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和書 508074 (216)



心のささえに (講談社文庫)
販売元: 講談社

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子作り爆裂伝 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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出産体験記は女流作家(エッセイエスト)の最終兵器である。男性には逆立ちしても書けないからである。著者の経歴・性格・題名から、さぞや凄まじい内容が綴られていると期待して本書を手に取った。

しかし、書かれている内容は平均的である(私の妻の場合と比較している)。勿論、各場面での言い回しの点や、妊娠中のダンナとのセックスの様子をアケスケに書く辺りは著者らしさが出ているが、全般的に"こりゃスゲェや"という印象は受けなかった。これは著者の書き手としての力量が云々と言うより、妊娠し出産するという行為が如何に崇高かつ神秘的なものであるかという証左であろう。特異な性格で知られる著者も、読者受けする文章を書くという使命より、出産というより大きな使命に従わざるを得なかったのであろう。

"あとがき"で、妊娠中にダンナの浮気を警戒してセックスを小まめに行なっていたのに、結局ダンナが浮気(+借金)をして、出産後ダンナから捨てられたというオチがついたのには、さすがに驚いた。本来なら、作り過ぎじゃないのかぁ、とツッコミを入れたい所だが、そうさせない雰囲気が出産記にはある。そして、そんな悲惨な目に遭っても息子と一緒にいる著者は幸せそうである。母は強し。チョット変った出産体験記を読むつもりが、結局は普遍的な性と生の営みを読むハメになったが、悪い気はしなかった。




コルドン・ブルーの青い空―女ひとり、ロンドンシェフ修業 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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 コルドン・ブルーでの生活や失敗談は楽しく読めたし、周辺の個性的な人々も非常にわかりやすく描写されていた。

 しかし内容は要するにスイーツ(笑)日記。上から目線で周りの人々を眺めているのも気になるし、ところどころ高飛車な表現が鼻につく。コルドン・ブルー卒業後にインターンシップとして勤めたレストランで『チャンスが与えられなかった』と筆者は語っているが、非常に大きなチャンスが与えられていたのに気付かなかったのだろうか。料理人として勤めていながら『ケルプ』がわからない、わかめと昆布の違いが即答出来なかったなどとは失笑の極みである。しかもそれを反省するわけでもなく『チャンスが与えられなかった』と語る筆者には失望を禁じ得ない。他にも、周囲の人間は厳しく批評しながら自分自身には甘い部分が見受けられ、最後まで読むのにひと苦労した。もうこの筆者の作品を読むことはないと思う。




出産は忘れたころにやって来る (講談社文庫)
販売元: 講談社

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少女よ、大志を抱け (講談社文庫)
販売元: 講談社

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好きになったら読む本 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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好きになるにもほどがある (講談社文庫)
販売元: 講談社

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寿司屋のかみさんうちあけ話 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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 某漫画雑誌に著者のエッセイが掲載されているのを読んで,買ってみた。
 ほのぼのとした優しい語り口で,小さな飾り気のない寿司屋の雰囲気がそのまま伝わってくるようだ。
 寿司屋の女将という多忙な日々のかたわら寸暇を惜しんで書き連ねた文章の一つ一つが優れた寿司ネタのように踊り出していて小気味良く,何より御主人やお客さんたち周囲の人々に対する細やかな愛情が感じられてとてもほっとする文章になっている。
 思わず寿司屋ののれのをくぐりたくなるような一冊である。




寿司屋のかみさんおいしい話 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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食物の本っていうと、面白くないものは本当に面白くない。
でもこの本は大好きで何度も何度も読んでいます。
本当にお寿司が好きで、本当に嬉しそうに楽しそうにこの本を書いてらっしゃるんだなーと分かります。
うっかり移動の電車で読んだりすると、お腹が減ってきますね。
読むたび、「お寿司食べに行こうかな」と思わせてくれます。




寿司屋のかみさんお客さま控帳 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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 1999年に中央公論新社から出た単行本の文庫化。新たに2章が書き加えられている。
 安定した面白さである。この人の本を読んできた人ならスッと入り込めるだろう。
 本書では、これまでの著作とは違って鮨そのものにはスポットが当てられていない。むしろ、タイトルにあるとおり、お客さんの色々を紹介するというのがメインテーマとなっている。
 近所の人たち、バブル期の人たち、外国人、総理大臣。実に多彩な顔ぶれだ。しかも、誰を取り上げるか厳選されているから、面白さも抜群。人情味にもあふれていて、ほっとさせられる思いだ。
 楽しい一冊であった。


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