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和書 508076 (185)



セロ弾きのゴーシュ (角川文庫)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

私が一番好きな賢治の作品は、
文句なく「セロ弾きのゴーシュ」です。

なぜなら、
賢治特有の幻想的な世界ではありますが、
人間くさい分かりやすい作品であるからです。
ゴーシュは当初どこか投げやりで、
生活に目標の持てない、
ある意味、身近な若者です。
そこが共感の源なかあと思います。

町外れの水車小屋で、
動物たちとのユーモラスなコミュニケーションの結果、
動物の病気を癒すようなったゴーシュは人間として、そして音楽家として成長します。

青年の孤独の象徴だった水車小屋は、
いつの間にか幸せの場所へと変化します。
ラストシーン、音楽会も成功し、家に戻ったゴーシュの呟きが大好きです。
どんな言葉か知りたい人はぜひご一読を。




ビジテリアン大祭 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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ペギー・スー(2) 蜃気楼の国へ飛ぶ (角川文庫)
販売元: 角川書店

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シリーズ2弾目の今回は、前作ほど怖い内容ではないです。とはいえ、やはり悪夢のような内容。
過酷だし、たくさん人は死ぬし、もちろん命がけ……
そして前作と同じく予想のつかない展開!テレパシーが出来る相棒青い犬が大活躍! さらに、ペギー・スーに恋人が!?
と、読み応えたっぷりの一冊でした。
毎回、こんなにがんばっているのに、ペギー・スーは感謝されないんだなぁ。。
それでも今回は、頼れる相棒青い犬と彼のおかげで、希望の見える内容です☆




注文の多い料理店 (角川文庫クラシックス)
販売元: 角川書店

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 「注文の多い料理店」「どんぐりと山猫」くらいは読んだ事があって、「雨ニモ負ケズ」に感動して、でもその程度で、石川啄木との区別が付かなかったんだけどね。いや今でもあまり区別が付かないんだけどね。どっちも岩手だし夭折してるし。ただ啄木の実物は結構間抜けな人間(褒め言葉)なのに対して、賢治はもろに作品そのままなんだね。作品そのものも良かったけど、解説も良かった。

 童話9編の内、先の2編と「狼森と笊森、盗森」「鹿踊りのはじまり」が分かりやすい童話かな。後は、シュールというかナンセンスというか。でもまぁ、「新刊案内」の「著者の心象中に(中略)実在したドリームランド」であるイーハトヴで起きた物語です、と言われると、妙に納得しちゃうんだよね。いや「納得」するものでもないんだけど、童話って。描かれているものをそのまま受け止めればいいんだから。「これは何を言いたいんだろう?」と勘ぐって読んじゃダメ。イーハトヴで起きた出来事をそのまま紹介しているだけなんだから。

 宮沢賢治の作品を読むと、「大人の為の童話」なんて嘘だと思える。「大人の為」になった瞬間に「童話」でなくなる。妙に良かったです。




ポラーノの広場 (角川文庫―角川文庫クラシックス)
販売元: 角川書店

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機動戦士ガンダムSEED 5 終わらない明日へ (角川スニーカー文庫)
販売元: 角川書店

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全5巻読みました。
キャラクターの心理、MS、背景などといった細かくて
アニメでは伝わりきらなかったところがわかりやすく描かれていました。
中盤のアークエンジェルの行方や、
サイ、ミリアリア、カズイといったクルー達の葛藤なんかは読み応えがありました。
核や遺伝子の問題など、現在我々が抱える問題を取り入れているのも考えるものがあります。
しかし最終的にこの物語は何を伝えたかったのだろうか?
友情や愛を散りばめているのはわかるが、肝心の根っこの部分がわからなかった。
結局キラ、アスラン、ラクスのお花畑的な展開で終わったという印象を受けた。




シェアード・ワールド・ノベルズ 百鬼夜翔 真夜中の道化師 (スニーカー文庫)
販売元: 角川書店

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トラブルシューター シェリフスターズ MS mission05 (角川スニーカー文庫)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 急展開であっさり片付いた印象の本シリーズ完結編。
 できればもう少し膨らませて2冊ぶんくらいにして欲しかった気がします。たとえばザコキャラにも個性的なのを配して、味方に加わるのが増える、とか。そうすればこの後に第二部が続くのかな?という期待も持てて楽しみが増したと思うのですが。

 既存のキャラだけでうまくまとめました、的な感がありました。それが少し不満といえば不満です。
 最終シーンに残る余韻も悪くないし、軽妙な文体の神坂節はじゅうぶんに発揮されているので、楽しく読めました。




月巫女のアフタースクール (スニーカー文庫)
販売元: 角川書店

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 悪くはないけど、微妙な出来というべきか。
 もう一人、核となる登場人物、相棒みたいな存在がいれば、もう少し違った雰囲気を出せたと思うけど。
 故に、主人公に感情移入できないとちとツライ。
 こういう真っ直ぐな主人公の身体にあった物語って感じで、その点は好感触ですが。

 でも一番の難点は、単純に単語が恥ずかしい。
 月巫姫(カグヤヒメ)とか迦具夜学院(カグヤアカデミー)とか、その他もろもろ。
 これはちょっと……ねぇ。




ディバイデッド・フロント(2) 僕らが戦う、その理由 (スニーカー文庫)
販売元: 角川書店

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前作での負傷から回復し、仲間の元へ戻った英次が見たものは…
憑魔に囲まれる仲間達…と思いきや、実は自衛隊広報部のPRビデオ作りの撮影現場だった。
ビデオと現実のギャップに、悩みながらも撮影を続けるイコマ小隊の面々。

そして撮影部隊のチーフ進藤二尉は撮影の他に、何やら嗅ぎ回っている様子。進藤二尉が追い求める秘密とは、そしてイコマ小隊古参組がひた隠そうとする、隔離戦区内のタブーとは…

そんななか、隔離戦区内各地で再び憑魔の大量発生が起こる。
襲撃される撮影部隊、分断されるイコマ小隊。
そして、英次も目にすることとなる隔離戦区のタブーとは…

毎回、よく練られたストーリーラインと人物設定。人を引き込ませる、心理描写と人間関係。
読み始めるとあっという間に、引き込まれる良い本だと思います。


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