嵐山光三郎翁の趣味と実益を兼ねた作品だと思うが、普通のライターがこんな一流店ばかりを紹介する作品を書けば、たぶん、読み手に「いいもんばっかり喰いやがって(怒)。職人とママゴトやってんじゃねーよ(怒)」という嫉妬の感情を抱かせるだけの結果になるだろう。

それを「オレも喰ってみたい」と素直に思わせるのは、やはり翁の年の功なのだろう。





江原啓之のスピリチュアル人生相談室 (中公文庫)
販売元: 中央公論新社

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悩み事はかたちが違うから、なかなか参考にはしずらい気がしました。


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